アクサダイレクト 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

アクサダイレクト
オススメ度:
2
保険会社:
アクサ損害保険(アクサダイレクト)
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
5,000km未満~10,000km以上の3区分で割引
オリコン:
8位(76.2点) / 18社中
特徴:
インターネット割引最大-10,000円!合理的な保険料で安心の事故対応。

アクサダイレクト 自動車保険は見積もりを取る価値はありそうだが!?

アクサ損害保険は、世界57カ国で展開し1億人以上の契約者を誇るアクサグループの中で、日本の損害保険分野を担っている。現在、通販型(ネット申込)の自動車保険では、ソニー損保・三井ダイレクトに次ぐシェアだが、東京海上・損保ジャパンなどの大手との10分の1以下のシェアとなっている。また、代理店を介さずに契約するダイレクト販売という形式を取るためアクサ・ダイレクトという名称を用いている。以下では、概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

アクサダイレクトの自動車保険料の仕組み・ロードサービスなどのサービス

まずダイレクト販売ということで推しているインターネット申込での割引は、最大1万円と謳っているが、実際には年間保険料の総額によって、最小で2,500円となる。感覚的には割引が少ないように感じるかもしれないが、割引率でいえば同じ(12万円で1万円割引は約8%割引、3万円で2,500円割引でも約8%割引)のため、特に損をしているわけではない。しかし、ソニー損保が一律8,000円割引、三井ダイレクトが一律4,500円割引のため、年間保険料が少ないようであれば、ネット割引による恩恵は薄いといえる。また、年間走行距離に応じた保険料は距離に応じて3つの区分で、他社よりも区分は少ない。一見すると割引面では他社に劣るが、後述の図比較では優秀な保険料のため、基本となる保険料が安価と考えるべきなのだろう。

また、ロードサービスではサービス内容に他社と大きな差はないものの、雪道スタック(雪道で動けなくなる状況)での対応も公然とサポート内容に加えている点では頼りになるが、無料のレッカー距離やバッテリー上がりの対処に回数制限と他社比較するとマイナス面もある(詳細は後述の図を参照)

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
エース
損保
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

50km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 対象外
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 対象外
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 1,727件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・エース損保)

上図で左から2番目のアクサダイレクトだが、まずロードサービスで他社との差があることが分かる。その1つがバッテリー上がり(バッテリーのジャンピング)の回数が保険契約期間中(1年)で1回に限定されている点だ。クルマに定期的に乗車しているなら、そうそう1年間に何度もバッテリーが上がることもないだろうが、あまり乗らない人は念のため注意しておきたい。さらに、無料のレッカー移動の距離も35kmに限定されている点もある。また、オリコンの満足度調査では8位、JDパワーの事故対応満足度の調査では16位と下位になっている。

しかし、サービス面では一抹の不安がある一方で、保険料のシミュレーション比較では、チューリッヒやSBIよりは若干高額だが、総じて安価な部類には入る。走行距離が全国平均程度であれば、保険料面ではメリットありといえそうだ。

結論としては、サービス面では一抹の不安はあり、満足度からしてもイマイチだ。ただ、その分か保険料が割安になっているのは見逃せない。保険料重視なら、とりあえず見積をとる価値はある。その際には、モデルケースでアクサよりも保険料が割安になっているチューリッヒやSBI損保も検討した方がよさそうだ。逆に事故対応に重きを置くなら、保険料が多少は割高になる可能性もあるが、イーデザイン損保や東京海上などの代理店系の自動車保険を視野に入れる必要があろう。