ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイントのお得度の比較

ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード
オススメ度:
1
名称:
ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費:
無料
優待店:
西友・リヴィン・サニー各店
ポイント付与:
1,000円 → 1ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

ウォルマートカード セゾン・アメックスは他のセゾンカードの方が得?

ウォルマートカード セゾン・アメックスはセゾンカードの1種で、ウォルマートの冠が付いているが、実質は西友・リヴィン・サニーでの割引・特典が主のカードだ。ウォルマートは米国発祥の世界最大規模のディスカウントストア(スーパー)だが、日本での展開は皆無で、子会社化した西友を主に日本で展開している。このカードのブランドはアメリカン・エクスプレスのみとなっている。

また、買い物すれば永久不滅ポイントが1,000円で1ポイントが貯まるが、他社のように優待店の買い物でポイント倍増はなく5%割引になるだけだ。ポイントは西友のショッピングカードなどと交換できる。以下、このカードのメリット・デメリットを明らかにし、他のスーパー・コンビニで得するカードと数字・サービスで比較した。

まず、このカードの主なメリットは下記3点が挙げられる。

  • ・西友/リヴィン/サニーでの買い物が毎日3%割引
  • ・西友/リヴィン/サニーで第一と第三土曜は5%割引でポイントも貯まる
  • ・3万円までサインレスでレジ精算

逆に利用するにあたってのデメリット・注意点は下記3点がある。

  • ・毎日3%割引の買い物ではポイントが貯まらない
  • ・ポイントを西友の買い物券ではなく、買い物代金の充当に充てると交換レートが悪化
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は中の下(後述)
ウォルマートカードセゾンアメックスの各種ポイントサービス

まず入会特典だが、一定期間を空けて1000円キャッシュバックキャンペーンがある。そのため保有するか迷っているなら、とりあえずキャンペーンまで待ってみるといいだろう。このカードの最大のメリットは西友などの買い物で毎日3%割引で、第一土曜と第三土曜は5%割引だろう。前者はポイントが貯まらないが、後者は貯まるため割引を加味したポイント還元率は5.5%になる。それ以外の店での買い物は1,000円で1ポイント(5円分)が貯まる。西友等ではポイントが貯まりにくいが、永久不滅.comを経由してアマゾン・楽天で買い物をすればポイントが通常で2倍、キャンペーン時には最大9倍になることがある。ポイントを貯めたいなら、これらを活用する必要がある。

貯めたポイントは西友で使える買い物券(SEIYUショッピングカード)に交換が可能だ。2000円分が400ポイント(1ポイントで5円分)になる計算だ。西友での買い物額の直接値引きに充てると1ポイントが4.5円に減額される点に注意したい。もちろん買い物券以外の商品にも交換が可能だ。ポイント以外では3万円以下の買い物であればサインレスで会計ができるメリットがある。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
benesse
イオン
カード
ファミマ
Tカード
ローソン
ポンタ
VISA
Walmart
カード
セゾン
ミレニアム
オンカード
やまや
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード・プラス イオンカード イオンカード suica ベネッセイオンカード ファミマTカード ローソンPonta visaカード ウォルマートカードセゾン ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン やまやカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P 1,500P - - - - -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 2.0% 0.5% 2.0% 1.0%
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5% 5-10% - 5% 5% 3%
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \4,500 \8,000 \6,000 \6,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \6,500 \13,500 \9,500 \10,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・やまやカード)

上図の通り「ウォルマートカード セゾン・アメックス」は、ポイント・割引額を他社カードと比較すると、中の下といったところか。その原因は他社のようにポイント倍増のチャンスが西友・リヴィンに無い点にある。ネットショッピングでのポイントアップを加味すれば他社との差を詰められるが、それは他社カードも同様で、本当の差を埋めることにはなるまい。また、注意したいのが、上図の数値は毎月第一・三土曜の5%割引時の買い物を前提としている点だ。他社カードは毎週金曜・土曜などの場合もあり、月2回というチャンスを活かせないと他社との差は図の数字より開く。毎日3%割引だと時間的な制約は消えるが、他社とのお得さの差は開いてしまう。

結論としては、時間や仕事の都合で5%割引の日に、西友・リヴィン・サニーでまとめ買いできない人にはオススメかもしれない。他のスーパー系のカードには見劣りするが、3%の割引はポイント還元率で3.0%のため普通に買い物するより得だからだ。その反面、5%割引の日にまとめ買いできるなら他のセゾンカードでも十分だ。西友等の5%割引は他の多くのセゾンカードに付帯されている。例えば「みずほカードセゾンSuica」は永久不滅ポイントと西友・リヴィン割引に加えて、みずほ銀行の手数料無料にSuicaのポイントも付く。「出光ゴールド・セゾンアメックス」も、西友割引に加えてガソリン代値引きとロードサービスなどが付いてくる。人によっては、これらの方がウォルマートカードセゾンより得になる可能性があるだろう。