セブンカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

セブンカード
オススメ度:
4
名称:
セブンカード
年会費:
無料※年間5万円利用が必
優待店:
セブンイレブン・イトーヨーカ堂・西武そごう各店
ポイント付与:
100円 → 0.5ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
入会時2,500ポイント

セブンカードは年間5万の縛りは注意だが割引額はトップに匹敵!

セブンカードはセブン&アイが発行しており、以前のアイワイカードからリニューアルしたカードだ。ブランドはVISA/JCBから選択ができる。セブンイレブン・イトーヨーカ堂では100円で1.5ポイントが貯まり、西武・そごう等でも100円で1ポイントが貯まる。グループ外の飲食などでは100円で0.5ポイントとなる。

さらに、毎月8日・18日・28日はヨーカ堂での買い物が5%オフになる。以下、スーパーとコンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。ちなみに、ネットスーパーなどのネットショッピングでの比較は別ページを参照して欲しい。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・セブンイレブン他で通常の2~3倍のポイント獲得
  • ・イトーヨーカ堂・オッシュマンズ・ダックで割引
  • ・電子マネーnanacoを使えば、さらに100円=1ポイントが付く

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・年間5万円の利用をしないと年会費500円が発生
  • ・ポイントの有効期限は1年(ポイント加算期間除く)
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額はトップには劣るがナンバー2(後述)
セブンカードの各種ポイントサービス

まず入会特典についてだが、セブン&アイのHPからの申し込みで1,000ポイント(1,000円)が獲得でき、引き落とし口座をセブン銀行にする、キャッシング枠の設定で各々500円分が獲得できる。ただし、リボ払いにしても500ポイントが獲得できるが、リボ払いは15%の手数料が発生するため、申し込まない方がお得だ。

また、前述したように、イトーヨーカ堂では毎月8の付く日は5%割引になる他、オッシュマンズでも第3金土曜も5%割引になる。さらに、ダック引越しセンターでも基本料金が20%割引になる。

ポイントは、セブンやヨーカ堂では通常の3倍、デニーズや西武そごうでは2倍になる。ポイントは上述の店舗で値引きや、nanacoにチャージできる。nanacoを上述の店舗で利用すれば、100円毎にnanacoポイントが獲得できるため、ポイントを通常の実質4倍にすることも可能だ。ただし、ポイントの有効期限が積み立て期間を除けば1年間しかなく、年間で5万円を決済しないと年会費500円が発生するため、利用せず放置すれば損をする点も注意したい。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。各店で無条件で買い物が3~5%割引になるタイミングは異なる(セブンカードなら毎月8の付く日に5%割引、イオンなら月2回の感謝デーなど)が、加盟店の買い物を加味して比較する際は、全ての買い物を割引デーに行うと仮定した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
benesse
イオン
カード
ファミマ
Tカード
ローソン
ポンタ
VISA
Walmart
カード
セゾン
ミレニアム
オンカード
やまや
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード・プラス イオンカード イオンカード suica ベネッセイオンカード ファミマTカード ローソンPonta visaカード ウォルマートカードセゾン ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン やまやカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P 1,500P - - - - -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 2.0% 0.5% 2.0% 1.0%
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5% 5-10% - 5% 5% 3%
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \4,500 \8,000 \6,000 \6,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \6,500 \13,500 \9,500 \10,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・やまやカード)

上図の通り「セブンカード」は他社カードと比較すると、ファミマTカードには劣るが、ポイントと割引を考慮すれば優秀で、ナンバー2といってもいい。ファミマTカードを超えるには、まずはnanacoの活用がある。nanacoをセブンやヨーカ堂で使用すれば、通常ポイントとは異なるnanacoポイントが貯まるため、ポイント率はさらに上昇する。具体的には、通常の買い物が50万で優待店10万の場合、その10万円分を全てnanacoで支払えばファミマに追いつく計算だ。

また、ファミマTカードは、ファミマで割引があるものの、セブンカードとは異なり、割引される商品が日々変化するため、自分が欲しい商品が割引になっていない可能性もある。その点を考えれば、買い物額が一律で割引されるセブンカードの方が、商品を気にしなくても良い分だけ利便性がある。

結論としては、セブンイレブン・イトーヨーカ堂を利用するならオススメだ。他社カードと迷っている場合でも、優先して保有を検討していい。ただし、年間で5万円を利用しなければ年会費が発生する点、西武・そごうをメインに利用する場合には割引額が3分の2程度になるため注意したい。前述したように、ファミマTカードと迷っている場合には、利便性ではセブンカードが勝る。

しかし、ポイントが倍になる提携店の数ではファミマTカードが勝る点も忘れてはならない。そのため、セブン・ヨーカ堂に年間支払う金額と、ファミマTカードのTポイント提携店に支払う金額で、大きい金額のカードを持つのが妥当だ。また、ファミマTカードは割引商品を購入する前提になっているため、ファミマで一切買い物をしない人は、セブンカードを持った方がお得になるはずだ。