東京海上日動 トータルアシスト自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

東京海上日動火災保険
オススメ度:
3
保険会社:
東京海上日動火災保険
名称:
トータルアシスト自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
なし
オリコン:
9位(74.4点) / 18社中
特徴:
3つの基本補償と3つの基本特約で安心をお届けします

東京海上 トータルアシスト自動車保険はサービスも一定程度は追及するなら!

東京海上は、長らく業界最大手だったが、現在はMS&AD(三井住友海上あいおい)やNKSJ(日本興和損保損保ジャパン)に次いで業界3位のシェアとなっている。とはいえ、メガ損保の一角という点では間違いない。また、2009年には東京海上グループでダイレクト販売型のイーデザイン損保が設立しているが、本項では東京海上本体の自動車保険(トータルアシスト自動車保険)について概要を記載し、他社の自動車保険と比較する。

東京海上のトータルアシスト自動車保険の保険料割引・ロードサービス等

まず保険料だが、年齢・車種・地域に加えて免許証の色等によって算出されるが、走行距離によって保険料が割安にはならない。ただ、年齢の区分は30歳未満から30代・40代・50代・60代・70歳以上まで区分が設けられている。70歳以上まで区切られているのは珍しい。割引に関しては、代理店を主軸に営業している(ネット経由はイーデザイン損保に任せている)ため、インターネット割引は存在していない。その一方で「1日自動車保険(ちょいのり保険)」という、あまり他社には見受けられない保険もある。1日か数日だけ両親や友人の自動車を運転するケースを想定して作られた保険で、1日500円から加入できる。この保険では無事故だった日数に応じて2~20%の割引が受けられる。

また、ロードサービスでは無料レッカー移動や故障時の応急サービスなどの一般的なサービスは付帯している。レッカーの無料距離も100km程度と安心感がある。また、ロードサービスはJAFに任せている場合には、JAFの作業が基本サービスを超過した場合の追加費用を東京海上が負担する仕組みを採用している。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
エース
損保
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

50km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 対象外
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 対象外
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 1,727件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・エース損保)

上図で右から2番目の東京海上のトータルアシスト自動車保険だが、ロードサービスはJAF会員であるケースも想定されているが、特に他社に劣る印象はない。オリコンの総合満足度では9位と低調だが、JDパワーの事故対応満足度の調査では7位とダイレクト型自動車保険よりは確実に上位だ。さすがに事故対応については一定程度の信頼は置ける。ただ、同じように東京海上グループ品質を謳うイーデザイン損保との差が開いている点が妙だが。。。また、総額の保険料で10倍近い差があるソニー損保よりも苦情数が少ない点も評価できそうだ。

ただし、平均モデルを使った保険料のシミュレーション比較では、他社よりも高額な保険料となった。インターネット割引でダイレクト系損保各社が5,000~10,000円を割引を設定している点を考えれば、その分だけ単純計算で差額が出るのも頷ける。やはり保険料ではダイレクト型損保には及ばないということか。

結論としては、多少の保険料を犠牲にしてでもサービスの質を追求するなら候補として考えておきたい。それでも、事故対応の満足度だけを追及するならAIU保険・アメリカンホーム保険・日新火災などが上位に存在している。もちろん、調査結果のランキングだけを物差しにするのは危険だが、それでも事故対応を追求するなら、それらも検討する価値があるといえる。また、考え方によっては、同じ東京海上グループのイーデザイン損保にして、保険料を割安にするという考え方もできそうだ。