AIG損保 バイク保険/ 保険料・補償・評判・サービスを評価 レビュー

AIG損保 バイク保険
オススメ度:
2
保険会社:
AIG損保
名称:
バイク保険
基本補償:
対人対物賠償・搭乗者or人身傷害
割引:
走行距離割引
満足度:
8位 / 10社中
特徴:
お客さまに合わせた保険料にて補償を提供

AIG損保 バイク保険は今のところはイマイチな保険だが?

AIG損保は2018年にAIU損保と富士火災が合併して誕生した損害保険会社だ。AIG損保にはバイク専用のバイク保険は無いが、自動車保険を通じてバイクの補償が受けられる(バイク保険と自動車保険の違いも参照)。以下、この保険を公式HP・カタログ等を元にメリット・デメリットを明らかにし、保険料と評判を他社と比較して評価してみる。

まず補償についてだが、ベリエスト・ミューズ・ベリエストミューズの3つのパッケージがあるが、自由に設計することも可能だ。その際には対人賠償・対物賠償の2つは必須で、搭乗者傷害・人身傷害のいずれかを付帯する必要がある。一般的な補償には他社と比較して目立つものは無いが、特約には幾つか変わったものがある。例えばカード不正使用特約や自宅車庫損壊特約などだ。ただ、どれも珍しいというだけで特に他社に無いメリットとまでは言えるものは無い。

AIG損保 バイク保険の保険料・各保険金・補償内容・ロードサービスなど

他に他社と異なる点としてはロードサービスが特約となっている点が挙げられる。特約のためロードサービスが不要であれば、その分だけ保険料が安くなるメリットがある。ロードサービスでも故障時の現場応急修理とレッカー移動だけは欲しいならロードレスキューミニを選択するという手もある。他社のようにロードサービスを拡充するのではなく削るという逆の発想をしている。

保険料の他社との比較は後述するが、保険料はゴールド免許・用途・運転者で算出され、年間走行距離は無関係となっている。そのため走行距離が短くても安くならないのはデメリットといえる。逆に年間走行距離が長い人にはメリットになる。また、長期優良契約割引は最近では珍しくなっているため、一度契約したら当面は契約し続けたいと考えている人には悪くないだろう。

次に、下図で各社のバイク保険を補償・割引項目・満足度・保険料等で比較した。補償面では対人賠償対物賠償人身傷害搭乗者傷害車両保険・ロードサービスで比較した。割引項目はゴールド免許割引・走行距離割引の有無、評判が良いか悪いかは約4000人を調査対象にしたオリコンのバイク保険満足度ランキングで比較した。年間保険料は20歳(グリーン免許)・21歳(ブルー免許)・30歳・40歳・50歳(ゴールド免許)で125cc超250cc以下でシミュレーション比較した。年間走行距離は約5,000キロ以下、新規6等級で日常レジャー使用で東京在住とした。

名称 アクサ
バイク保険
三井
総合バイク保険
チューリッヒ
スーパーバイク
AIG損保
バイク保険
全労済
マイカー共済
(二輪用)
損ジャ日本興亜
バイク保険
日新火災
おとなバイク
対人賠償 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
対物賠償 500万~ 500万~ 500万~ 200万~ 無制限 無制限 無制限
人身傷害 3000万~ 3000万~ 3000万~ 1000万~ 5000万~ 3000万~ 1000万~
搭乗者傷害 200万~ 200万~ 200万~ 100万~ 500万~ 200万~ 200万~
車両補償 - - -
ロード
特約 弁護士 弁護士
自損事故
携行品
弁護士
盗難
不正使用
車庫損壊
弁護士
自転車
交通事故
弁護士 盗難
割引 走行距離
免許
ネット割引
ネット割引
継続割引
走行距離
ネット割引
継続割引
免許
長期割引
22等級割引 - -
オリコン 7位 5位 1位 8位 対象外 4位 8位
20歳
(グリーン)
\62,960
(\141,830)
\88,670
(\158,710)
\215,630 \105,310
(\144,810)
\86,970
(\101,140)
-
21歳
(ブルー)
\36,230
(\75,840)
\42,700
(\86,260)
\38,790 \62,270
(\97,680)
\60,770
(\72,610)
-
30歳
(ゴールド)
\36,720 \63,450 \46,910 \68,300 \60,650 \68,430 \72,580
40歳
(ゴールド)
\36,010 \62,310 \48,310 \62,840 \55,530 \60,720 \77,510
50歳
(ゴールド)
\39,890 \58,640 \46,910 \60,870 \54,930
バイク保険の比較表(アクサダイレクト・三井ダイレクト・チューリッヒ・AIG損保・全労済・損保ジャパン日本興亜・日新火災)

上図で真ん中のAIG損保だが、一般的な対人・対物補償・搭乗者傷害は他社と大差は無い。自動車保険のため車両保険も付帯できるが、バイクだと盗難が補償外であったり代車特約が付加できないといった制限がある。オリコンの顧客満足度は10社中8位と低く、事故対応と顧客対応には不安がある。とはいえ合併によるシナジー効果が今後あるなら改善される可能性はある。

保険料は他社と比較すると上図の7社の中で平均か少し高い部類に入る。最安値のアクサ、2番手のチューリッヒとは数万円の差がある。前述した長期優良割引は3%割引のため、それを加味しても保険料は他社には遠く及ばない水準にある。保険料面でのメリットは無いと言って差し支えないだろう。

最終的な評価としては、今のところはイマイチな保険というのが妥当だろう。今のところというのは、今後に改善の期待があるからだ。保険料・補償内容は合併前の富士火災のものを引き継いだだけという印象が強く、大幅リニューアルされる可能性が少なからずある。今は他社のバイク保険を軸に検討して、数年後に改めて検討するのが良いのではないだろうか。