損保ジャパン ゴルファー保険/ ゴルフ保険(ゴルファー保険)の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

損保ジャパン ゴルファー保険
オススメ度:
2
保険会社:
損保ジャパン
名称:
ゴルファー保険
保険期間:
1~3年
ホールインワン:
20万円~
個人賠償:
3,000万~
特徴:
自然を大切にやさしい保険をご提案します

損保ジャパン ゴルファー保険は自分のケガに対する保険金は分厚い!

損保ジャパンは、2014年に日本興亜と合併し「損害保険ジャパン日本興亜」となる。その際に保険の統廃合と名称・内容の変更がある可能性は覚えておきたい。以下、同社のゴルフ保険の概要を記載し、他社のゴルフ保険と補償内容・保険料などで比較する。

損保ジャパン ゴルファー保険の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず保険期間だが、1年・2年・3年契約となり数日・一週間という短期間の契約はできない。単発ではなくコンスタントにゴルフをする人なら、保険料から考えれば3年契約の方が有利だ。

次に補償内容だが、他社同様に第三者にケガを負わせた場合等に賠償額を補償する形で保険金が受け取れる個人賠償責任、自分自身のケガに対する治療費の補償、同じくゴルフ用品の破損等の補償が付帯している。祝賀会・祝儀・植樹の代金を補償するホールインワン・アルバトロス補償も付帯している。ただし、ゴルフ場の使用人が目撃、動画撮影、公式なコンペといった例外を除いては、他社同様にセルフプレーは基本は補償外である点に注意を要する。保険料は1年契約が5,000円だが、2年契約なら約5%割引、3年契約なら10%割引となる。プランは個人賠償の額を考慮すればP2コースが妥当だろう(保険料の他社比較は後述)

下図では各社のゴルフ保険を保険期間を始め、死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償補償の上限額で比較し、さらにホールインワン・アルバトロス達成時とゴルフ用品の損害補償の保険金、個人賠償・死亡保険金・入院日額・通院日額の上限額を比較した。さらに個人賠償発生時に示談交渉を保険会社が代行してくれる示談サービスが付帯しているかも併せて記述した。

保険料面では、各社のプランで最もスタンダードなものを採用し、個人賠償責任補償は5,000万円とした。また、保険会社によって保険期間が異なるため、1日・1週間・1年で期間別に保険料を記載して比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
損保
ジャパン
東京海上 日本興亜 au損保 三井住友 セゾン ドコモ アメホ
バーディー
保険期間 1年 1~3年 1年 1年 日帰り
1~3泊
1週間
1年
1ヶ月 1泊 1年間
死亡保険 260万 855万 500万 455万 100万 280万 200万 600万 90万~
入院日額 3,900円 12,825円 3,000円 6,825円 5,000円 4,200円 3,000円 9,000円 1,350円
通院日額 2,600円 8,550円 1,000円 4,550円 1,500円 2,800円 2,000円 6,000円 900円
ホールインワン 20万 21万 20万 10万 30万 10万 10万 30万 14万
ゴルフ用品 20万 30万 10万 20万 20万 10万 15万 15万 10万
個人賠償 5000万~ 3000万~ 1億 1or2億 3000万~ 5000万~ 5000万~ 3000万~ 5000万~
示談 - - - - - - - -
保険料
(1日)
- - - - 302円~ - - 300円~ -
保険料
(1週)
- - - - 750円~ 1,000円 300円※ - -
保険料
(1年)
5,000円 7,000円 5,000円 4,000円 - 3,000円 3,600円 - 3,890円
ゴルフ保険の比較表(あいおいニッセイ同和・損保ジャパン・東京海上・日本興亜・au損保・三井住友海上・au損保・セゾン・ドコモ・アメリカンホーム ナイスバーディー)

上図で左から2番目の損保ジャパンだが、前述したP2コースの補償内容で他社と比較している。まず死亡保険金・入通院日額は他社の2~3倍近い額となっている。保険金の上限では損保ジャパンが他社を圧倒していると言って過言ではあるまい。ゴルフ用品の損害でも他社より有利だが、ホールインワン・アルバトロスでは他社と同等でしかない。個人賠償は3,000万円からだが、前述したようにコースによっては最高1億までは設定できる。

保険料だが、1年契約で7,000円となり、他社と比べると高額だ。一応、5,000円プランにしても死亡保険金や入院日額では他社を圧倒するが、そうすると個人賠償が3,000万円に減額される。3000万円だと心もとないが、他の補償を重視するなら損保ジャパンの保険料は、補償内容からして割安な保険料といえる。

結論としては、補償を重視するならオススメできる保険だ。ただし、その保険料は高額で5,000円プランだと個人賠償が減額される点に注意したい。ゴルフ保険は基本は第三者へのケガへの補償が最重要とも考えられるため、5,000円プランにするなら相当に慎重に選択すべきだ。また、保険金上限を重視するなら入院日額などは損保ジャパンに劣るが優秀な日本興亜も検討する価値はある。こちらなら個人賠償は1億円までのため安心感は増す。また、東京海上なら示談交渉サービスが付帯しており、示談の手間を考えればオススメだ。