セゾン自動車火災 じぶんでえらべる火災保険/ 火災保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

セゾン自動車火災
オススメ度:
1
保険会社:
セゾン自動車火災
名称:
じぶんでえらべる火災保険
基本補償:
火災・落雷・爆発
サービス:
カギ・水回りの補修
割引:
-
特徴:
じぶんの住まいにあわせて自由に補償をえらべます

セゾン自動車火災 じぶんでえらべる火災保険は今では珍しくなく保険料も?

セゾン自動車火災は40~50代だと保険料が安くなる「おとなの自動車保険」がCM等で有名だが、自動車保険以外に火災保険も募集・販売している。以下、セゾン自動車火災の「じぶんでえらべる火災保険」の概要を記載し他社の火災保険と比較する。

まず、セゾンの火災保険の場合には、大手の損害保険会社のようにスリム・ベーシック・ワイドといったプランは用意されていない。基本補償は火災・落雷・破裂(爆発)による損害の補償に限られる。そこから自分が必要だと判断した補償を足してカスタマイズできる。補償を最小限にすれば保険料は大幅に削減できる。

セゾン自動車火災の補償内容・付帯サービスなど

この仕組みは数年前には画期的なものであったが、現在では日新火災SBI損保などが同じ仕組みを採用しており、目新しさは無くなってしまった。他社が追随してくる中で仕組みを拡張してもいないため、今では先行メリットも無いといえる。

また、上述の2社同様に完全にカスタマイズができない点も注意したい。例えば水濡れ・飛来物(隕石など)の落下・騒擾はセットになっている。水濡れは火災保険の中でも比較的支払い件数(金額ではない)が多いため削るには相応の注意が必要だ。風災・雪災・水災は居住地での被害件数が少なければカットはアリだが、豪雨被害が増えているため水災は慎重を期したいところだ。各種諸費用や盗難も、考え方次第だが一定のセキュリティや貯蓄があればカットできる。

次に下図で各社の火災保険を、火災・風災・水災・雪災・破損汚損・水漏れ・盗難などの補償内容が基本補償かオプションか、各種特約・災害の補償以外のサービス内容を比較した。保険料面では、各社のスタンダードプランで戸建・マンションの保険料を同一条件下で比較した。その際には保険期間10年で、戸建は木造H構造で評価額1,500万円、マンションはコンクリM構造で1,000万円と設定し家財の補償は無しとした。

名称 楽天損保
ホームアシスト
セコム損保
マイホーム
日新火災
住自在
セゾン
えらべる
三井住友海上
GKすまい
AIG損保
プロテクト
SBI損保
火災保険
あいおい
マイホーム
火災
風災 選択 選択 選択
水災 選択 ワイドのみ 選択 選択 選択 選択 選択 選択
雪災 選択 選択 選択
盗難 選択 選択 選択 選択 選択 選択
水濡れ 選択 選択 選択 選択 選択 選択 選択
物体飛来 選択 選択 選択 選択 選択 選択 特約 選択
破損汚損 選択 特約 選択 選択 選択 特約 ワイドのみ
特約 建替え費用
防犯費用
類焼
臨時費用
類焼
ドアロック
類焼
弁護士費用
個人賠償
類焼
事故費用
バルコニー
類焼
類焼
弁護士
日弁連
受託品
類焼
失火見舞い
個人賠償
類焼
電気機器
サービス カギ水廻り
ガラス
エアコン
給湯器
セキュリティ
カギ
ガラス
カギ水廻り カギ水廻り カギ水廻り カギ水廻り カギ水廻り
ガラス
電気ガス
カギ水廻り
税務法律
クリーニング
保険料
戸建て
\120,000 \95,020 \129,670 \148,800 \138,650 \102,920 \121,050 \149,250
保険料
マンション
\27,200 \16,990 \32,890 \35,900 \28,130 \21,270 \24,600 \30,310
火災保険・住宅総合保険の補償項目・特約・サービス・保険料の比較表(楽天損保・セコム損保・日新火災・セゾン自動車火災・三井住友海上・AIG損保・SBI損保・あいおいニッセイ同和損保)

上図で真ん中のセゾンのえらべる保険だが、かつては他社と比較して自由度の高さが際立っていたが、今では目立つ存在ではなくなった。それでも他社の3プラン方式を未だ採用している火災保険よりも自由度は高い。特約にも目立ったものはなく、補償以外でのサービスも「トラブルサポート」というサービスがあるが、カギ・水廻りの補修だけで特に他社より秀でているものではない。

保険料のシミュレーション比較では、一通りの補償をそろえた場合の保険料は他社よりも高い。同じ自由設計型の他社の保険よりも高く、プラン選択型の保険会社の保険料よりも高い。つまりは普通の内容で契約するなら他社の火災保険の方が保険料を抑えられ、自由設計型でもSBI・日新火災の方が保険料が安くなる可能性があるということだ。

結論としては、かつては火災保険の保険料の節約を目指す人にとっては有力な選択肢の保険だったが、今ではイマイチな保険といえるだろう。同じ自由設計ならSBI・日新火災を検討した方が保険料が抑えられ、一通りの補償が欲しいなら楽天損保やAIG損保の方が保険料が抑えられるためだ。どっちつかずの保険という立ち位置が今のセゾンの火災保険ということになるだろう。