東京ガスエネルギー クローヴィアカード/ 公共料金・通信費の節約・ポイント獲得での割引の比較
- オススメ度:
- 名称:
- 東京ガスエネルギー クローヴィアカード
- 年会費:
- 無料
- 別途年会費:
- なし
- ポイント:
- 1,000円→1ポイント
- キャッシュバック:
- 200ポイントで900円分のキャッシュバック
- ボーナス:
- ガス代の支払いでポイントが2倍
東京ガスエネルギー クローヴィアカードは中途半端過ぎて持ちにくい?
東京ガスエネルギー クローヴィアカードはセゾン発行のカードで、ブランドはVISA /MasterCardから選べる。東京ガスのガス料金の支払いでポイントが2倍になるのが最大の特徴で、その他の通常の支払いでは1,000円の利用毎に1ポイントが貯まる。そのポイントは永久不滅ポイントとして貯まり、貯まったポイントをカードの請求額から割り引くことができる。この点は「プラスハッピーUCカード」と同様のサービスといえる。以下、携帯料金・公共料金を削減 or キャッシュバックできるカードを数字・サービスで比較した。
さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・ガス代の支払いでポイントが2倍
- ・西友・リヴィンでの買い物が5%割引
- ・会員限定の特別セール
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・海外国内旅行の保険はなし
- ・東京ガスのエリア外のガス会社ではポイント優遇は無し
- ・他社比較シミュレーションでは、キャッシュバック額は中位で微妙(後述)
まずガス代の支払いだが、このカードで支払うことで永久不滅ポイントが2倍貯まる。さらにガス機器の購入でも2倍になる。しかし、プラスハッピーUCカードであれば、ガスを多用するシーズンである12~2月期にはポイントが3倍になり、ガスに関してはプラスハッピーに軍配が上がる。どちらも東京ガス以外のガス代はポイントアップ対象とはならないため注意したい。
また、セゾンカードの一種のため、毎月5日と20日に西友やLIVINで買い物をすると5%割引が適用される。一方で、他社カードに見られるような海外国内旅行保険は付帯していない。
次に、他社カードと年会費・キャッシュバック率・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。計算にあたっては、各カードで携帯料金支払いでポイント2倍や、電気ガス代支払いのキャッシュバック率が上昇といったサービスがある。そのため一般的な平均値を採用し、下記の計算式で計算した。
1ヶ月の携帯料金=8,000円, 電気代=8,000円, ガス代=4,000円
キャッシュバック額=(携帯\8,000 × 50万時のキャッシュバック率)
上記に年会費を加味=(携帯\8,000 × 50万時のキャッシュバック率) - 年会費
上図の通り「東京ガスエネルギー クローヴィアカード」は他社カードと比較すると、微妙な位置だが他社に劣るキャッシュバック額と考えていいだろう。ガス代でポイント2倍程度では、各社のボーナスやキャッシュバック率に対抗はできないようだ。
このカードで他社を上回るには、ガスの使用量を増やす手があるが、必要以上にガスの使用量を増やすのは、地球環境を考えれば決して薦められる方法でない。活かすべきは西友での5%割引で、年間50万決済であれば西友で年間6万円程度の買い物をすれば他社との差を埋められる。また、永久不滅ポイントが倍増で貯まるインターネットショッピングを浮かべるが、これは他社でも同様のサービスがあるため厳しい。
結論としては、西友で年間6万円以上の買い物をするのであればオススメだ。東京ガスでの支払いで得られるメリットよりも西友での割り引きの方が大きい。ただし、西友・リヴィンでの割引は、ほぼ全てのセゾンカードに付帯されているサービスのため、西友での買い物を加味できる人は、他の条件の良いセゾンカードを検討してもいいだろう。西友での買い物が難しい人は他社カードを選らんだ方が無難だろう。