共栄火災海上保険 KAPくるまる/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

共栄火災海上保険
オススメ度:
1
保険会社:
共栄火災海上保険
名称:
KAPくるまる(総合自動車保険)
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
割引なし
オリコン:
13位(73.6点) / 17社中
特徴:
あなたやご家族を守り続ける、いつでも安心できる自動車保険です

共栄火災海上保険 KAPくるまるは保険料はさておき一部地域の人は?

共栄火災海上保険は農協や中小企業を中心に顧客を持ち、現在は東京海上グループの一員となっている。農林中金・信金中央金庫が出資している関係もあり、JAとも密接な連携をとっており、農林水産業の活発な北海道・東北・北陸・九州でのシェアが高い。以下、同社の自動車保険の概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

まず保険料だが、算出には他社同様に年齢・車種・地域・免許の色が加味されるが、年間走行距離は保険料には無関係だ。東京海上などの他の代理店型の自動車保険と同様に、年間走行距離が15000キロを超えるようなら、ネット系の自動車保険よりも保険料が安くなる可能性がある。

共栄火災海上保険 KAPくるまる(総合自動車保険)の保険料割引・ロードサービス等

その他に保険料に関するものには、各種割引項目があるが、新車割引・ASV割引・ハイブリッドカー及び電気自動車割引といった定番のものが揃うに留まる。他社には無いこともある割引には、リサイクル部品使用特約がある。車両保険の加入と事故からの修理に新品パーツではなくリサイクルパーツの使用を認めることで、保険料が4%割引になる。外部パーツでなく内部のパーツであればリサイクルでも見た目には分からないため検討の余地はある。

また、他社同様にロードサービスが付帯してはいるが、無料レッカー移動のみ自動付帯で、それ以外の故障時の応急サービスなどはオプション扱いという点に注意が必要だ。それもレッカー移動は、他社のように距離ではなく15万円相当、現場修理サービスも30分と区切りがある点も覚えておく必要がある。

下図では各社の自動車保険を、対人賠償対物賠償人身傷害・バッテリー上がり・レッカー移動の距離等の補償内容と保険料で比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度、参考までに苦情数で比較した。保険料は21~60歳でプリウスで、自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を9,000キロでシミュレーション比較した。21歳のみブルー免許で他はゴールド免許とし、保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
ネット専用
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
共栄火災
くるまる
セコム
マイカー
対人賠償
対物賠償 減額可 減額可 減額可
人身傷害 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外 車内or車外
バッテリー
上がり

期間中1回

期間中1回

期間中1回

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

50km

100km
○ ※
300km

50km

100km

15万円

100km
ゴールド
免許割引
走行距離 - - -
オリコン 1位 6位 7位 2位 3位 12位 8位 13位 15位以下
JDパワー 3位 8位 9位 1位 6位 11位 2位 対象外 対象外
苦情数 5,497件 2,258件 735件 1,486件 976件 3,160件 11,781件 2,750件 101件
21歳 \76,820 \65,710 \55,900 \65,500 \73,130 \54,250 \81,450 \98,270 \63,850
30歳 \36,460 \26,790 \28,760 \17,600 \40,220 \24,070 \47,730 \49,850 \30,950
40歳 \36,330 \26,070 \25,840 \19,960 \31,400 \24,340 \43,690 \43,710 \28,740
50歳 \36,380 \27,880 \25,120 \19,900 \29,000 \23,730 \44,660 \43,150 \28,340
60歳 \37,380 \29,750 \28,290 \20,650 \31,110 \26,650 \48,010 \50,760 \30,090
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・共栄火災・セコム損保)

上図で右から2番目の「共栄火災海上保険 KAPくるまる」だが、オリコンの総合満足度では総合10位と低くく、JDパワーの事故対応満足度ではサンプル数不足から調査の対象外となっている。ただ、オリコンの総合満足度は50代以上に限れば7位、「調査・認定結果」部門でも8位とトップ10に入る。同社の主要契約者が農業などの特定の業種・地域に偏っている点を考えれば、どちらに重きを置くかは判断が難しいところだ。

ただし、平均モデルでの年間保険料のシミュレーションでは、他社の自動車保険よりも保険料が高額なのは明らかだ。同じ代理店型の東京海上とは差がないため、無難な金額ともいえなくはない。とはいえ、50代から60代への保険料の上げ幅は目を見張るものがあるため、年齢の上昇と共に保険料が家計の負担が大きくなっていきそうだ。

結論としては、保険料はさておき北海道・東北・北陸・九州の一部地域であれば検討の余地があるかもしれない。数年前まではオリコンでも事故対応で上位の高評価を得ており、事故対応が想像以上に良い可能性もある。例えば、地の利を活かして積雪時の事故の対応などで他社よりもスピーディー・丁寧という可能性がある。人によっては一度は話を聞くか問い合わせてもいいかもしれない。