セブンカード/ ネットショッピング・ネット通販の割引・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- セブンカード
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- セブンネットショッピング等のグループ各店
- ポイント付与:
- 100円 → 0.5ポイント(VISA/JCB加盟店利用時)
- ポイント換算:
- 100円 → 0.5円割引(還元率は0.5%)
- ボーナス:
- 入会時に2000ポイント(2,000円相当)のボーナス
セブンカードは5%割引以外には魅力に乏しいカードだった?
セブンカードは、VISA/JCB加盟店でもポイントが貯まるが、セブンイレブン・イトーヨーカドーでの割引きとポイント優待がメインのカードだ。ただし、実店舗だけではなく、セブンネットショッピング・イトーヨーカドーネットスーパーでも割引&ポイント優待があるため、今回はネット通販でポイント割引きが受けられるクレジットカードで、数字とサービスを比較した。ちなみに、スーパー・コンビニ系カードとの比較は別ページを参照して欲しい。そちらの結果は優秀だった。
さて、セブンカードの特徴的なサービスは下記3点が挙げられる。
- ・イトーヨーカドーネットスーパーで毎月8の付く日は5%割引
- ・セブンネットショッピングなら100円で1ポイントを獲得
- ・デニーズや西武そごうでも100円で1ポイント
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・割引/ポイント優待されるサイトが少ない
- ・年間5万円以上を利用しないと年会費が発生/ポイント有効期限が1年で延長なし
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント還元率が低くイマイチ(後述)
まずポイントについてだが、セブン・ヨーカ堂は100円で1.5円で還元率1.5%、西武そごうでは100円で1円で還元率1.0%となる。通常のVISA/JCB加盟店は100円で0.5円で還元率は0.5%となる。
肝心のネットショッピングだが、セブンネットは西武そごうと同様の1.0%になるのだが、ヨーカドーネットスーパーは0.5%と通常加盟店の扱いとなるため注意したい。しかし、ネットスーパーは、ヨーカドーの実店舗と同様に8の付く日に5%割引が適用される。その点で納得するしかないか。。。ちなみに、ネットスーパーは食料品中心、セブンネットは本・CD・雑貨などを取り扱っており品揃えが異なる。
次に、他社カードと年会費、通常時のポイント還元率、amazon・楽天・Yahooショッピングでの還元率、入会ボーナス、電子マネーへの対応等を比較した。 さらに通常店で年間50万円を利用した場合の割引額、50万円に前述3店で最も有利な店で10万円を利用した場合、通常店と3サイトで10万円ずつ計40万円を利用した場合の割引額を比較した。
上図の通り「セブンカード」は他社カードと比較すると、他社より明らかに劣る数字だ。アマゾン・楽天・Yahooショッピングなどで利用するメリットは無い。やはりセブンネット及びネットスーパーでの利用を考えるしかない。その場合、前述した通り還元率はセブンネットで1.0%、ネットスーパーなら0.5%と、上図と比較すると大した数字ではない。
ただし、5%割引きを利用すればネットスーパーは5.5%と高還元率とも考えられる。セブンネットではなく、ネットスーパーのため食料品に限定されるのが痛いが。。。また、電子マネーでは、nanacoへのポイント交換はできるのだが、nanacoを利用することでポイントが貯まるということはない。その点でも他社に一歩劣っている印象だ。
結論としては、ヨーカドーの5%割引きのためだけに保有するならオススメできそうだ。ネットショッピングでのポイント割引きなどを目当てに保有するのは、効率が悪くオススメできそうにない。セブンネットやネットスーパーを利用する場合でも、他社カードの方が還元率が高いため、そちらをオススメしたい。