ライフカード/ ネットショッピング・ネット通販の割引・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- ライフカード
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- Lモールの提携企業他
- ポイント付与:
- 1,000円 → 1.0ポイント(VISA/Master加盟店利用時)
- ポイント換算:
- 100円 → 0.6円割引(還元率は0.6%)
- ボーナス:
- 入会時5,000円分ボーナス
ライフカードは年間50万使用と誕生月の利用しないとお得度は激減?
ライフカードはライフカード(株)が発行し、誕生月にはポイント5倍、年間利用額によってポイント率が上昇するなど、高還元クレジットカードと一般的にはされている。ポイントはANAマイルにも交換できるが、その場合には非効率であった(詳細はライフカードをANAマイルで比較)。今回は本来のメリットであるポイントを使った場合を想定した。ちなみに学生専用のライフカードも存在し、ETCカードでも比較している。以下、ネットショッピングで割引き・キャッシュバックできるカード間で数字・サービスで比較した。
さて、ライフカードの特徴的なサービスは下記3点が挙げられる。
- ・誕生月にポイント5倍、年間利用額が50万円でポイント1.5倍、150万で2倍
- ・Lモールを利用すればショップによってポイント倍増
- ・Edyチャージでもポイントが半減するがポイントが付与される
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・ポイントの有効期限は最長5年
- ・Edyチャージは誕生月にポイント5倍の対象外
- ・他社比較シミュレーションでは微妙な位置づけのカード(後述)
まずポイントについてだが、1,000円の利用で1ポイントを獲得し、その1ポイントは交換レートが良いQUOカード等との交換であれば、100円で0.6円分の価値に相当し、還元率は0.6%となる。さらに年間50万円以上の利用で1.5倍になるため還元率は0.9%になり、別途で300ポイント(30万円利用と同等で1800円分の価値相当になる)がプレゼントされる。また、誕生月の利用では5倍になるため3%という驚異の還元率になる。これはライフカードのみの特典で、誕生月の固め打ちで、かなり効率的にポイントを貯められる。
さらに、他社同様に自社サイト(Lモール)を利用することで、さらにボーナスが見込める。特に使えそうなのが、総合通販ではYahooショッピングにアマゾン、電化製品サイトではヤマダとビックカメラも提携先に含まれている。さらに無印良品にディノスといった利便性の高そうなサイトも含まれている。ただし、ポイントアップの倍率は各店で2倍から最大25倍まで幅があるが、その一方で楽天のようにポイントが1倍に据え置かれているサイトもあるため注意したい。
次に、他社カードと年会費、通常時のポイント還元率、amazon・楽天・Yahooショッピングでの還元率、入会ボーナス、電子マネーへの対応等を比較した。 さらに通常店で年間50万円を利用した場合の割引額、50万円に前述3店で最も有利な店で10万円を利用した場合、通常店と3サイトで10万円ずつ計40万円を利用した場合の割引額を比較した。
上図の通り「ライフカード」は他社カードと比較すると、ポイント還元率はイマイチだ。さすがに特定のサイトで有利なカード、例えばYahooカードでアマゾンで買い物をした場合などの還元率は、ライフカードの方が上回っている。それでも一部の他社カードには劣る数字だ。
とはいえ、それは平均的に何も考えずに利用した場合の話だ。誕生月のポイント5倍を利用すれば話は違ってくる。仮に年間50万円のうち25万円を誕生月に利用すれば、7,500ポイントが手に入り、通常時よりも6,000ポイントも多く手に入る。50万円利用のシミュレートの場合、ポイント1.5倍の特典に300ポイントのボーナスも考慮して、12,000円相当のポイントが獲得できる。ポイントが半減するが、他社が対応していないEdyを利用すれば、数字は他社を圧倒する。どう使いこなすかが問題になりそうだ。
結論としては、相当に工夫して利用するならオススメできそうだ。特に50万or100万利用の条件と、誕生月に多額の利用をする条件を満たすことが必要だ。それらを満たせないのであれば、金額条件が無くバランス良くポイント還元率が高いJACCSの方が有利だ。また、アマゾン・Yahooなどの特定のサイトで利用する金額が大きい人は、上図で各々ポイント還元率が高いカードを選べば問題ないだろう。