イーデザイン損保 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

イーデザイン損害保険
オススメ度:
4
保険会社:
イーデザイン損害保険
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
3,000km以下~10,000km超の4区分で割引
オリコン:
1位(80.4点) / 18社中
特徴:
インターネット割引1万円!東京海上グループの安心をネット価格でお届け

イーデザイン損保 自動車保険は保険料で他社より僅かに高めだが優秀!

イーデザイン損保は、東京海上とNTTファイナンスの出資のもと、東京海上グループの一員として自動車保険をダイレクト販売で募集している。また、その設立は2009年と比較的歴史は浅く、ソニー損保や三井ダイレクト等が1999~2000年に設立した点を考えれば後発といえる。以下、概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

イーデザイン損保の自動車保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

まず保険料だが、他社の通販型自動車保険と同様に走行距離・免許証の色で割引がある他、インターネット割引・新車割引等がある。その中でもインターネット割引は一律10,000円割引で、ソニー損保の一律8,000円割引、チューリッヒ(アクサ)のように最大12,000円割引と言いながら、年間保険料が小さければ2,500円割引にしかならないということもない。ただ、ネット割引額が大きいほどに保険料が安くなることもない(保険料のモデルケース比較は後述)また、走行距離の区分は4区分と、他社の最大7区分と比較すれば少なく、微妙な走行距離にある人には悩ましいところだ。

また、ロードサービスでは無料レッカー移動や故障時の応急サービスなどの一般的なサービスは付帯している。しかし、自動車事故の際に緊急の宿泊費や帰宅費は補償の範囲外となっており、宿泊先・帰宅方法の案内に留まる。他社が距離制限などがありつつも費用負担をしてくれる点を考えると、物足りない感は否めない。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
エース
損保
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

50km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 対象外
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 対象外
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 1,727件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・エース損保)

上図で真ん中近辺のイーデザイン損保だが、前述したようにロードサービスに一抹の不安があると記載したように、無料のレッカー移動の距離は30kmと短めだ。しかし、オリコンの満足度調査ではトップ、JDパワーの事故対応満足度の調査でも2位と高評価だ。まったく異なる調査で高評価となると、その信憑性は高いと言わざるを得ない。ロードサービスはともかく、「東京海上グループの事故対応品質」と損保最大手の冠を付けた謳い文句には間違いなさそうだ。

ただし、平均モデルでの保険料のシミュレーション比較では、本丸の東京海上よりは安価な保険料だが、他社の通販型自動車保険と比較すると決して最安ではない。事故対応を考えれば相応の保険料と諦めるしかないか。。。

結論としては、各社の調査結果を鵜呑みにするのも如何なものかと考えられるが、多少の保険料とロードサービスは犠牲にしてでも質を求めるなら、イーデザイン損保を選ぶ価値はありそうだ。ただし、質とはいえ担当者によって力量に差もあり、確実に良質なサービスが受けられるとは限らない。また、年間の苦情件数を見ても、保険料の総額が3倍ある三井ダイレクトと比較して少なくはない。2009年の設立と歴史の浅い点からも不安はある。評価上は高評価だが完璧ではない点は覚えておきたいところだ。