三井住友海上あいおい生命 &LIFE新医療保険A/ 終身医療保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

三井住友海上あいおい生命 &LIFE新医療保険A
オススメ度:
4
保険会社:
三井住友海上あいおい生命
名称:
&LIFE 新医療保険A(エース)
保障内容:
入院(日帰りから)・手術・通院
先進医療:
2,000万円まで
オリコン:
ランク外
特徴:
入院・手術だけでなく三大疾病、ガンの通院、介護の保障をプラスできます

三井住友あいおい生命 新医療保険Aは保障・特約を管理できるならオススメ!

三井住友海上あいおい生命 &LIFE新医療保険Aは、損保の三井住友海上の子会社である三井住友海上あいおい生命が販売する医療保険だ。同社には他社のように冠名が同じで、女性向け・定期タイプといった別バージョンは存在しない。以下、概要を記載し他社の保険と比較する。

三井住友海上あいおい生命 &LIFE新医療保険Aの仕組みと主な保障内容・保険料

主契約の保障内容には他社同様に入院・手術の給付金があるが、入院日額は5,000円・10,000円の2プランで、アフラックと同様に5日未満の入院(2日の入院)でも5日分の給付金を受け取れる。一見するとお得だが、実際には有利な面も不利な面もある(アフラックのEVERを参照)。また、三大疾病による入院給付日数が無制限になるが、これはガンは20日以内の退院が大半で、脳卒中なら長期入院前に死亡する可能性が高いため、他社同様に心疾患のみでしか出番がない。

特徴的なのは放射線治療・集中治療給付金が主契約に含まれている点だ。放射線治療給付金は放射線治療となれば5万円(入院日額の10倍)が受け取れる保障で、メディケア等の一部の他社でも主契約に含まれている。その一方、集中治療給付金は、ICU(集中治療室)に救命救急で運ばれた場合などに10万円(入院日額の20倍)が受け取れる保障だ。現在のところ、この保障がある保険は他社を含めて数少ない。特約では先進医療・三大疾病・女性特約・ガン特約が他社と同様に付加できるが、介護特約に注目したい。要介護2以上になると年金形式で給付金を一生涯(または5年)受け取れる保障で、病気・ケガを問わないのもいい。介護状態が180日経過してからと条件は厳しいが、先進医療・ガン通院特約と共に検討の余地はある。

次に、下図では終身医療保険を加入できる年齢入院日額と限度日数・通院日額と限度日数・入院と外来時の手術給付金通算給付日数先進医療給付金で比較した。顧客満足度では、保険の究極的な目的は保険金のためオリコンの保険金・給付金ランキングで比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分がクレームを言う可能性も考慮した。

保険料では、男性で入院日額5,000円(終身払い)を選択した場合の、40歳・50歳・60歳の月額保険料で比較した。また、先進医療給付金の特約を付加し、通院特約も何かしらの制限があっても付加した。

名称 メットライフ
やさしく
アメホ
みんなα
オリックス
新CURE
メディケア
フィット
アフラック
EVER
楽天生命
スマート
損ジャ
日本興亜
お守り
ライフネット
新じぶん
三井住友
あいおい
&LIFE A
年齢 ~80歳 ~80歳 ~75歳 ~75歳 ~85歳 ~80歳 ~75歳 ~70歳 ~80歳
入院日額
限度
\5,000~
60日
\3,000~
60日
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
通院日額
限度
\3,000~
30日
\1,500~
45日
\5,000
無制限※
- \2,500
30日
- \5,000
120日※
- \5,000
5年※
手術給付
入院
10万 5万 10万 5~20万 5~20万 2.5~5万 5~40万 5~15万 5~10万
手術給付
外来
10万
(2.5万)
5万
(1.5万)
10万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
- 5~40万
(2.5万)
- 5万
通算日数 1,095日 1,000日 1,000日※ 1,000日※ 1,095日 1,095日 1,000日※ 1,095日 1,095日
先進医療 2,000万※ 1,000万※ 2,000万 2,000万円 2,000万※ 1,000万※ 2,000万 2,000万 2,000万
特約 ガン ガン
生活習慣
ガン
生活習慣
三大疾病
ガン
七大疾病
- - ガン
三大疾病
ガン
三大疾病
集中治療
三大疾病
ガン・介護
オリコン 4位 10位 3位 対象外 6位 対象外 7位 8位 ランク外
苦情率 0.78% - 0.31% 0.30% 0.82% 0.06% 0.82% 0.46% 0.24%
保険料
40歳
\2,740 \3,020 \3,377 \2,330 \2,470 \2,102 \2,057 \3,723
(\2,000)
\3,328
保険料
50歳
\3,786 \4,173 \5,170 \3,315 \3,683 \2,922 \2,957 \5,290
(\2,721)
\4,603
保険料
60歳
\5,315 \5,855 \7,842 \4,720 \5,472 \4,112 \4,307 \7,477
(\3,690)
\6,708
終身医療保険の比較表(メットライフ生命・アメホ みんなα・オリックス 新CURE・メディケア フィット・アフラックEVER・楽天生命スマート・損ジャ日本興亜・ライフネット新じぶん・三井住友あいおい)

上図で1番右の三井住友海上あいおい「新医療保険A」だが、入院日額は5,000・10,000円の2パターンで給付日数は60日だが、他社同様に三大疾病だと給付日数は無制限となる。通院給付金はガンに限定されるが入院日額と同額が受け取れ、かつ給付日数は最長5年と長い。抗がん剤(経口投与含む)以外にもホルモン療養や免疫療法なども保障の対象となり上々の内容といえよう。手術給付金は入院日額の10倍で、外来で済む軽度の手術でも5万円が受け取れる。その他の通算給付日数・先進医療給付金額では、他社と同等の数字で優劣はない。オリコンでの評価はランク外と低調だが、苦情率は他社よりも低めの数字だ。苦情の中身は他社と同じく保全関係・新契約関係が多く、保険金不払いが多いわけではない。

保険料は、上図ではガン通院・先進医療の特約を付加しているが、他社と比較して高額な部類に入る。ただ、保障の中身を考慮すれば妥当な額だろう。とはいえ60歳からの契約となるとオリックス生命との差額は2,000円で無視し難い額になる。人によっては保険料面では少々厳しいケースも出てくる。

結論としては、入院日額・手術給付金で他社より特に目立って有利な面はないが、それ以外の箇所でオリジナリティのある保障・特約があるため、それらを自分好みに適切にカスタマイズして管理できるならオススメの保険といえる。ガン特約・介護特約も悪くないため、ガン・介護状態の長期化を懸念する人にも悪くはないだろう。重ねてになるが、決してシンプルな医療保険ではないため、各保障・特約を把握できる人である必要がある。そうでなければ、いざという時に保険を活用できない(し忘れる)ため、宝の持ち腐れになる点に注意したい。