UCゴルファー保険/ ゴルフ保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

UCゴルファー保険
オススメ度:
2
保険会社:
UCカード(クレディセゾン・損保ジャパン)
名称:
UCゴルファー保険
保険期間:
1年間
ホールインワン:
15万円
個人賠償:
1億円
特徴:
UCカード会員様限定!ゴルフを楽しむ皆様へ

UCゴルファー保険は特にオススメする理由がないが1点だけ!?

UCゴルファー保険は、UCカード保有者限定で契約できる保険だ。UCカードはセゾンとUCカードグループが発行するカードだが、この保険はUCカード保有者のみが契約可能で、セゾンカード保有者はセゾンのゴルフ保険のみ契約できる。以下、UCのゴルフ保険の概要を記載し、他社のゴルフ保険と補償内容・保険料等で比較する。

UCゴルファー保険の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず保険期間はセゾンカードのゴルフ保険が1ヶ月単位での契約となるのと異なり、多くの他の保険会社と同様に1年契約となっている。補償内容も他社と同じく、ゴルフ中の賠償責任、死亡保険金、入院日額・通院日額が日数に応じて受け取れる。ゴルフ用品の破損、ホールインワン・アルバトロスの補償も付帯している。補償内容では他社とは相違ない中身とえいる。

保険料は各保険金の上限で変動するが、個人賠償責任補償が1億円で据え置かれている点で他社とは異なる。入通院の保険金を考えればG40タイプでもいいが、個人賠償がゴルフ保険の最大のポイントと捉えれば年間3,030円のG30タイプでも十分といえるだろう。

下図では各社のゴルフ保険を保険期間を始め、死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償補償の上限額で比較し、さらにホールインワン・アルバトロス達成時とゴルフ用品の損害補償の保険金、個人賠償・死亡保険金・入院日額・通院日額の上限額を比較した。さらに個人賠償発生時に示談交渉を保険会社が代行してくれる示談サービスが付帯しているかも併せて記述した。

保険料面では、各社のプランで最もスタンダードなものを採用し、個人賠償責任補償は5,000万円とした。また、保険会社によって保険期間が異なるため、1日・1週間・1年で期間別に保険料を記載して比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
損保
ジャパン
東京海上 日本興亜 au損保 三井住友 ドコモ 共栄火災 UC
保険期間 1年 1~3年 1年 1年 日帰り
1~3泊
1週間
1年
1泊 1年 1年
死亡保険 260万 855万 500万 455万 100万 280万 600万 250万 178万
入院日額 3,900円 12,825円 3,000円 6,825円 5,000円 4,200円 9,000円 3,750円 2,673円
通院日額 2,600円 8,550円 1,000円 4,550円 1,500円 2,800円 6,000円 2,500円 1,782円
ホールインワン 20万 21万 20万 10万 30万 10万 30万 30万 15万
ゴルフ用品 20万 30万 10万 20万 20万 10万 15万 15万 12万
個人賠償 5000万~ 3000万~ 1億 1or2億 3000万~ 5000万~ 3000万~ 5000万~ 1億
示談 - - - - - - - -
保険料
(1日)
- - - - 302円~ - 300円~ - -
保険料
(1週)
- - - - 750円~ 1,000円 - - -
保険料
(1年)
5,000円 7,000円 5,000円 4,000円 - 3,000円 - 5,800円 3,030円
ゴルフ保険の比較表(あいおいニッセイ同和・損保ジャパン・東京海上・日本興亜・au損保・三井住友海上・au損保・セゾン・ドコモ・共栄火災・UCカード)

上図で1番右のUCゴルファー保険だが、前述したG30タイプの補償内容で他社比較している。前述した通り死亡保険金・入院日額・通院日額は他社より低く物足りない数字だ。ホールインワン/アルバトロス補償もゴルフ用品の補償も、平均化した他社の数字にくわべれば低い金額だ。唯一、個人賠償は最低ランクでも1億円となっている点は評価できなくもない。

保険料は1年で3,030円で他社の1年契約のゴルフ保険より安く、三井住友海上に次ぐ安さだ。ただし、ケガに関する補償が他社より小さいことを考えれば妥当な額ともいえる。とはいえ、個人賠償が1億円のゴルフ保険の中では安いのも事実で、この一点で保険料は安いと見ることもできる。

結論としては、基本的には特にオススメする理由が見当たらない保険だが、一点、1億円の個人賠償目当てなら保険料が安いため妙味はある。それでも、個人賠償は5,000万円あれば、高額賠償となっても大抵は事足りるケースが多い。そのため妙味があるからといってメリットがあるとは言い切れない。それならメリットが明確な短期契約が可能なau損保・ドコモ保険や、補償内容のわりに保険料が安い三井住友海上、示談交渉サービスが利用できる東京海上を選択した方が分かりやすいだろう。