ライフネット生命 新じぶんへの保険レディース/ 女性保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

ライフネット生命 新じぶんへの保険レディース
オススメ度:
1
保険会社:
ライフネット生命
名称:
新じぶんへの保険レディース
保障内容:
入院(日帰りから)・手術
先進医療:
2,000万
オリコン:
-位
特徴:
家計にやさいい保険料!女性のための充実保障!

ライフネット生命 新じぶんへの保険レディースは細かい注意点が散見!?

新じぶんへの保険レディースはライフネット生命が募集・販売する女性保険で、女性専用ではない新じぶんへの保険も存在する。以下、新じぶんへの保険レディースの概要を記載し他社の女性保険と保障・保険料等で比較する。

ライフネット生命 新じぶんへの保険レディースの仕組みと保障内容・保険料・特約など

この保険は、おすすめ・エコノミーの2つのコースに分かれ保障内容が異なる。三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)だと入院給付金の支払い日数が無制限になる点と、がん治療金の有無、先進医療給付金の有無が差となるが、いざとなると数百万~1千万円クラスにもなる可能性がある先進医療の必要性は否定できないため、おすすめコースにするしかない。とはいえ、三大疾病の平均入院日数は2週間~1ヶ月と短く、脳卒中に至っては長期入院になる前に死亡する可能性の方が高いため有用性は乏しい。また、がん治療金はライフネットの場合には5回までと限度が決められている点でもイマイチだ。

肝心の女性疾病の保障を見ても、入院給付金に上乗せで女性入院給付金が受け取れるだけで、他には特に何もなく給付日数も同じで一時金も存在しない。また、手術給付金は昨今の流れに反して外来手術は対象外となっている。病院側は今後も入院よりも外来を増やす効率化を図ると考えれば、今後を考えれば外来手術対象外はデメリットになり得る。

次に、下図では女性保険を加入できる年齢、入院日額と給付日数、女性疾病時の入院日額と給付日数、通院日額と限度日数、入院と外来時の手術給付金、通算給付日数、先進医療給付金で比較した。顧客満足度ではオリコンの総合ランキングの順位で比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)

保険料は女性で入院日額5,000円(終身払い)を選択した場合の30歳・40歳・50歳の月額で比較した。その際には、女性疾病特約は元より先進医療給付金・通院特約を付加した。

名称 メディケア
女性専用
メットライフ
フレキシィ
アフラック
レディース
オリックス
レディ
東京海上
女性
楽天生命
女性
朝日生命
スマイル
ライフネット
新じぶん
アメホ
女性
年齢 ~75歳 ~75歳 ~85歳 ~75歳 ~75歳 ?歳 ~80歳 ~70歳 ~80歳
入院日額
限度
\5,000~
60日※
\5,000
60日
\5,000~
60/120日
\5,000~
60日
\5,000
60日
- 9~15万
30回
\5,000~
60日
-
入院日額
限度
(女性疾病)
+\5,000
60日※
+\5,000
60日
+\5,000
60日
+\5,000
60日
+\5,000
60日
1回10万
50回
+\5,000
60日
+\5,000
60日
\10,000
60日
通院日額
限度
抗がん剤
のみ
\3,000
30日
\3,000
30日
\5,000
30日
- - - - -
手術給付
入院/外来
5~20万
(2.5万)
10万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
10万
(5万)
5万
(2.5万)
50万
(女性疾病)
2.5~5万
(特約)
5~15万
外来なし
20万
通算日数 1,000日 1,095日 1,095日 1,000日 730日 2年に1回 1,095日 1,095日 1,000日
先進医療 2,000万 2,000万 2,000万 2,000万 1,000万 - 2,200万※ 2,000万 -
特約 女性疾病
7大疾病
ガン
通院
7大疾病
祝い金
通院
祝い金
三大疾病
ガン 乳がん再建
がん特約
五大疾病
乳房再建
死亡
入院継続
放射線
3コース
手術
祝い金
オリコン - 6位 5位 1位 10位 - - - 8位
保険料
30歳
\2,532
(\2,992)
\2,612
(\2,834)
\1,934
(\2,240)
\1,967
(\2,802)
\2,368
(\3,240)
\1,510 \2,925 \2,969 \3,000~
保険料
40歳
\3,184
(\3,864)
\2,882
(\3,176)
\2,284
(\2,635)
\2,177
(\3,317)
\2,703
(\4,405)
\1,710 \3,490 \3,773 \3,000~
保険料
50歳
\4,357
(\5,232)
\3,572
(\3,971)
\3,074
(\3,593)
\2,842
(\4,287)
\3,423
(\5,875)
\2,130 \4,655 \4,931 \3,000~
女性保険の保障・保険料の比較表(メディケア生命 メディフィットA女性専用パック・メットライフ フレキシィ・アフラック レディース・オリックス レディ・東京海上 女性保険・楽天生命・朝日生命スマイル・ライフネット 新じぶん・アメホ)

上図で右から2番目のライフネット生命 新じぶんへの保険だが、まず契約できる上限の年齢が他社より5~10歳ほど低いが、70歳以上なら定期保険や終身保険ないしは保険に頼らないのが妥当なため大した問題にはならないだろう。入院給付金は5,000円~15,000円まで設定でき自由度は高いが、それに連動して女性疾病給付金や手術給付金は上昇するため完全にカスタイマイズはできない。例えば、女性疾病は通常の入院給付金よりも手厚くしておきたいような人には無意味な自由度ともいえる。また、重ねてになるが手術給付金は外来が保障対象外、通院給付金は存在しないのはマイナスといえよう。

保険料は先進医療を付加させるためおすすめコースでの比較となったが、他者と比較して保険料は高い部類に入る。人によっては不要ともいえる三大疾病・がん治療金が付加されているためとはいえ、通院給付金が付加されているメットライフ・オリックス・アフラックよりも高く、保険料が安いとはいえない。

結論としては、細かい注意点が散見される割りに保険料の割安ではないため、特にオススメする保険ではない。肝心の女性疾病に関しても取り立てて他社よりも優秀な保障があるわけでもなく、女性疾病に重点を置いている人でも他の保険から優先して検討していいだろう。