アメリカンホーム みんなのほすピタる 総合医療タイプα/ 終身医療保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

アメリカンホーム みんなのほすピタる 総合医療タイプα
オススメ度:
1
保険会社:
アメリカンホーム保険
名称:
みんなのほすピタる 総合医療タイプα(アルファ)
保障内容:
入院(日帰り含む)・手術・通院
先進医療:
1,000万円まで
オリコン:
10位 / 10社中
特徴:
入院・手術の補償に特化したお手頃な保険料の医療保険

アメホ みんなのほすピタる 総合医療タイプαは数字面でのメリットが!?

アメホ みんなのほすピタる 総合医療タイプαは、アメリカンホーム保険が販売する医療保険だ。同社には「みんなのほすピタる 総合医療保険3,000」もあるが、何歳で契約しても保険料が月額3,000円と安い一方で、年齢に応じて受け取る保険金(入院日額等)が減額されてしまう。αだと保険料は契約する年齢によって増額されるが、保険金は希望した額が確実に受け取れる違いがある。以下、「みんなのほすピタる 総合医療タイプα」の概要を記載し他社の保険と比較する。

アメリカンホーム みんなのほすピタる 総合医療タイプαの仕組みと主な保障内容・保険料

まず他社の医療保険と同様に入院・手術保険金が主契約の保障となり、先進医療給付金は特約で付加することになる。他社と異なるのは、それ以外の特約は1つしか選択できない点だ。選択できるのは退院後の通院特約(入院が必須)、がん保障の上乗せ、女性向けの特約、生活習慣病の保障の上乗せの4つがある。どの保障を選択するかは個々人の考え方にもよるが、どれもイマイチな内容だ。

がん保障の上乗せだと保険金を受け取れる日数が無制限になるが、昨今の主流が20日前後の入院で退院後の通院治療である点を考えれば無意味だ。通院も通院保険金で保障されるが、保障される日数が45日と短いため不安が残る。一方の生活習慣病の保障の上乗せだが、まず保険料は3倍に跳ね上がる。例えば40歳男性で日額5,000円コースだと、特約なしだと月額2,482円だが、がん特約で4,567円、生活習慣病で6,057円となる。そこまで保険料が値上がりするにも関わらず、他社のように生活習慣病で日数無制限で保険金が受け取れるわけでもない。検討に値するのは、通院特約ぐらいで、これだと前述の例でも3,020円までしか保険料も増額されない。給付日数は45日と短いが、がん治療の通院も一応はカバーできる。

次に、下図では終身医療保険を加入できる年齢入院日額と限度日数・通院日額と限度日数・入院と外来時の手術給付金通算給付日数先進医療給付金で比較した。顧客満足度では、保険の究極的な目的は保険金のためオリコンの保険金・給付金ランキングで比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

保険料では、男性で入院日額5,000円(終身払い)を選択した場合の、40歳・50歳・60歳の月額保険料で比較した。また、先進医療給付金の特約を付加し、通院特約も何かしらの制限があっても付加した。

名称 メットライフ
やさしく
アメホ
みんなα
オリックス
新CURE
メディケア
フィット
アフラック
EVER
楽天生命
スマート
損ジャ
日本興亜
お守り
ライフネット
新じぶん
三井住友
あいおい
&LIFE A
年齢 ~80歳 ~80歳 ~75歳 ~75歳 ~85歳 ~80歳 ~75歳 ~70歳 ~80歳
入院日額
限度
\5,000~
60日
\3,000~
60日
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
通院日額
限度
\3,000~
30日
\1,500~
45日
\5,000
無制限※
- \2,500
30日
- \5,000
120日※
- \5,000
5年※
手術給付
入院
10万 5万 10万 5~20万 5~20万 2.5~5万 5~40万 5~15万 5~10万
手術給付
外来
10万
(2.5万)
5万
(1.5万)
10万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
- 5~40万
(2.5万)
- 5万
通算日数 1,095日 1,000日 1,000日※ 1,000日※ 1,095日 1,095日 1,000日※ 1,095日 1,095日
先進医療 2,000万※ 1,000万※ 2,000万 2,000万円 2,000万※ 1,000万※ 2,000万 2,000万 2,000万
特約 ガン ガン
生活習慣
ガン
生活習慣
三大疾病
ガン
七大疾病
- - ガン
三大疾病
ガン
三大疾病
集中治療
三大疾病
ガン・介護
オリコン 4位 10位 3位 対象外 6位 対象外 7位 8位 ランク外
苦情率 0.78% - 0.31% 0.30% 0.82% 0.06% 0.82% 0.46% 0.24%
保険料
40歳
\2,740 \3,020 \3,377 \2,330 \2,470 \2,102 \2,057 \3,723
(\2,000)
\3,328
保険料
50歳
\3,786 \4,173 \5,170 \3,315 \3,683 \2,922 \2,957 \5,290
(\2,721)
\4,603
保険料
60歳
\5,315 \5,855 \7,842 \4,720 \5,472 \4,112 \4,307 \7,477
(\3,690)
\6,708
終身医療保険の比較表(メットライフ生命・アメホ みんなα・オリックス 新CURE・メディケア フィット・アフラックEVER・楽天生命スマート・損ジャ日本興亜・ライフネット新じぶん・三井住友あいおい)

上図で左から2番目のアメホ みんなのほすピタる 総合医療タイプαだが、入院日額は3,000円・5,000円・7,000円・10,000円の4つから選択でき、通院日額は入院日額の半額となる。給付日数は60日・45日で特に他社と比較して差はない。その一方、手術給付金は一律5万円で、外来となると1.5万円に減額され、他社と比較して明らかに見劣りする。また、先進医療給付金の最大額も1,000万円と他社より低く、さらに更新型であり10年置きに見直されるため、先進医療分の保険料が値上がりする可能性もある。また、オリコンの評価は悪くないが、保障の数字面では厳しいと言わざるを得ない。

保険料は数字面で他社に劣る以上は安いはずだが、他社より高めの保険料となっている。通院特約を外すことで40歳だと2,482円まで保険料は落ちるが、それでも楽天・NKSJよりも保険料は高い。こうなると数字面でのメリットは皆無ということになる。

結論としては、他社と比較して特に目立ったメリットもなく(特約を1つに制限されているのは、人によってはデメリットにもなろう)、数字面でも他社より優位な面が無い以上は、特にオススメできる保険とはいえない。それでも他社より満足度が高い等があれば検討の余地は出てくるが、それも無いため検討の俎上に上がってくるのは難しい。