アクサダイレクト 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

アクサダイレクト
オススメ度:
2
保険会社:
アクサ損害保険(アクサダイレクト)
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
5,000km未満~10,000km以上の3区分で割引
オリコン:
6位(74.8点) / 17社中
特徴:
あなたに必要な補償を選べるから保険料も必要な分だけ。

アクサダイレクト 自動車保険は確かに保険料は他社より安いが!?

アクサ損害保険は、世界57カ国で展開し1億人以上の契約者を誇るアクサグループの一角を占める会社だ。現在、通販型(ネット申込)の自動車保険ではトップ5に入るシェアだが、東京海上・損保ジャパン日本興亜などの大手の10分の1以下の規模でしかない。以下でアクサの自動車保険の概要を記載し他社と比較する。

まず、最近になって拡大されたインターネット割引についてだが、かつては1万円の割引が適用されるのは年間保険料が10万円近くの人だけだった。それが55,000円の人まで適用範囲が拡大され、55,000円未満の人でも割引額が拡大されるようになった。それ自体はポジティブなのだが、ソニー損保などは一律1万円という点を鑑みると、まだ物足りない感は否めない。

アクサダイレクトの自動車保険料の仕組み・ロードサービスなどのサービス

実際の保険料の他社との比較は後述するとして、補償の中身を見ていくと、特に他社よりも秀でている面は無いように見える。逆にいえば、無難に補償は揃っているともいえる。

補償内容で強いて挙げるとすれば、アクサ安心プラスという特約だろう。搭乗者・同乗者の怪我の補償としての保険金が2倍になるのは他社でも見かけるが、家事労働ができなくなった場合に1日あたり5000円の保険金が支払われたり、ケガの傷跡を消すための形成手術の費用を補償するというのは他社でも無いことが多い。さらにペットプラスではペットと乗車中にペットが死傷したら葬祭費用保険金・治療費用保険金が受け取れる。いずれも搭乗者傷害保険を付帯しないと付けられない点に注意が必要だ。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
損ジャ
日本興亜
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km

60km
○ ※
300km

50km

100km

180km
ゴールド
免許割引
走行距離 - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 4位 3位 12位 8位 11位
JDパワー 3位 8位 9位 1位 5位 6位 11位 2位 4位
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 2,264件 976件 3,160件 11,781件 19,014件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \74,840 \73,130 \54,250 \81,450 \74,500
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \31,910 \40,220 \24,070 \47,730 \43,190
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \32,380 \31,400 \24,340 \43,690 \37,420
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \34,240 \29,000 \23,730 \44,660 \37,690
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \34,240 \31,110 \26,650 \48,010 \41,460
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で左から2番目のアクサダイレクトだが、補償内容は基本的に他社と差がないもののバッテリー上がりのジャンピングの回数が保険契約期間中(1年)で1回に限定されている。定期的に乗車しているなら1年間に何度もバッテリーが上がらないだろうが、あまり乗らない人は念のため注意しておきたい。また、オリコンの総合満足度調査で6位、JDパワーの事故対応満足度では8位とランキングは高くはない。実際に契約している人が低評価にしている点で一抹の不安がある。

保険料のシミュレーション比較では、チューリッヒは別格として2番手のSBIとの差は少額だ。他社と比較して保険料が安いのは間違いない。ただ、40代から50代にかけて保険料が値上がりするため、そのタイミングで既に契約中の人は解約を検討してもいいかもしれない。

結論としては、補償は一通り揃って保険料も確かに安いが、顧客満足度からしてイマイチな保険だ。ただ、保険料重視なら見積りをとる価値はある。自分が選択した補償内容によっては他社を逆転する可能性もあるだろう。その際にはアクサよりも保険料が割安なチューリッヒ(ネット専用)やSBI損保との比較は必須だ。逆に事故対応に重きを置くなら、ソニー損保や東京海上を視野に入れて検討するのが良いだろう。