三井住友海上 GKクルマの保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

三井住友海上
オススメ度:
2
保険会社:
三井住友海上火災保険
名称:
GKクルマの保険・家庭用
免許割引:
ゴールド免許で8~10%割引
走行距離:
割引なし
オリコン:
10位以下 / 18社中
特徴:
お客さまにぴったりの補償とサービスで、あなたのカーライフを守ります

三井住友海上 GKクルマの保険は他社比較すると何とも微妙だ・・・

三井住友海上は、現在はMS&AD(三井住友海上あいおい)の一角で、シェアは東京海上を抑えて業界1位となる。MS&ADには三井ダイレクトという通販型自動車保険もあり、三井住友海上は代理店からの申込を主としている。しかし、あいおいニッセイとは組織内で競合しているため、2015年4月から三井住友海上の自動車保険で満期を迎えたものは、あいおいニッセイに集約されるため、これから契約する人は注意が必要だ。以下、三井住友海上 GKクルマの保険を他社の自動車保険と比較する。

三井住友海上・GKクルマの保険の保険料割引・ロードサービス等

まず保険料だが、年齢・車種・地域などによって算出され、ゴールド免許の場合には8~10%割引が受けられる。走行距離が短いことで保険料が割安にはならないが、「長期優良割引」が存在している。これは、過去1年以内に1~3等級ダウン事故を起こしていない場合等に保険料が1.5%割引が適用される割引特典だ。類似の割引はネット系ではソニー損保、代理店系では日本興亜損保にしかないため、貴重な割引といえる。

また、ロードサービスでは無料レッカー移動や故障時の応急サービスなどの一般的なサービスは付帯している。バッテリー上がりのジャンピング・ガス欠時の給油対応の応急処置も対応しているが、保険期間中で1回のみしよう可能となっている点には注意が必要だ。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
三井住友
GKクルマ
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限

期間中1回
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

30km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 10位以下
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 8位
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 38,310件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100 \58,230
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030 \54,630
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270 \56,430
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・三井住友GK)

上図で一番右の三井住友海上のGKクルマの保険だが、前述したようにロードサービスの中でも幾つかのサービスが保険期間中1回に限定されている点、無料のレッカー移動距離に制限がある点で他社の自動車保険には劣っている。一方で、オリコンの総合満足度では10位以下だが、JDパワーの事故対応満足度の調査では8位と、とりあえず通販型自動車保険よりは、良好な調査結果を残している。また、年間の苦情数はネット系損保より多いが、これは三井住友の方がシェアが大きいため気にする必要はない。

ただし、平均モデルでの年間保険料のシミュレーションでは、やはりダイレクト型の自動車保険よりは明らかに高額だ。それでも同じ代理店型自動車保険の東京海上と比較すると、決して高額というわけではないとも言えるが。。。

結論としては、保険料を重視する人はスルーして問題ないが、事故対応に拘る人は微妙なところだ。調査では8位と悪くはない数字で、シェアの割には苦情件数も多くはない。その点からすると、事故対応では一定程度の信頼は置けるといえる。しかし、調査を鵜呑みにするのは短絡的な発想とはいえ、事故対応満足度ではAIU保険・アメリカンホーム・日新火災などが上位にある。品質重視なら、それらもチェックしてから自動車保険を選択した方が良いだろう。