SuMi TRUST CLUB キャッシュバックカード/ 公共料金・通信費の節約・ポイント獲得での割引の比較
- オススメ度:
- 名称:
- SuMi TRUST CLUB キャッシュバックカード
- 年会費:
- 3,150円
- 別途年会費:
- なし
- ポイント:
- なし
- キャッシュバック:
- 利用額により0.25~3%まで変動
- ボーナス:
- 50万円利用時 /リボ払い時
SuMi TRUST CLUB キャッシュバックカードは飲食と電子マネーでトップ?
※このカードは現在は新規募集を終了しています
SuMi TRUST CLUB キャッシュバックカード(旧シティキャッシュバックカード)は、シティの日本分野が三井住友信託に買収された(正確にはシティの事実上のほぼ日本撤退)ことで名称が変更された。ポイントが貯まることはなく、利用額した実績は全てキャッシュバックとなり、1,000円ごとに口座にバックされる。他カードとは異なり、携帯料金や電気ガス代でバック率が上昇することはない。以下では携帯料金・公共料金を削減 or キャッシュバックできるカードを数字・サービスで比較した。
さて、このカードで注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・1ヶ月/1年間の利用額でキャッシュバック率が変動
- ・ダイニングキャッシュバックで食事料金が最大20%キャッシュバック
- ・edy/Suica/ICOCAのチャージもキャッシュバック対応
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・リボ払いでバック率が3%に上昇するが、手数料が年率13.2%~18.0%発生
- ・年間のキャッシュバック額は上限が3万円まで
- ・他社比較シミュレーションでは、キャッシュバック額は利用額次第で優秀(後述)
まずキャッシュバック率についてだが、月5万までの利用は0.25%、5万超えで1.0%、20万超えで1.5%まで上昇する。さらに年間利用額が50万で0.25%、リボ払いで1.25%が上乗せされる。月20万円・年間50万の利用、それをリボ払いにすれば3%だが、この条件を満たせる人は極めて少ないはず。
そもそもリボ払いにすると、手数料が年率13.2%~18.0%は発生するため回避すべきだろう。月20万を利用し続けるのも、大抵の人には厳しいはずだ。現実的な線は、月5~10万利用で年間50万超えの1.25%のバック率と見るべきだ。他社比較のシミュレーションは後述する。また、上記とは別に特定の飲食店での飲食代が20%割引になり、キャッシュバックの一助となる。
さらに、特筆すべきメリットとして、edy/Suica/ICOCAといった電子マネーのチャージでも、キャッシュバックの対象になる点がある。実質、現金と同様に利用できる電子マネーを割引で入手できるのは、電子マネーユーザーには有難いはずだ。他社カードもキャッシュバック対象外にしており、このカード独自のメリットといえるだろう。一方で、年間のキャッシュバック額が3万円までとなっている点に注意したい。ただし、年間で3万のキャッシュバックを獲得するには、上述の1.25%では年間240万の利用が必要となる。240万を等しく1ヶ月毎に利用するとキャッシュバック率は1.5%に上昇するため、36,000円バックになり6,000円分は損をする。20万円に到達する月をバラす必要があるだろう。
次に、他社カードと年会費・キャッシュバック率・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。計算にあたっては、各カードで携帯料金支払いでポイント2倍や、電気ガス代支払いのキャッシュバック率が上昇といったサービスがある。そのため一般的な平均値を採用し、下記の計算式で計算した。
1ヶ月の携帯料金=8,000円, 電気代=8,000円, ガス代=4,000円
キャッシュバック額=(携帯\8,000 × 50万時のキャッシュバック率)
上記に年会費を加味=(携帯\8,000 × 50万時のキャッシュバック率) - 年会費
上図の通り「SuMi TRUST CLUB キャッシュバックカード」は他社カードと比較すると、年間50万の利用では年会費が大きく足を引っ張り、大抵の他社カードに劣るキャッシュバックになる。一方で、年間で100万利用した場合にはナンバー2のキャッシュバック額になる。
このカードで他社を上回るには、まずは最大で20%のキャッシュバックを受けられるダイニングキャッシュバックで、年1回でも1万円程度の食事をすれば、軽く他社カードを抜くことが可能だ。その店舗が20%バックの店舗である必要があるが。または電子マネーのチャージで年間24万円を利用できればトップに追いつく。一ヶ月に2万程度を使用すると考えれば、利用している人も多いかもしれない。
結論としては、ダイニングキャッシュバックを利用する人か、電子マネーのヘビーユーザーであれば、このカードはオススメできそうだ。ただし、ダイニングは東京・大阪近辺に集中しているため、それ以外の地域に居住している人には厳しい。。。また、年間50万以下/月5万未満であればキャッシュバック率が0.25%まで激減するため、あまりクレジットカードを利用しないようであれば、P-one・さくらタイプあたりを検討したい。P-oneの方がキャッシュバック額が大きいため、純粋に額を追及するのであればP-oneで良いだろう。