東京海上日動 トータルアシスト自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

東京海上日動火災保険
オススメ度:
3
保険会社:
東京海上日動火災保険
名称:
トータルアシスト自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
なし
オリコン:
8位(74.5点) / 17社中
特徴:
3つの基本補償と3つの基本特約で安心をお届けします

東京海上 トータルアシスト自動車保険は良質な事故対応が期待できる?

東京海上は三井住友海上あいおい損保ジャパン日本興亜を抑えて、単独では自動車保険の国内トップシェアを誇る。また、東京海上グループにはでダイレクト販売型のイーデザイン損保があるが、本項では東京海上本体の自動車保険(トータルアシスト自動車保険)について概要を記載し、他社の自動車保険と比較する。

まず保険料だが、年齢・車種・地域・免許証の色等によって算出されるが、走行距離によって保険料が割安にはならない。最近では逆に珍しい存在で、普通に考えれば保険料には不利に働く。ただ、走行距離が長い人で1万キロを軽く超えて1.5万キロを超えるようだと東京海上の方がネット系の自動車保険よりも安くなる。

東京海上のトータルアシスト自動車保険の保険料割引・ロードサービス等

また、年齢の区分は30歳未満から30代・40代・50代・60代・70歳以上まで区分が設けられている。70歳以上まで区切られているのは珍しい。こちらは走行距離とは逆に保険料にはネガティブに働き、70代以上で明確に保険料が高くなるため注意したい。とはいえ、昨今では高齢者の交通事故がマスコミでピックアップされているだけに、当然といえば当然の流れなのかもしれない。

補償面では、特約に入院特約や自転車保険を付帯できるなど充実している。ロードサービス面では無料レッカー移動や故障時の応急サービス等の一般的なサービスは付帯している。レッカーの無料距離も指定外でも100km程度と安心感がある。また、ロードサービスはJAFと契約して任せている場合には、JAFの作業が基本サービスを超過した場合の追加費用を、東京海上が負担して費用が割安になる仕組みを採用している。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
損ジャ
日本興亜
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km

60km
○ ※
300km

50km

100km

180km
ゴールド
免許割引
走行距離 - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 4位 3位 12位 8位 11位
JDパワー 3位 8位 9位 1位 5位 6位 11位 2位 4位
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 2,264件 976件 3,160件 11,781件 19,014件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \74,840 \73,130 \54,250 \81,450 \74,500
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \31,910 \40,220 \24,070 \47,730 \43,190
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \32,380 \31,400 \24,340 \43,690 \37,420
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \34,240 \29,000 \23,730 \44,660 \37,690
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \34,240 \31,110 \26,650 \48,010 \41,460
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で右から2番目の東京海上のトータルアシスト自動車保険だが、ロードサービスはJAF会員であるケースも想定されているが特に他社に劣る印象はない。オリコンの総合満足度では8位と低いが、JDパワーの事故対応満足度の調査では2位と高い。かつては7位と微妙な順位だったが、今では事故対応については信頼が置ける。同じ東京海上グループ品質を謳うイーデザイン損保と比べても、やはり本丸の方が対応が良い点はさすがだ。

ただし、平均モデルを使った保険料のシミュレーション比較では、他社よりも明らかに高額な保険料だ。特に20代ブルーの保険料が高い点、さらには年齢区分によって上下する点に注意が必要だ。30代から40代にかけて保険料が安くなっていくが、50代から上昇し60代・70代と保険料が高くなっていく。

結論としては、多少の保険料を犠牲にしてでもサービスの質を追求するなら良い保険といえる。それでも20~40代で気に入って契約したとしても、いずれは年を追うごとに保険料が上昇して家計の負担になる点は忘れずにおきたい。その際にはネット系の自動車保険に変更するか、すっぱりと自動車から降りる必要がある。また、考え方によっては同じ東京海上グループのイーデザイン損保にして、保険料を割安にするという考え方もできそうだ。