チューリッヒ スーパーバイク保険/ 保険料・補償・評判・サービスを評価 レビュー

チューリッヒ スーパーバイク保険
オススメ度:
4
保険会社:
チューリッヒ保険会社
名称:
スーパーバイク保険
基本補償:
対人・対物・搭乗者・自損事故
割引:
インターネット/走行距離/継続割引
満足度:
1位 / 10社中
特徴:
自賠責の不足部分をカバー。レッカー100km無料のロードサービス

チューリッヒ スーパーバイク保険は総合的なバランスは最も良い?

チューリッヒは自動車保険のイメージが強いが、バイク保険も募集販売している。数年前までは125cc超のバイクのみが保険の対象だったが、現在は125cc以下の原付等でも加入できる。以下でチューリッヒのバイク保険を公式HP等を元にメリット・デメリットを明らかにし、保険料と評判を他社と比較して評価してみる。

まず補償についてだが、対人賠償・対物賠償の2つは必須で、搭乗者傷害・人身傷害のいずれかを付帯する必要がある。さらに数年前までは無かった車両保険が付加できるようになった。これはチューリッヒのバイク保険のメリットだろう。100万円の補償で年間保険料は1~2万円ほど上昇するが、事故で大破しても車両保険金で買い直せる。ただ、補償は他の車との接触・衝突に限られる点に注意が必要だ。単独事故・当て逃げ・歩行者との事故だと車両保険金は支払われないことになる。このデメリットを回避するには、日新火災のバイク保険かSBIみんなのバイク保険を選ぶしかない。

チューリッヒ スーパーバイク保険の保険料・各保険金・補償内容・ロードサービスなど

その他の補償では、弁護士費用特約・自損事故特約などがある。その中でも珍しいのは盗難特約・携行品特約・地震死亡一時金だろう。バイクの盗難は自動車よりも圧倒的に多いため、車両保険よりも盗難特約の方が利用価値があるだろう。ただ、保険金額は5万円と少額で、さらに60日以内に代替のバイクを購入した場合に限られるのがネックだ。同じく携行品特約は持ち物が事故で破損した場合に補償されるが、こちらは10万円が限度で、なぜか盗難特約よりも太っ腹だ。盗難特約よりはスマホなどが壊れた時のための備えとして使えそうだ。地震死亡一時金は地震で死亡すると保険金が受け取れる特約だが、それを心配するなら終身保険や地震保険で備えるべきだろう。

補償以外ではロードサービスが他社のバイク保険と同様に付帯している。故障・トラブル時の現場での応急処置・宿泊帰宅費の補償といった自動車保険と同様のサービスが付帯している。特にレッカー移動は100kmで他社の平均である35kmよりも圧倒的に長く、少し遠出のツーリングだとしても一定の安心感がある。さらに業界初のサービスでペットホテルの費用の補償、事故によるホテル代などのキャンセル費用の補償もある。アクサはバイク向けに幾つかのロードサービスを用意しているが、それとは別の方向性でチューリッヒもロードサービスは充実している。

次に、下図で各社のバイク保険を補償・割引項目・満足度・保険料等で比較した。補償面では対人賠償対物賠償人身傷害搭乗者傷害車両保険・ロードサービスで比較した。割引項目はゴールド免許割引・走行距離割引の有無、評判が良いか悪いかは約4000人を調査対象にしたオリコンのバイク保険満足度ランキングで比較した。年間保険料は20歳(グリーン免許)・21歳(ブルー免許)・30歳・40歳・50歳(ゴールド免許)で125cc超250cc以下でシミュレーション比較した。年間走行距離は約5,000キロ以下、新規6等級で日常レジャー使用で東京在住とした。

名称 アクサ
バイク保険
三井
総合バイク保険
チューリッヒ
スーパーバイク
AIG損保
バイク保険
全労済
マイカー共済
(二輪用)
損ジャ日本興亜
バイク保険
日新火災
おとなバイク
対人賠償 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
対物賠償 500万~ 500万~ 500万~ 200万~ 無制限 無制限 無制限
人身傷害 3000万~ 3000万~ 3000万~ 1000万~ 5000万~ 3000万~ 1000万~
搭乗者傷害 200万~ 200万~ 200万~ 100万~ 500万~ 200万~ 200万~
車両補償 - - -
ロード
特約 弁護士 弁護士
自損事故
携行品
弁護士
盗難
不正使用
車庫損壊
弁護士
自転車
交通事故
弁護士 盗難
割引 走行距離
免許
ネット割引
ネット割引
継続割引
走行距離
ネット割引
継続割引
免許
長期割引
22等級割引 - -
オリコン 7位 5位 1位 8位 対象外 4位 8位
20歳
(グリーン)
\62,960
(\141,830)
\88,670
(\158,710)
\215,630 \105,310
(\144,810)
\86,970
(\101,140)
-
21歳
(ブルー)
\36,230
(\75,840)
\42,700
(\86,260)
\38,790 \62,270
(\97,680)
\60,770
(\72,610)
-
30歳
(ゴールド)
\36,720 \63,450 \46,910 \68,300 \60,650 \68,430 \72,580
40歳
(ゴールド)
\36,010 \62,310 \48,310 \62,840 \55,530 \60,720 \77,510
50歳
(ゴールド)
\39,890 \58,640 \46,910 \60,870 \54,930
バイク保険の比較表(アクサダイレクト・三井ダイレクト・チューリッヒ・AIG損保・全労済・損保ジャパン日本興亜・日新火災)

上図で左から3番目のチューリッヒだが、一般的な対人・対物補償・搭乗者傷害は他社と大差は無い。しかし、車両保険を付加できる数少ないバイク保険(その価値はともかく)というのは間違いない。割引項目は、走行距離・ゴールド免許で割引・インターネット割引があり、さらに継続割引があるため契約更新していけば保険料はお得になる。お得といっても継続割引は1000円割引のため微々たる額でしかないが。。。

オリコンの顧客満足度は10社1位と優秀で、相応の事故対応と顧客対応が期待できる。ネットの一部では評判は悪いが、それは2~3人の体験談に過ぎない。数千人を対象にした調査で高評価という事の方が信憑性は高い。それも数年前の調査から現在の調査でアクサが2位から7位に転落し、三井ダイレクトが1位から5位に順位を落としている中で、ネット系では唯一チューリッヒだけが3位から1位に躍進している。随時サービスを改善しているという意味でも評価できる。保険料は最安値のアクサには及ばないが10社中(上図で割愛した3社含め)で2番目に安い。ただ、20歳では保険料はグリーン免許のためか破格の高さになるため、保険料面でのメリットは無い。

最終的な評価としては、総合的なバランスから考えてオススメできるバイク保険といえる。保険料だけでいえばアクサだが、年間保険料で1万円の差額ならサービス面が優れている方が良いと考えるのが普通だろう。とはいえ、事故の際に当たる担当者次第で左右される面もあるため、完全に安心しきるのは禁物だ。一方で、保険料を徹底的に削りたい人や充実した車両保険を求める人は他社のバイク保険を検討した方が良いだろう。