明治安田生命 外貨建・エブリバディプラス/ 外貨建て終身保険の予定利率・保険金・保障を評価 レビュー

明治安田生命 外貨建・エブリバディプラス
オススメ度:
2
保険会社:
明治安田生命
名称:
外貨建・エブリバディプラス
通貨:
米ドル・豪ドル
支払方法:
一時払い
予定利率:
米3.8% 豪3.4%
特徴:
みなさまの様々な思いに応えます

明治安田生命 外貨建・エブリバディプラスは健康告知不要のわりに高利率?

外貨建・エブリバディプラスは明治安田生命の一時い外貨建て終身保険で、金融機関窓口でのみ契約できる保険だ。金融機関は三菱UFJ銀行・みずほ銀行の他に、各県の地方銀行・信用金庫でも契約できる。冠名に外貨建と入っていることから分かるように円建てのエブリバティプラスもある。以下、外貨建・エブリバディプラスの概要を記載し他社の保険と比較する。

まず、この保険は一般的な外貨建て終身保険と同様に、保険料を円で支払って外貨(米ドルor豪ドル)で運用される。死亡時には死亡保険金、解約時には解約返戻金が外貨で受け取れる。一般的には契約から1年後に死亡しても死亡保険金は保険料も大きいことが多いが、この保険は5年目までは保険料と同額程度に抑えられる。

明治安田生命 外貨建・エブリバディプラスの仕組み・予定利率・返戻率・解約返戻金(解約払戻金)・死亡保険金など

その代わりに5年目には大きく増額され、さらに10年後には予定利率が最低保証の0.5%を上回っていると一段と増額される。あらかじめ死期を悟っている人の加入を阻む低解約返戻金よりも厳しい仕組みだが、この仕組みによって健康告知が不要で職業告知だけで加入できるメリットが出てくる。もちろん災害等による不慮の死亡であれば5年経過後と同様の死亡保険金が受け取れる。

注意すべきは5年目まで死亡保険金が一時払い保険料と同額が保証されるとはいえ、あくまで外貨建てでという条件が付く点だろう。為替が円高に振れていれば損失になる可能性も十二分にある。さらに災害ではなく何らかの病気が保険の契約後に発症する可能性も否定はできない。平均寿命から考えて遅くとも70歳ぐらいまでには加入しておいた方が賢明だろう。

ちなみに解約返戻金は死亡保険金とは異なり、契約後から右肩上がりで順調に増えていく。ただ、こちらも外貨建てのため、年利で増えていく分を帳消しにする程の円高とる可能性がある。解約返戻金は数年経過して契約時よりも確実に円安になった局面で検討すべきだろう。

次に下図では、各社の外貨建て終身保険(予定利率変動型)を選択できる通貨・契約できる年齢・予定利率の更改時期・支払い方法・死亡保険金の増減・為替手数料・予定利率・最低保証の予定利率等で比較した。いずれも為替レートの変動は度外視して計算している点に注意してほしい。また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し顧客満足度面も考慮した。

名称 日本生命
GOLD2
第一F
プレゼント
メットライフ
スマート
メットライフ
Be with
三井住友
しあわせ
マスミュー
MS3
三井生命
フラット
明治安田
エブリ
マニュライフ
こだわり
契約年齢 15~90歳 40~90歳 6~75歳 0~100歳 0~87歳 50~87歳 0~75歳 20~85歳 20~80歳
通貨 米豪 日米豪 米豪 米豪欧 米豪 米豪 米豪 米豪
為替手数料 50銭 50銭 50銭 50銭 50銭 50銭 25銭 50銭 50銭
支払方法 一時払 一時払 月払 一時払 一時払 一時払 月払 一時払 月払い
予定利率
更改
10年 10-30年 毎月 毎月 10年 20-25年 毎月 10年 毎月
死亡保険金
増減
漸増 2段増 一定 2段増 漸増 2段増 2段増 2段増 一定
苦情率 0.04% 0.07% 0.15% 0.15% 0.08% 0.25% 0.15% 0.07% 0.13%
予定利率
米ドル
2.8% 3.0% 3.2% 4.6% 2.8% 4.1% 3.2% 3.8% 3.4%
予定利率
豪ドル
2.3% 1.8% - 3.0% 2.3% 2.9% 3.2% 3.4% 2.7%
最低保証 0.01% 0.50% 3.0% 2.0% 0.01% 0.50% 1.5% 0.5% 2.0%
外貨建て終身保険の比較表(日本生命・第一フロンティア生命・メットライフ生命・三井住友プライマリー・マスミューチュアル生命・明治安田生命・三井生命・マニュライフ生命

上図で右から2番目の明治安田生命 外貨建・エブリバディプラスだが、選択できる通貨は米ドル・豪ドルで一時払いのみとなっている。死亡保険金は前述の通り契約から5年は抑えられるが、他社でも第一フロンティア生命のプレミアプレゼントなども同様の仕組み(健康告知不要)となっている。苦情率は社全体の数値だが他社よりも低めのため、商品内容の説明は元より顧客対応などでも一応は安心感がある。

予定利率は現在は米ドルで3.8%で他社と比較して高い部類に入るがトップではない。一方で、豪ドルの3.4%は他社と比較しても高く上図ではトップのため豪ドルの方がお得感がある。どちらも同じ健康告知不要型の第一フロンティアよりも利率が高い点は評価できる。ただ、第一フロンティアは保険金額が抑えられるのは2年間だけのため、利率と天秤にかけることになる。

結論としては、健康告知不要型で外貨建終身を探している人なら悪くないかもしれない。特に豪ドルコースなら利率が高いのもプラスだ。とはいえ死亡保険金に関しては他社よりも厳しい点を忘れずにおきたい。健康告知不要型とはいえ何かしらの病気の不安があるにしても、5~10年は確実に生存しているであろう自信が欲しいところだ。他方で健康告知が無関係なら他社の保障がある外貨建終身や、利率が高いものも検討した方がいいだろう。