イーデザイン損保 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

イーデザイン損害保険
オススメ度:
3
保険会社:
イーデザイン損害保険
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
3,000km以下~10,000km超の4区分で割引
オリコン:
4位(75.4点) / 17社中
特徴:
事故解決のプロフェッショナル

イーデザイン損保 自動車保険は保険料は僅かに他社よりも高いが!?

イーデザイン損保は、東京海上グループの一員として自動車保険をダイレクト販売で募集している。設立は2009年で、ソニー損保や三井ダイレクト等が1999~2000年に設立した点を考えれば後発といえる。以下でイーデザイン損保の自動車保険の概要を記載し他社と比較する。

まず取り上げたいのが、イーデザイン損保が大きく謳っている保険料の無事故割引だ。これは通販型自動車保険では同社が唯一で、無事故の年数が長くなるほどに保険料が安くなる。もちろん継続割引・等級制度に加えて適用される割引のため、等級が20等級まで行き着いた人でも保険料が5%割引まで年々下がっていく。

イーデザイン損保の自動車保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

じきに他社も同様の割引で追随するだろうが、無事故割引は今のところはアピールポイントではある。ただ、後述する他社との比較を見ると、無事故割引だけではトップクラスの安さを誇る自動車保険には及ばない。それよりは走行距離の区分が他社より1段階多い点に注目した方がいい。他社に無い15,000~20,000kmの区分に当てはまる人は、他社の無制限クラスの保険料が適用されないため他社よりも安くなる可能性がある。

補償面では無料のロードサービスなどが他社同様に付帯しているが、女性の顔特約が他社に無い特徴として挙げられる。傷跡が残ると保険金が受け取れる特約は他社にもあるが、女性の顔に限定して、さらに10万円ではなく30万円が受け取れるのは珍しい。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
損ジャ
日本興亜
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km

60km
○ ※
300km

50km

100km

180km
ゴールド
免許割引
走行距離 - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 4位 3位 12位 8位 11位
JDパワー 3位 8位 9位 1位 5位 6位 11位 2位 4位
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 2,264件 976件 3,160件 11,781件 19,014件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \74,840 \73,130 \54,250 \81,450 \74,500
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \31,910 \40,220 \24,070 \47,730 \43,190
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \32,380 \31,400 \24,340 \43,690 \37,420
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \34,240 \29,000 \23,730 \44,660 \37,690
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \34,240 \31,110 \26,650 \48,010 \41,460
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で真ん中近辺のイーデザイン損保だが、ロードサービスに一抹の不安がある。一般的なサービスは付帯しているが、バッテリー上がりの補償は1回、さらに自動車事故の際に緊急の宿泊費や帰宅費は補償の範囲外で、宿泊先・帰宅方法の案内に留まる。案内だけなら今ではスマホで事足りるため利用価値は無い。

当然それだけではないが、オリコンの総合満足度調査では4位で、一時期の1位からランクダウンしている。さらにJDパワーの事故対応満足度の調査も2位から5位になっている。実際の利用者からすると不満点が増えている傾向にあるだろう。平均モデルでの保険料のシミュレーション比較では、本体の東京海上よりは安い保険料だが、他社の通販型自動車保険と比較すると安くはない。5%以上の金額差があるため、無事故割引がフルに適用されても他社の方が保険料は安くなる。

結論としては、総合的に見ればバランスが取れた悪くない保険といえそうだ。東京海上・ソニーよりも事故対応には不安は残るが、その分だけ保険料は安い。逆に保険料はSBI・アクサなどよりは高いが、その分だけ事故対応は良いと考えるといい。中途半端な印象も受けなくはないが、中庸の良い保険といっても差し支えはないだろう。