セゾン自動車火災保険 おとなの自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

セゾン自動車火災保険のおとなの自動車保険
オススメ度:
3
保険会社:
セゾン自動車火災保険
名称:
おとなの自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
5,000km以下~15,000km超の4区分で割引
オリコン:
3位(75.5点) / 17社中
特徴:
事故率の低い40代・50代の保険を割安に!

セゾン おとなの自動車保険は40代は微妙だが50代なら良い保険か!

おとなの自動車保険は、セゾン自動車火災保険が2011年から販売を開始した自動車保険だ。それまでのセゾンの自動車保険の年齢区分は35歳以上が最高年齢だったが、顧客からの要望を受けて40代・50代向けに保険料を割安にした。以下で同社の自動車保険の概要を記載し他社と比較する。

まず保険料だが、最大のポイントは事故率が低いとされる40代・50代の保険料が割安な点だ。さらに60代でも急激な保険料の上昇がないとしている。確かに年齢以外の車種・地域などを同条件にすれば、30代よりも40代・50代の方が1万円近く保険料が割安だ。

セゾン自動車火災保険・おとなの自動車保険の保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

ただ、そもそも20~30代の保険料が他社よりも高いため(後述の図を参照)、その分だけ安く見えるだけという可能性もある。裏を返せば20~30代にシワ寄せしているだけとも考えられなくはない。下衆の勘ぐりかもしれないが。。。ただ、安いのは当社比であって、他社との比較では最安ではないのは間違いない。

補償は一通り揃っており、イーデザイン損保のセコム駆けつけに対してセゾンはアルソックとなっている。ロードサービスは一般的なものに加えてレッカー移動距離が最大300km、ガス欠時の給油が1年目から無料と充実している。しかし、そもそもロードアシスタンス自体がオプションであり追加費用が必要となる。40代・50代ならJAF等に加入している人もいるためだろう。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
損ジャ
日本興亜
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km

60km
○ ※
300km

50km

100km

180km
ゴールド
免許割引
走行距離 - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 4位 3位 12位 8位 11位
JDパワー 3位 8位 9位 1位 5位 6位 11位 2位 4位
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 2,264件 976件 3,160件 11,781件 19,014件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \74,840 \73,130 \54,250 \81,450 \74,500
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \31,910 \40,220 \24,070 \47,730 \43,190
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \32,380 \31,400 \24,340 \43,690 \37,420
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \34,240 \29,000 \23,730 \44,660 \37,690
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \34,240 \31,110 \26,650 \48,010 \41,460
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で右から4番目の「セゾン おとなの自動車保険」だが、前述したようにロードサービスは悪くはないが、特約の費用が発生するため注意したい。保険料シミュレーションでは、他社がロードアシスタンスを自動付帯にしているため、ロードアシスタンスはアリにしているが、ナシなら約1,800円が節約できる。それでも一部の他社の自動車保険よりも保険料は高いが、50代なら他社に肉薄するレベルまで接近する。ちなみに60代から保険料が急激に上昇しないと謳っているが、他社には同額に近いものもある中で10%近い上昇をしている。

一方でオリコンの満足度調査では6位と悪くなく、JDパワーの事故対応満足度の調査では6位と健闘している。かつては12位と低調で事故対応にかなりの不安があった。しかし、順位が大きく前進したことを考えると、ここ数年で事故対応が大きく改善された可能性がある。

結論としては、50代で保険料を節約したい人ならオススメできそうで、40代でも保険料が少し他社より高めだが検討の余地はあるだろう。その反面、20~30代は敬遠すべき保険であるのは間違いなく、保険料を限界まで引き下げたい人や保険料より補償・事故対応を充実させたい人には向かない。その点を踏まえたうえで検討するといいだろう。