セゾン自動車火災保険 おとなの自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

セゾン自動車火災保険のおとなの自動車保険
オススメ度:
3
保険会社:
セゾン自動車火災保険
名称:
おとなの自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
5,000km以下~15,000km超の4区分で割引
オリコン:
6位(77.3点) / 18社中
特徴:
事故率の低い40代・50代の保険を割安に!

セゾン おとなの自動車保険は確かに50代なら保険料は他社比較で最安に近い!

おとなの自動車保険は、セゾン自動車火災保険が2011年11月から販売を開始した自動車保険だ。それまでのセゾンの自動車保険の年齢区分は35歳以上が最高年齢だったが、顧客からの要望を受けて40代・50代向けに保険料を割安にした保険をリリースした。以下、同社の自動車保険の概要を記載し、他社の自動車保険と比較する。

セゾン自動車火災保険・おとなの自動車保険の保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

まず保険料だが、前述したように最大のポイントは事故率が低いとされる40代・50代の保険料を割安にしている点だ。さらに60代でも急激な保険料の上昇がないとしている。後述の図も参照してほしいが、確かに年齢以外の車種・地域などを同条件にすれば30代よりも40代・50代の方が1万円近く保険料が割安だ。だからといって、40代・50代の人の人の保険料が必ずしも最安というわけではない(後述の図を参照)また、年齢以外でもインターネット割引・ゴールド免許割引、年間走行距離に応じた割引は存在している。

ロードサービスに関しては、一般的なサービスに加えて無料のレッカー距離が最大300km、ガス欠時の給油対応が1年目から無料としている点を挙げている。しかし、そもそもロードアシスタンス自体がオプションであり、保険料とは別に追加費用が必要となる。40代・50代ならJAFなどの他社のロードサービスに加入している人もいるためだろう。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
エース
損保
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

50km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 対象外
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 対象外
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 1,727件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・エース損保)

上図で右から4番目の「セゾン おとなの自動車保険」だが、前述したようにロードサービスの内容は悪くはないようだが、オプション費用が発生するため注意したい。上図の保険料シミュレーションでは、他社がロードアシスタンスを自動付帯にしているため、ロードアシスタンスはアリにしているが、ナシなら約1,800円が節約できる。そのため、年齢以外が同条件であれば50歳以上の人はチューリッヒよりも安い保険料になる可能性が高い。ただし、ソニー損保などは走行距離によって保険料が結構な振れ幅で変動するため、走行距離が短いようなら、保険料は逆転してソニー損保に軍配が上がる可能性もある。

また、オリコンの満足度調査では6位で、JDパワーの事故対応満足度の調査でも12位と低評価だ。セゾンのHPでは事故対応満足度で「とても満足」が約50%、「かなり満足」は約30%、「まあ満足」は約15%としているが疑問が残る。初めて事故に遭った人は比較対象が無く、保険金が出れば満足と考える可能性があるためだ。年間の苦情数でも2011年スタートで、保険数も他社より多くない現状では極めて少ないのも当然で、不安は無くもない。

結論としては、50代で保険料を節約したい人ならオススメできそうだ。それでも、走行距離などによっては他社の方が保険料が安価になる可能性があるため、自動車保険の各社から見積をとった方がベターだろう。ただし、その事故対応やロードサービスの面では不安もある。その点を加味し天秤にかけて、自動車保険を選択する必要があるだろう。