アフラック 新 生きるためのがん保険Days/ がん保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

アフラック 新 生きるためのがん保険Days
オススメ度:
2
保険会社:
アフラック
名称:
新 生きるためのがん保険Days(デイズ)
保障内容:
診断給付金・入通院・手術・放射線・抗がん剤
保険期間:
終身
オリコン:
6位 / 10社中
特徴:
がん治療にかかわる心配を、手厚くトータルに備えたい方に

アフラック 新 生きるためのがん保険Daysは確かに保障は拡充したが・・・?

新 生きるためのがん保険Daysはアフラックのがん保険で、"新"と付いていることからも分かるが2014年に保障・保険料をリニューアルしている。以下、新 生きるためのがん保険Daysはアフラックの概要を記載し他社と比較する。

アフラック 新 生きるためのがん保険Daysの仕組みと主な保障内容・保険料

この保険はA・Bプランに分かれるが、保障は同一で入院給付金の日額(と比例して増加する手術給付金と放射線・抗がん剤治療給付金)に差があるだけだ。リニューアル前よりも選択はシンプルになっている。

保障はリニューアル前と比較して、まず通院給付金が三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線療法)以外の治療でも、給付日数が60日ではなく無制限となった。これはオリックスなども設けている制限のため一定の評価ができる。ただ、三大治療以外となると免疫療法や温熱療法といった類となり、三大治療なしで単独で用いられることは少なく、大きなプラス要素とは考えにくい。例えば、がん性腹膜炎で腹水を定期的に排液するようなケースでは利用価値もありそうではあるが。。。また、入院せずに三大治療を行っても給付金が受け取れるようになったが、検査入院(検査入院は給付金対象外)で末期と診断されれば緩和ケアのみとなる可能性が高い。こちらも保障の拡充には違いないが意味があるかは微妙なところだ。

次に、下図ではガン保険を加入できる年齢・保険期間から、診断給付金(上段は悪性・下段は上皮内)と回数制限、入院日額と給付日数、通院日額と給付日数、手術給付金・先進医療給付金で比較した。顧客満足度では、保険の究極的な目的である保険金を比較するためオリコンの保険金・給付金ランキングで比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

保険料では、各社の最もベーシックなプランを用いて、男性で診断給付金が100万円を選択した場合の、40歳・50歳・60歳の月額保険料で比較した。また、先進医療給付金の特約は付加した。

名称 メットライフ
ガードX
アフラック
新デイズ
セコム
メディコム
オリックス
ガンBelieve
アクサ
がん保険
AIG
がんベスト
損ジャ
勇気
チューリッヒ
がんプラス
メディケア
一時払がん
年齢
期間
~80歳
終身
~85歳
終身
~74歳
5年
~75歳
終身
~75歳
10年
~70歳
終身
~75歳
終身
~70歳
10年
~75歳
終身
診断給付 100万
50万
100万
10万
100万
100万
100万
100万
- 1~300万
50万~
1~300万
1~300万
100万
100万
-
診断給付
限度
年1回
(計5回)
1回 無制限 1回 - 無制限
1回※
無制限 無制限
上皮は1回
-
入院日額
限度
1万※
無制限※
1万
無制限
実費 50+1万
無制限※
1万※
無制限
1万※
無制限
1万
無制限
1万
無制限
\2,000~1万
無制限
通院日額
限度
- 1万
無制限
実費
(1000万)
1万
無制限
- - 1万
120日
5000円
30日
-
手術給付 - 20万 実費 20万 20万 10~40万 10~40万 20万 2~10万
先進医療 2,000万 2,000万 実費 2,000万 2,000万 2,000万 1,000万 500万 2,000万
その他 ホルモン 放射線
抗がん剤
複数回
- 退院一時金 放射線
抗がん剤
緩和ケア
死亡
無事故
- 退院一時金
在宅療養
ゼロトク
死亡
放射線
骨髄移植
オリコン 4位 6位 対象外 3位 ランク外 ランク外 7位 1位 ランク外
苦情率 0.78% 0.82% - 0.31% 1.02% 0.24% 0.82% 0.42% 0.30%
保険料
40歳
\2,785
(\4,128)
\4,310 \1,930 \3,710 \1,876 \4,442
(\7,661)
\4,182 \1,347 200万~
6,000万
保険料
50歳
\4,199
(\6,223)
\6,990 \4,460 \5,500 \3,136 \6,710
(\11,877)
\6,475 \2,837 200万~
6,000万
保険料
60歳
\6,136
(\8,959)
\11,600 \8,310 \8,050 \6,346 \10,055
(\17,735)
\9,865 \5,497 200万~
6,000万
がん保険の比較表(メットライフ生命ガードX・アフラック 新デイズ・セコム メディコム・オリックス ガンBelieve・アクサ生命・AIGがんベスト・損ジャ日本興亜・チューリッヒ がんプラス・メディケア 一時払がん)

上図で左から2番目のアフラック 新デイズだが、契約可能な上限年齢は85歳までと他社よりも高いが現実的に考えて80代から契約する人は稀有だろう。診断給付金は悪性新生物なら100万円で他社と同額だが、上皮内新生物(初期のガンでステージ0に該当)だと10分の1の10万円に減額される。この点はリニューアル前と変わらないが、リニューアル後は複数回支払特約を付加することで回数無制限とすることが可能となった。再発を懸念すれば価値ある特約だが、2年に1回の制限付きで保険料も月額で700~1,600円は上昇するのがネックだ。放射線・抗がん剤治療の給付金があるのは悪くないポイントだ。

保険料はリニューアル前と比較すると10%ほど安くなっているが、入院日額10,000円のAプランで他社と比較して未だ安くはない。同じく通院までカバーするオリックスよりも保険料は高く、保障の拡充を考慮しても保険料が安いとは言い難い。

結論としては、保障が拡充され保険料が安くなったのは事実だが、それでも診断給付金などの保障面と保険料を鑑みればイマイチの保険だ。上皮内新生物で大きく診断給付金が減額される点に変更がないのも痛い。リニューアル前と変わらず、これなら内容が近いオリックスを選択した方がよく、手元資金さえあればメディケアの方がいい。また、がんの最大のリスクは自由診療で保険適用外の数百万円の自己負担額が発生する可能性と考えるなら、セコムのメディコムやSBIなどを検討するといいだろう。