ベネッセイオンカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

ベネッセイオンカード
オススメ度:
3
名称:
ベネッセイオンカード
年会費:
無料
優待店:
イオン・マックスバリュー・メガマート各店
ポイント付与:
100円 → 0.5ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
入会時1,500ポイント

ベネッセイオンカードはベネッセで得をするのは絶望的か!

ベネッセイオンカードはイオンが発行しており、イオンカードにベネッセ関連の特典を付加したカードだ。ブランドはVISA/JCB/マスターカードから選択ができる。月4回の機会にイオン等で買い物すれば100円で1ポイント、それ以外は100円で0.5ポイントとなる。毎月20・30日は買い物額が5%オフになる。

さらに、ベネッセでの買い物はイオンポイントとベネッセポイントがダブルで貯まる。ベネッセポイントは買い物額が1,000円毎に1ポイント(3円分)となる。以下、スーパーとコンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・イオンではWポイントデーなら通常の2倍のポイント獲得
  • ・イオン・マックスバリュー・メガマートで5%割引/65歳以上なら毎月15日も割引
  • ・ベネッセ関連の買い物でベネッセポイントが貯まる

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・5%割引は毎月20日・30日に限定
  • ・イオンポイントの有効期限は1年(ポイント加算期間除く)/ベネッセポイントは有効期限は3年
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は優秀な部類に入る(後述)
イオンカードSuicaの各種ポイントサービス

まず入会特典だが、HPからの申込み、WEBで明細確認になるイオンネットサービスに登録などで1,500ポイントを獲得できる。また、イオンでは毎月5日/10日/15日/25日はポイント2倍になる。月4回は他社よりも機会が多い。さらに毎月20日と30日は5%割引になるが、月2回という回数は他社より若干少ない印象だ

このカードの最大の特徴が、ベネッセでの買い物で100円で0.5円のイオンポイントと別に、1,000円で3円分のベネッセポイントが貯まる。計算すると100円で0.3円分のため、あまり効率的ではない。ポイントの有効期限は3年と長いのは便利だが、ポイントの増減が3年間なければ、累積ポイントが全て失効する点には注意したい。

また、イオンポイントの有効期限が積み立て期間を除けば1年間という点に注意したい。他社のスーパー・コンビニ系と有効期限は同程度だが、マイルや永久不滅ポイントなどよりは短い。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。各店で無条件で買い物が3~5%割引になるタイミングは異なる(セブンカードなら毎月8の付く日に5%割引、イオンなら月2回の感謝デーなど)が、加盟店の買い物を加味して比較する際は、全ての買い物を割引デーに行うと仮定した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
benesse
イオン
カード
ファミマ
Tカード
ローソン
ポンタ
VISA
Walmart
カード
セゾン
ミレニアム
オンカード
やまや
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード・プラス イオンカード イオンカード suica ベネッセイオンカード ファミマTカード ローソンPonta visaカード ウォルマートカードセゾン ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン やまやカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P 1,500P - - - - -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 2.0% 0.5% 2.0% 1.0%
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5% 5-10% - 5% 5% 3%
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \4,500 \8,000 \6,000 \6,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \6,500 \13,500 \9,500 \10,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・やまやカード)

上図の通り「ベネッセイオンカード」は他社カードと比較すると、セブンカード・ファミマTカードに劣るが、なかなか優秀で、実質はナンバー2といってもいいレベルだ。2カードとの差を詰めるためには、ベネッセでの買い物額次第ということになる。1,000円で3円分のポイントのため、1,000円の差を埋めるのに30万近くの利用が必要で、かなり厳しい数字だ。進研ゼミで考えると、小学校講座は1人あたり年間5万程度で厳しい。高校講座では1教科1ヶ月5,000円で、3教科を受講すれば年間で18万程度になるが、これでも30万には及ばない。。。ノーマルのイオンカード同様、ワーナーマイカルシネマズでの300円割引を使うしかないかもしれない。

結論としては、イオンで買い物をするなら悪くはないが、ベネッセでの買い物は割引はスズメの涙程度にしかならず、あまりメリットは存在していない。かろうじてノーマルよりはマシという程度だ。ポイントや使い勝手を考えればイオンカードSuicaの方がオススメだ。

また、基本的にはカードの枚数が増えても良いならば、割引き目当てで各ショッピングセンターのカードを持つのがベストだ。その一方で他社カードと迷っている、ないしはカードの枚数を減らしたい場合には、まずは買い物額が大きい店順に優先するのが妥当だ。イオンとセブン・ファミマでの買い物が同額程度でカード枚数を減らしたい場合は、ポイントが2倍になる提携店が圧倒的に多く割引でもお得なファミマTカード、次に商品を限定せずに割引を受けられポイントアップもあるセブンカード、次にSuicaの利用額次第で爆発力のあるイオンカードSuicaの順に、使い勝手とお得度でオススメする。