チューリッヒ ネット専用自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

チューリッヒ保険
オススメ度:
4
保険会社:
チューリッヒ保険
名称:
ネット専用自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
3,000km以下~15,000km以上の5区分で割引
オリコン:
2位(75.6点) / 17社中
特徴:
リーズナブルな保険料で、業界最高レベルのロードサービスを提供します

チューリッヒ ネット専用自動車保険は保険料重視でも事故対応重視でも!

チューリッヒ保険は、スイスのチューリッヒに本社を構えるチューリッヒグループの1社だ。通販型自動車保険ではソニー損保に次ぐシェアで、三井ダイレクトを抜いて2位になった。とはいえ東京海上・損保ジャパン日本興亜等の大手の10分の1以下の規模だ。以下でチューリッヒのネット専用自動車保険の概要を記載し他社と比較する。

まず抑えておきたいのが、同社の自動車保険は通常の自動車保険(スーパー自動車保険)と、ネット専用の自動車保険がある点だ。ネット専用自動車保険はスーパー自動車保険よりも一段と安くなる。ややこしいのは公式HPからだとスーパー自動車保険になり、ネット専用という冠が付いている公式HPからだとネット専用自動車保険になる点だ。一括見積もりサイトからでもネット専用になるようだが、気になるようなら一応は確認した方が賢明だ。

チューリッヒ保険の自動車保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

まず保険料についてだが、ネット専用だとリスク細分化とダイレクト販売による中間マージンの削減によって安くなると公式HPでは謳われている。実際、後述の30歳の平均モデルだと、スーパー自動車保険の23,000円が、ネット専用であれば約6,000円ほど安くなる。ただ、同社のスーパー自動車保険でも同じ記述がされており、それだけが本当の理由か邪推したくなる。

一般的な代理店のマージンが20~30%だが、チューリッヒは元々がダイレクト販売で契約を稼いでいるため答えにはならない。そうなるとCM等を見て契約したくなった人は通常の自動車保険、一括見積もりサイトで保険料重視でチューリッヒを契約しようとした人はネット専用に引き込んでいる可能性も無くはない。完全に下衆の勘ぐりかもしれないが。。。

補償・ロードサービス等は、目的地のホテルなどのキャンセル費用補償や、ペットホテルの補償、応急処置の時間制限なし(他社は30分が多い)点などが特徴に挙げられる。ただ、ネット専用では応急処置が30分に限定・バッテリー上がり・給油を有料にする等で縮小されている。そもそもロードサービスが契約から外せるようになったりと、更に保険料が削れるようになっている。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
損ジャ
日本興亜
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km

60km
○ ※
300km

50km

100km

180km
ゴールド
免許割引
走行距離 - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 4位 3位 12位 8位 11位
JDパワー 3位 8位 9位 1位 5位 6位 11位 2位 4位
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 2,264件 976件 3,160件 11,781件 19,014件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \74,840 \73,130 \54,250 \81,450 \74,500
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \31,910 \40,220 \24,070 \47,730 \43,190
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \32,380 \31,400 \24,340 \43,690 \37,420
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \34,240 \29,000 \23,730 \44,660 \37,690
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \34,240 \31,110 \26,650 \48,010 \41,460
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で左から4番目のチューリッヒだが、前述したようにロードサービスは通常のスーパー自動車保険よりも削られているものの、基本的な補償は存在する。また、オリコンの満足度調査では2位と高評価で、JDパワーの事故対応満足度の調査では堂々の1位になっている。しかし、これらの調査ではネット専用とスーパー自動車保険を分けたものではなく、あくまで会社としての評価でしかない。今後、2つに格差が出てきたりネット専用による収益悪化でサービス劣化という可能性も否定はできない。

平均モデルでの保険料のシミュレーション比較では、SBI保険を抑えて最安値になっている。ロードサービスの質が下がるにしても、この他社との差額は大きく無視できるものではない。保険料の安さでは日本一といえるが、残念ながら21歳ブルー免許だと他社よりも保険料は高い。20代前半orブルー免許で保険料重視ならSBI損保や三井ダイレクトも検討する必要がある。

結論としては、保険料重視なら間違いなくオススメの保険といえそうだ。事故対応などのサービス面も重視したい人も悪くはないだろう。ただ、ここまでに記述したように今後や対応について不安が無いわけではない。数年前まではJDパワーの事故対応満足度で、チューリッヒは14位と散々な順位だったこともある。これから再び悪化していく可能性もあるため、過度に信頼し過ぎることなく契約するか考えた方がいいだろう。