日新火災 おとなのためのバイク保険/ 保険料・補償・評判・サービスを評価 レビュー

日新火災 おとなのためのバイク保険
オススメ度:
2
保険会社:
日新火災海上保険
名称:
おとなのためのバイク保険
基本補償:
対人対物賠償・人身傷害・車両
割引:
-
満足度:
8位 / 10社中
特徴:
バイクの盗難も補償

日新火災 おとなのためのバイク保険は盗難補償は魅力だが!?

日新火災 おとなのためのバイク保険は、2014年に業界で初めて盗難補償を付加できるバイク保険として募集・販売が開始された。バイクは自動車よりも盗難が多いため話題を集めた。以下、日新火災海上のバイク保険を公式HP・パンフレット等を元にメリット・デメリットを明らかにして、保険料と評判を他社と比較し評価する。

まず加入するには、35歳以上という年齢制限がある点に注意が必要だ。35歳未満であれば保険料が上昇するといった類ではなく、そもそも契約ができない。これは経済的に余裕のある層が高額なバイクを購入し、盗難が不安な場合を想定した保険であるためだろう。さらに車種もホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキ、BMW、ハーレーダビッドソン、ドゥカティに限定される点にも一応は注意が必要だ。

日新火災 おとなのためのバイク保険の保険料・各保険金・補償内容・ロードサービスなど

次に補償についてだが、他社と同じく耐震・対物賠償は基本補償として必ず入る。他社と異なるのは盗難補償も必ずセットで、逆に人身傷害を外せる点だ。人身傷害は主に自分が事故で怪我をした場合の補償となるため、冒頭でも既述したように経済的な余力がある人であれば外しても支障はない(貯金なりで自分で何とかするだろう)という判断からだろう。また、バイク保険では珍しく車両保険を付帯できるのも、高額なバイクを購入した人向けに用意されていると考えるべきだろう。

さて、この保険の最大のメリットは盗難補償だが、全ての盗難と盗難に類似した被害が補償の対象とはならない点に注意が必要だ。あくまで補償の対象となるのはエンジンキー・ホイールロックがされている場合の盗難で、そうでなければ不注意ということで補償されない。さらにバイクが盗難され発見したが破損していれば補償されるが、盗難未遂で破損したりタイヤ等のパーツだけの盗難であれば補償はされない。また、全損を除いては地味に自己負担が5万円発生する点も忘れずにおきたいところだ。

次に、下図で各社のバイク保険を補償・割引項目・満足度・保険料等で比較した。補償面では対人賠償対物賠償人身傷害搭乗者傷害車両保険・ロードサービスで比較した。割引項目はゴールド免許割引・走行距離割引の有無、評判が良いか悪いかは約4000人を調査対象にしたオリコンのバイク保険満足度ランキングで比較した。年間保険料は20歳(グリーン免許)・21歳(ブルー免許)・30歳・40歳・50歳(ゴールド免許)で125cc超250cc以下でシミュレーション比較した。年間走行距離は約5,000キロ以下、新規6等級で日常レジャー使用で東京在住とした。

名称 アクサ
バイク保険
三井
総合バイク保険
チューリッヒ
スーパーバイク
AIG損保
バイク保険
全労済
マイカー共済
(二輪用)
損ジャ日本興亜
バイク保険
日新火災
おとなバイク
対人賠償 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
対物賠償 500万~ 500万~ 500万~ 200万~ 無制限 無制限 無制限
人身傷害 3000万~ 3000万~ 3000万~ 1000万~ 5000万~ 3000万~ 1000万~
搭乗者傷害 200万~ 200万~ 200万~ 100万~ 500万~ 200万~ 200万~
車両補償 - - -
ロード
特約 弁護士 弁護士
自損事故
携行品
弁護士
盗難
不正使用
車庫損壊
弁護士
自転車
交通事故
弁護士 盗難
割引 走行距離
免許
ネット割引
ネット割引
継続割引
走行距離
ネット割引
継続割引
免許
長期割引
22等級割引 - -
オリコン 7位 5位 1位 8位 対象外 4位 8位
20歳
(グリーン)
\62,960
(\141,830)
\88,670
(\158,710)
\215,630 \105,310
(\144,810)
\86,970
(\101,140)
-
21歳
(ブルー)
\36,230
(\75,840)
\42,700
(\86,260)
\38,790 \62,270
(\97,680)
\60,770
(\72,610)
-
30歳
(ゴールド)
\36,720 \63,450 \46,910 \68,300 \60,650 \68,430 \72,580
40歳
(ゴールド)
\36,010 \62,310 \48,310 \62,840 \55,530 \60,720 \77,510
50歳
(ゴールド)
\39,890 \58,640 \46,910 \60,870 \54,930
バイク保険の比較表(アクサダイレクト・三井ダイレクト・チューリッヒ・AIG損保・全労済・損保ジャパン日本興亜・日新火災)

上図で1番右の日新火災だが、対人・対物などは他社と大差がない。ただ、前述したように盗難補償と車両補償を付帯でき、逆に人身傷害は割愛できる点は他社との差異といえる。ただ、オリコンの顧客満足度では10社中8位と低く、事故対応・顧客対応では不安が残る。同調査の自動車保険でも順位は低いため、この位置が定位置なのかもしれないが。。。

保険料は他社と比較して高い部類に入り、保険料の高さはデメリットとして挙げられる。他社とは最大で3~4万円の差額がある。ただ、ただでさえ多い盗難をカバーできる補償が付いていることを考えれば妥当な金額と考えられなくはない。保険料の差がバイクの値段に見合う必要があるだろう。

最終的な評価としては、多少の保険料の高さを犠牲にしても盗難に備えたいなら検討の余地がある保険だ。バイクが200~300万円といった高さなら保険料を犠牲にしてでも加入する意義があるだろう。ただ、盗難補償以外には他社のバイク保険を押しのけてまで契約するメリットは見当たらないのも事実だ。そういう意味ではSBI日本少短期のバイク保険で年間で数千円で備えるという考え方もある。また、盗難は自分で最大限防ぐなら他社のバイク保険を検討すると良いだろう。保険料の安さを求めるならアクサ、バランスの良さならチューリッヒ、20代で補償を限界まで削って保険料を激安にしたいなら全労済を検討すると良いだろう。