あいおいニッセイ同和損保 タフ・住まいの保険/ 火災保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

あいおいニッセイ同和損保
オススメ度:
2
保険会社:
あいおいニッセイ同和損保
名称:
タフ・住まいの保険
基本補償:
火災・風水災・盗難・水濡れ
サービス:
カギ・水回りの補修
割引:
長期分割払いで10%割引
特徴:
充実した補償と頼れるサービスで建物・家財をお守りします

あいおいニッセイ同和 タフ住まいの保険は平凡で優待割引次第か!

あいおいニッセイ同和損保はMS&AD(三井住友海上・あいおい)グループの一角を占める保険会社だ。商品名の「タフ」は"タフな安心をあなたに"という意味が込められており、迅速・頼れる・優しいをコンセプトにしているようだ。以下、タフ・住まいの保険の概要を記載し他社比較する。

まず、この保険はエコノミー・ベーシック・ワイドプランの3つに分かれ、プランによって補償される中身が異なる点を抑えておきたい。ベーシックプランの基本補償は火災・風雪災・水災・盗難・水濡れまでで、ワイドプランだと偶発的な破損等が補償される。逆にエコノミープランにすると火災・風雪災のみが補償となり保険料は削れるが、水災までも割愛される点に注意が必要だ。

あいおいニッセイ同和損保 タフ・住まいの保険の補償内容・付帯サービス等

水災を割愛すると台風・豪雨・河川氾濫による床上浸水等が補償外となる。実際、火災保険で支払われる保険金の件数の割合は、各社でバラつきがあるが火災が10%、風雪災が15%、破損が60%で、水災は1%のため削れなくはない。だが、昨今の異常気象により豪雨被害は増加しているため、自分の住む地域の水災の頻度や可能性を考慮したうえで判断した方が賢明だ。

それ以外では他社同様に水回り・カギ開けサービスが付帯しているが、注目すべきはホームセキュリティ・ハウスクリーニング業者を紹介してくれ、かつ優待割引の料金で利用できるサービスだろう。ネットで見積をとった方が安い可能性もあるが、探す手間は省けるメリットがある。

次に下図で各社の火災保険を、火災・風災・水災・雪災・破損汚損・水漏れ・盗難などの補償内容が基本補償かオプションか、各種特約・災害の補償以外のサービス内容を比較した。保険料面では、各社のスタンダードプランで戸建・マンションの保険料を同一条件下で比較した。その際には保険期間10年で、戸建は木造H構造で評価額1,500万円、マンションはコンクリM構造で1,000万円と設定し家財の補償は無しとした。

名称 楽天損保
ホームアシスト
セコム損保
マイホーム
日新火災
住自在
セゾン
えらべる
三井住友海上
GKすまい
AIG損保
プロテクト
SBI損保
火災保険
あいおい
マイホーム
火災
風災 選択 選択 選択
水災 選択 ワイドのみ 選択 選択 選択 選択 選択 選択
雪災 選択 選択 選択
盗難 選択 選択 選択 選択 選択 選択
水濡れ 選択 選択 選択 選択 選択 選択 選択
物体飛来 選択 選択 選択 選択 選択 選択 特約 選択
破損汚損 選択 特約 選択 選択 選択 特約 ワイドのみ
特約 建替え費用
防犯費用
類焼
臨時費用
類焼
ドアロック
類焼
弁護士費用
個人賠償
類焼
事故費用
バルコニー
類焼
類焼
弁護士
日弁連
受託品
類焼
失火見舞い
個人賠償
類焼
電気機器
サービス カギ水廻り
ガラス
エアコン
給湯器
セキュリティ
カギ
ガラス
カギ水廻り カギ水廻り カギ水廻り カギ水廻り カギ水廻り
ガラス
電気ガス
カギ水廻り
税務法律
クリーニング
保険料
戸建て
\120,000 \95,020 \129,670 \148,800 \138,650 \102,920 \121,050 \149,250
保険料
マンション
\27,200 \16,990 \32,890 \35,900 \28,130 \21,270 \24,600 \30,310
火災保険・住宅総合保険の補償項目・特約・サービス・保険料の比較表(楽天損保・セコム損保・日新火災・セゾン自動車火災・三井住友海上・AIG損保・SBI損保・あいおいニッセイ同和損保)

上図で1番右のあいおいニッセイのタフ住まいの保険だが、前述したように3つのプランによって補償される項目が異なる。この保険は上図だと一見すると自由度が高そうに見えるが、実際には火災と水災と盗難といった選択はできず3択のため選択肢の幅は狭い。その他ではホームセキュリティ・ハウスクリーニングの優待割引ぐらいがある程度で、特約でも他社よりもオリジナリティのあるものは存在しない。

同一条件下での保険料のシミュレーション比較では、戸建H構造(木造)では他社と比較して保険料は高い。マンションM構造(コンクリ)でも他社よりも保険料は高く、保険料面でのメリットは無い。エコノミープランであれば相当に保険料は安くなるかもしれないが、それでも同じ条件の他社の方が安い可能性が極めて高い。

結論としては、特に補償などで他社より秀でた面は無く、保険料も安くはないためイマイチな保険だ。優待割引を上手く有効活用できるなら保険料の元をとれるかもしれないが、他社との価格差が大きく基本的には難しいだろう。これなら単純に保険料が安いセコムやAIG損保、自由度の高いSBI・日新、これらより少し高いが一通りの補償が揃って総合的には良い楽天損保あたりを検討た方が良いだろう。