メイク・ア・ウィッシュカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

- オススメ度:
- 名称:
- メイク・ア・ウィッシュカード
- 年会費:
- 無料
- 寄付対象:
- メイク・ア・ウイッシュ オブ ジャパン
- 寄付率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
- 入会寄付:
- \500
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
メイク・ア・ウィッシュカードは難病に苦しむ子供達の夢を叶えるカード!
メイク・ア・ウィッシュカードはカード利用額の0.5%分を非営利団体メイク・ア・ウィッシュに寄付される。カード会社が寄付を負担するため、カード利用者が寄付を負担することはない。また、ライフカードが発行していることもあり、カード利用でライフサンクスポイント(ポイント還元率0.5%)が獲得できる。もちろんポイントだけでなく、各種優待割引も普通のライフカードと同様に付帯している。

さて、各種特典だが、前述した割引ではホテルサンルート等のビジネスホテルの割引から、富士急ハイランド・浅草花やしき等のレジャー施設、その他の飲食店・映画館などが対象となっている。それ以外には会員限定のゴルフ場の24時間検索予約システム「ライフゴルフ・デスク・オンライン」も利用することができる。
次に寄付対象の「メイク・ア・ウィシュ・ジャパン」についてだが、同団体は3歳から18歳までの難病と闘う子供達の、遊園地に行きたい・イルカと泳ぎたい・ウルトラマンと会いたい等の、夢を毎年150人以上分を叶えている。国際的な本部もあるが、基本的には独立採算で運営されている。理事もジブラルタルやプルデンシャル等の保険会社の日本人の役員が勤めている。最近では20周年を迎え、チャリティーパーティーを催しチャリティーオークションも実施したようだ。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

上図の通り、メイク・ア・ウィッシュカードは年会費が無料で、寄付率は他カードと同等か上のクラスになっている。さらに、入会時に500円分が寄付される。一見すると、寄付率が1.0%のカードよりも劣っているように見えるが、獲得したポイントを寄付に交換できるメイク・ア・ウィッシュコースが設けられており、300ポイントが1,500円に換算されるため、それを利用すれば寄付率は実質1.0%となる。
最後に、メイク・ア・ウィッシュについて追記するが、子供達の夢は平凡な夢から、有名人に会ってみたいなどの一般人では少し難しい夢まで幅広い。治療が確率されていない難病と闘う子供達には、そういった夢を叶えることが、生きる希望や勇気を与えると共に、自身の免疫力を高めて生存する可能性を拡大するのではないかとも考えられる。寄付状況にもバラつきがあり、2009年には1億円であった寄付が、翌年には3億円超になったかと思いきや、2011年には8千万円まで急減少している。安定して子供達の夢を叶えていくには、固定の寄付者が必須だ。メイク・アウィッシュの方針に賛同する人には、このカードを是非オススメしたい。