ユニセフVISAカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

- オススメ度:
- 名称:
- ユニセフVISAカード
- 年会費:
- 10,500円
- 寄付対象:
- 公益財団法人 日本ユニセフ協会(UNICEF)
- 寄付率:
- ?
- 入会寄付:
- \1,000
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
ユニセフVISAカードは寄付率は不明だがユニセフを通じた社会貢献は確か!
ユニセフVISAカードは、寄付率は定められていないが、カード利用額の一部がユニセフに寄付される。ポイントも通常のVISAカードと同様に1,000円で1ポイントが貯まる。また、貯めたポイントを景品交換などではなくユニセフに寄付することも可能だ。さらに、希望額を設定することで、カード利用の寄付以外にも自由に追加で年1回の寄付ができる。

さて、ユニセフについてだが、正確にはカードで寄付されるのは日本ユニセフ協会となるが、集まった資金は日本だけでなく海外活動支援にも用いられている。ユニセフの主な活動指針は、世界中の子供の生存・成長への寄与とされている。具体的には、
まずは「乳幼児の生存」がある。5歳未満で死亡する乳幼児が世界中で年間690万人と推計されておりその多くが予防接種・栄養不良であるため、これらの支援活動を実施している。また、「子供の保護」として無事に育った後も、児童労働で教育が不十分であったり、武力紛争で戦闘員・自爆攻撃等として利用されるケースも多い。また、これらを目的とした人身売買も行われているのが実情だ。そういった状況を打破すべくユニセフは活動をしている。
さらに、そういった恒常的な活動以外にも、アフリカの旱魃・東日本大震災・ハイチ地震・パキスタン大洪水・フィリピン台風被害・タイ大洪水等々、世界では自然災害が頻発しており枚挙に暇がなく、こういった災害復興にもユニセフは活動している。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。あらかじめ記述しておくが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合は、寄付率が優れているからといって、そのカードの寄付が優れているというわけではない。自分がシンパシーを得られ、活動指針・行動規範に納得できるならば、下図の如何なる団体への寄付であろうと、須らく等しい価値を持つと考えるべきだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

上図で他社カードと一覧比較したが、ユニセフVISAカードは寄付率については不明で比較はできない。他社カードは概ね5%の寄付率が多く、一部のカードのみが1%となっているため、おそらく5%前後の寄付率ではないかとは予想される。また、他社には無い入会時の寄付があるのは貴重だ。同型でユニセフVISAゴールドカードが存在しているが、そちらと入会寄付などで差は無い。
結論としては、ユニセフに寄付したい人にはオススメだ。普通にユニセフに寄付したいのであれば、わざわざゴールドにする必要も無いだろう。ただし、寄付率が不明な点で一抹の不安はあるが。。。