三井住友海上 ネットde保険@ごるふ(ゴルファー保険)/ ゴルフ保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

三井住友海上 ゴルファー保険
オススメ度:
3
保険会社:
三井住友海上
名称:
ネットde保険@ごるふ(ゴルファー保険)
保険期間:
1週間・1年間
ホールインワン:
10万円~
個人賠償:
5,000万円~
特徴:
ゴルフプレー中のさまざまなトラブルを補償します

三井住友海上 ゴルファー保険は補償内容のわりには保険料は割安だ!?

三井住友海上 ゴルファー保険は、GK(ゴールキーパー)というシリーズで保険を販売しているが、それとは別にゴルフ保険(ゴルファー保険)を販売している。以下、同社のゴルフ保険の概要を記載し、他社のゴルフ保険と補償内容・保険料などで比較する。

三井住友海上 ゴルファー保険の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず保険期間だが、他社のゴルフ保険と同様に基本は1年契約となっている。ただし、ネット契約だと1週間プランが用意されており、1週間の海外旅行などでゴルフをプレーするようなら、1週間プランの方が保険料も安くなりお得だ(保険料の他社比較は後述)

補償内容も他社同様に死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償責任補償・ホールインワン補償が付帯している。ホールインワン補償はセルフプレーでは基本は補償外となるが、ゴルフ場の使用人や売店の業者、加えて後続パーティーのプレイヤーが目撃した場合は保険金を受け取れる。かつてよりは若干だが条件は緩和されている。

保険料は保険金の上限が異なるプランがある。個人賠償の額を考慮すれば、3,000円のプランで十分だろう。ちなみにホールインワン補償を拡充したプランもあり、50~100万円まで増額できる。年間保険料は11,000円~18,000まで上昇してしまう。相当にゴルフの腕に覚えがあるなら検討する余地はあるが、保険料の上昇幅が大きいためスルーしていいだろう。

下図では各社のゴルフ保険を保険期間を始め、死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償補償の上限額で比較し、さらにホールインワン・アルバトロス達成時とゴルフ用品の損害補償の保険金、個人賠償・死亡保険金・入院日額・通院日額の上限額を比較した。さらに個人賠償発生時に示談交渉を保険会社が代行してくれる示談サービスが付帯しているかも併せて記述した。

保険料面では、各社のプランで最もスタンダードなものを採用し、個人賠償責任補償は5,000万円とした。また、保険会社によって保険期間が異なるため、1日・1週間・1年で期間別に保険料を記載して比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
損保
ジャパン
東京海上 日本興亜 au損保 三井住友 セゾン ドコモ アメホ
バーディー
保険期間 1年 1~3年 1年 1年 日帰り
1~3泊
1週間
1年
1ヶ月 1泊 1年間
死亡保険 260万 855万 500万 455万 100万 280万 200万 600万 90万~
入院日額 3,900円 12,825円 3,000円 6,825円 5,000円 4,200円 3,000円 9,000円 1,350円
通院日額 2,600円 8,550円 1,000円 4,550円 1,500円 2,800円 2,000円 6,000円 900円
ホールインワン 20万 21万 20万 10万 30万 10万 10万 30万 14万
ゴルフ用品 20万 30万 10万 20万 20万 10万 15万 15万 10万
個人賠償 5000万~ 3000万~ 1億 1or2億 3000万~ 5000万~ 5000万~ 3000万~ 5000万~
示談 - - - - - - - -
保険料
(1日)
- - - - 302円~ - - 300円~ -
保険料
(1週)
- - - - 750円~ 1,000円 300円※ - -
保険料
(1年)
5,000円 7,000円 5,000円 4,000円 - 3,000円 3,600円 - 3,890円
ゴルフ保険の比較表(あいおいニッセイ同和・損保ジャパン・東京海上・日本興亜・au損保・三井住友海上・au損保・セゾン・ドコモ・アメリカンホーム ナイスバーディー)

上図で右から4番目の三井住友海上だが、前述した3,000円プランの補償内容で他社と比較している。まず死亡保険金は大よそ平均的な額で、入院日額・通院日額は若干だが他社より有利な額になっている。ただし、ホールインワン・アルバトロス補償とゴルフ用品の補償は他社に劣る額だ。前述したホールインワン高額プランなら、この面をカバーできるが、いかんせん保険料が一気に跳ね上がるため諦めるしかない。また、個人賠償は5,000万円だが、これも2億まで増額できるが必要性には疑問が残る。

保険料だが、1年契約だと3,000円で他社比較して最安値だ。同じ代理店系のゴルフ保険と比較して2分の1になるケースもある点を考えれば優秀といえる。しかし、1週間単位となると、au損保の3泊を組み合わせた方が安価になる可能性がある点は覚えておきたい。

結論としては、1年契約でゴルフ保険を検討しているならオススメできそうだ。特に補償内容の割には保険料が安い点が評価できる。ただし、年間プラス1,000円で日本興亜なら各保険金が大きく上昇するため、補償内容に少し物足りなさを感じるなら日本興亜にする手もある。また、ゴルフ保険の最大のネックである第三者へのケガ(個人賠償責任補償)では、唯一東京海上が示談交渉サービスを付帯している。保険料云々よりも万が一に備えるなら東京海上の方がオススメだ。