STOP AIDS CARD/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

STOP AIDS CARD
オススメ度:
PriceLess
名称:
STOP AIDS CARD(ストップ・エイズ・カード)
年会費:
1,312円
寄付対象:
公益財団法人 エイズ予防財団
寄付率:
0.5%(1,000円 → 5円)
入会寄付:
-
ポイント率:
0.5%(1,000円 → 5円)

STOP AIDS CARDはエイズ予防に貢献できる数少ないカード!

STOP AIDS CARD(ストップ・エイズ・カード)は、カード利用額の0.5%分がエイズ予防財団に寄付される。社会貢献型のクレジットカードが多いオリコカードが発行する1枚だ。他社カードと同様にカード保有者が寄付を自己負担することはない。また、ユニセフ等でもエイズ予防に注力はしているが、エイズ予防財団はエイズ予防に特化した組織であり、このカードは寄付が全てエイズ予防に繋がる唯一のカードでもある。

STOP AIDS CARDの仕組みとエイズ予防団体の活動

まず寄付についてだが、冒頭でも述べた通りカード利用額の0.5%分、1万円を利用すると50円がエイズ予防財団に寄付される。特にカード保有者が寄付を負担することはない。さて、そのエイズ予防財団だが、活動内容はエイズに関する知識の普及、相談受付、HIV検査、治療拠点の診療能力の向上等が挙げられる。特に、最近では男女間だけでなく、同性間の感染も増加している。そのため情報提供を目的としたコミュニティセンターを、仙台・東京・大阪・名古屋・福岡といった都市圏に創設している。

また、エイズの理解・支援の象徴となっているレッドリボンをシンボルとして、予防啓発イベントを催している。講義だけではなく演劇・朗読を通じて訴えている。昨年の東京で実施されたイベントの来場者は200人程度であったが、USTREAMなどの動画配信サイトを通じて1万人近い人が視聴していた。確実に草の根の普及活動で情報は浸透しているといえよう。

次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。あらかじめ記述しておくが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合は、寄付率が優れているからといって、そのカードの寄付が優れているというわけではない。自分がシンパシーを得られ、活動指針・行動規範に納得できるならば、下図の如何なる団体への寄付であろうと、須らく等しい価値を持つと考えるべきだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

名称 ユニセフ
VISA
ユニセフ
VISA
ゴールド
オリコ
赤い羽根
VISA
赤い羽根
VISA
赤い羽根
ゴールド
オリコ
赤十字
DC
赤十字
ゴールド
STOP
AIDS
CARD
ピンク
リボン
Gift of Life
Upty
デザイン ユニセフVISAカード ユニセフVISAゴールドカード オリコ赤い羽根カード 赤い羽根VISAカード 赤い羽根VISAゴールドカード 赤十字オリコカード Dc赤十字ゴールドカード STOP AIDS CARD ピンクリボンカード Gift of Life Card Upty
年会費 1,312円 10,500円 1,312円 1,312円 10,500円 1,312円 10,500円 1,312円 1,312円 0円
寄付率 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 0.5% 0.5% 0.5%
入会寄付 1,000円 1,000円 - - - - \1,000 - - -
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
電子
マネー
- - - - - - - - - -
1年50万
寄付額
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \5,000 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
ポイント
\1,188 -\8,000 \1,188 \1,188 -\8,000 \1,188 -\8,000 \1,188 \1,188 \2,500
社会貢献・寄付できるカードの比較表(ユニセフVISA・ユニセフVISAゴールド・オリコ/VISAコ赤い羽根・赤い羽根ゴールド・オリコ赤十字・DC赤十字ゴールド・STOP AIDS CARD・ピンクリボンカード・Gift of life Uptyカード)

上図の通り、STOP AIDS CARDの年会費・寄付率は、他の社会貢献型カードに劣ることはない。ポイント還元率も通常のオリコカードと同様に0.5%分が獲得できる。冒頭でも述べたが、上図以外にも社会貢献型カードは数多く存在しているが、直接的に日本のエイズ予防に寄与するカードとしては稀有な存在だ。

また、エイズ予防財団の2011年度の決算から財政を見ると、寄付金は約6千万円から5千万円に減少しており、国からの補助金もおよそ半減されている。感染者が増加している数少ない先進国にありながら、非常に厳しい状況といわざるを得ない。このカードを1万円を利用しても50円寄付と微額だが、塵も積もればで多少ではあるが財団の支えになることは確実だ。もしも興味を持ったなら保有して間違いないカードの1枚だ。