SBI損保 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

SBI損保の自動車保険
オススメ度:
1
保険会社:
SBI損害保険
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
5,000km以下~無制限の4区分で割引
オリコン:
12位(73.9点) / 17社中
特徴:
SBI損保の自動車保険なら納得の保険料

SBI 自動車保険の保険料の安さの裏に隠れるものは事故対応力か!?

SBI損保は、SBI証券・住信SBI銀行などを抱えるSBIグループの中で、自動車保険などの損害保険分野を担い各保険を販売している。価格破壊・格安が信条のSBIグループらしく保険料は安く、オリコン・価格コムなどの"保険料"に関する分野で例年1位をとっている。以下、同社の自動車保険の概要を記載し他社と比較する。

まず保険料だが、後述の比較表を見てもらえば分かるように確かに他社よりも安い。しかし、保険料が安い理由に挙げられているダイレクト販売だから云々は他社にも当てはまることであるし、各種割引を見ても特に珍しいものはない。SBIだからといって代理店の販売手数料が高い(そもそも代理店経由で販売してないが)ことも考えにくい。

SBI損保の自動車保険の保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

ただ、各種割引は項目こそ珍しくはないが、その割引率は他社よりも確かに大きい。例えばゴールド免許による割引も他社は10%程度が多いが、SBI損保だと最大19%と倍近い。その他の運転者限定割引・新車割引などを見ても割引率は大きい。

その分だけ他社よりも保険料が安いという可能性は十二分にあるのだが、それよりは人件費も相当に削っている分だけ安い可能性を考えたい。特に事故対応は近年はランキング下位におり、事故対応の人件費・教育費すらも削って安さを演出している可能性がある。もちろん薄利多売の低利益率で何とかやりくりしている可能性も否定できず、下衆の勘ぐりに終わるかもしれないが。。。

補償・ロードサービスは一通り揃っており、大抵のトラブル時の応急処置は付いている。ただ、ロードサービスの緊急対応は30分以内のみ無料、ガス欠時のガソリン補給も保険期間中1回と絞れる点は絞っている。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
損ジャ
日本興亜
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km

60km
○ ※
300km

50km

100km

180km
ゴールド
免許割引
走行距離 - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 4位 3位 12位 8位 11位
JDパワー 3位 8位 9位 1位 5位 6位 11位 2位 4位
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 2,264件 976件 3,160件 11,781件 19,014件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \74,840 \73,130 \54,250 \81,450 \74,500
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \31,910 \40,220 \24,070 \47,730 \43,190
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \32,380 \31,400 \24,340 \43,690 \37,420
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \34,240 \29,000 \23,730 \44,660 \37,690
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \34,240 \31,110 \26,650 \48,010 \41,460
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で右から3番目のSBI損保の自動車保険だが、搭乗者保険のみならず人身傷害保険を外したり対物賠償を500万円まで減額できる。それにより保険料は激安にできるが、対物賠償は事故後の人生を返済に充てて棒に振る可能性があるため500万円に設定するのは止めた方がいい。ただ、人身傷害を付帯して対物賠償を無制限にしたとしても、保険料は他社よりも相当に安い。さすがに保険料で満足度ナンバー1をとっているだけある。さらに特に50代の保険料だと他社との差が広がるため要注目といえそうだ。

しかし、オリコンの自動車保険総合ランキングで12位、JDパワーの事故対応満足度の調査では11位と低評価なのは見逃せない。事故満足度が低いのは例年ではあるが、総合ランキングまで下がったとなると、それ以外のサービス面でも契約者からは不満が上がってきているのかもしれない。

結論としては、とにかく保険料を限界まで安くしたい人には薦められそうだが、事故対応にも相応の対応を求める人なら保険料を多少犠牲にしてでも、他社を選んだ方が賢明といえそうだ。一部の案件・担当者によって評価が著しく低い可能性もあるが、それにしても調査で長らく下位という点を考慮すればサービスを改善する気も薄いのだろう。何にせよ保険料の安さの裏の面も、十分に勘案して契約すべき保険といえそうだ。