SBI損保 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

SBI損保の自動車保険
オススメ度:
1
保険会社:
SBI損害保険
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
割引なし
オリコン:
5位(78.2点) / 18社中
特徴:
週刊ダイヤモンド「もう騙されない保険選び」のランキング5年連続第1位

SBI 自動車保険の保険料の安さの裏に隠れるものは事故対応力か!?

SBI損保は、SBI証券・住信SBI銀行などを抱えるSBIグループの中で、自動車保険などの損害保険分野を担い各保険を販売している。そのため、価格破壊・格安が信条?のSBIグループらしく保険料は安価で、オリコン・価格コムなどの"保険料"に関する分野で例年1位をとっている。以下、概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

SBI損保の自動車保険の保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

まず保険料だが、昨今の通販型の自動車保険が走行距離に応じて保険料を割安にしている中、SBI損保は走行距離に関係なく保険料が算出される。そのため、走行距離が長い人ほど保険料にメリットが出てくる。ちなみに同じように走行距離に区分を設けていない自動車保険には、三井ダイレクトの自動車保険がある。三井ダイレクトの場合は、免許証の色による割引(ゴールド免許割引)も存在しない。走行距離による割引はないが、もちろんインターネット割引などは存在する。ただ、割引額は5,500円と小額で、ソニー損保の8,000円、イーデザイン損保の10,000円には見劣りする。もちろん、インターネット割引が大きいほどに保険料が安くなるわけではないが(後述の図を参照)

ロードサービスに関しては、無料のレッカー移動、バッテリー上がり(ジャンピング)・インキーなどの自動車トラブル時の応急処置は付いている。他社同様に帰宅費用・宿泊費のサポート、ガス欠時のガソリン補給(保険期間中1回)も付帯している。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
エース
損保
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

50km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 対象外
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 対象外
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 1,727件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・エース損保)

上図で右から3番目のSBI損保の自動車保険だが、前述したように走行距離によって保険料には差異が出ない設計になっている。9社(ダイレクト販売の7社と大手損保2社)の中では、ダイレクト販売型の自動車保険にしては貴重な存在となっている。走行距離での割引が無い分だけ保険料は割高ではなく、平均モデルでの保険料シミュレーションでは30歳・40歳の場合には最安値に近い。さすがに保険料で満足度ナンバー1をとっているだけある。

しかし、オリコンの自動車保険総合ランキングで5位、JDパワーの事故対応満足度の調査では15位と低評価だ。事故対応満足度で15位とは平均以下ということだ。他のオリコンや価格コムの満足度調査でも、事故対応ではランキング圏外になっている。

結論としては、とにかく保険料を抑えたい人には薦められそうだが、事故対応にも相応の対応を求める人なら保険料を多少犠牲にしてでも、他社を選んだ方が賢明といえそうだ。実際、満足度調査を裏付けるかのようにネット上での評判も芳しくない。もちろん他社によるステルスマーケティングである可能性は否定できず、担当者によって力量の差があることも否めないが。。。何にせよ、保険料の安さの裏の面も十分に勘案する必要がありそうだ。