ライフカード/ ETCカードで割引/節約・ポイント獲得の比較

ライフカード
オススメ度:
3
名称:
ライフカード
年会費:
無料
ETC年会費:
無料
ポイント率:
0.5%(50万以上の利用で0.75%)
ETC/給油特典:
-
入会ボーナス:
入会初年度はポイントが1.5倍

ライフカードで年間50万円以上の利用なら他社よりお得になる?

ライフカードは、ポイントが高還元率ということで各サイトでオススメに推されているが、今回はETCカードを発行をメインに他社カードと比較する。他の指標で比較する場合は別ページの「ANAマイルで比較」「ネットショッピングで比較」「学生専用で比較」を参照してほしい。さて、特にライフカードのメリットを挙げると、①年間50万円以上の利用でポイントが1.5倍(還元率0.75%)②誕生月はポイント5倍の2点だ。

ライフカードのポイントプログラム

まず、ポイントプログラムだが、年間のカード利用額ごとにポイントが倍増するステージ制が採用されている。通常は1,000円で1ポイント(1ポイントは5円相当)のため還元率では0.5%となるが、年間で50万円以上の利用で1.5倍の0.75%となり、年間150万円以上で1.0%となる。さらに300ポイントのボーナスと、誕生月にポイント5倍(2.5%)となる特典がある。ETCカードの利用や、サービスエリアやパーキングエリアでの割引特典は存在していないため、ポイントを効率的にするには年間利用額と誕生月を利用するしかない(他社との詳細な数字の比較は後述)

その他、他社カードと同様に、カード会社(ライフカード)の運営するショッピングモールであるLモールを経由して、各ショッピングサイトで買い物をすればポイントが優遇されて貯まる。Yahooショッピングなどの大手サイトもあるため、忘れずに経由しておきたいところだ。

次に、下図で他のETCカード発行でお得といわれているクレジットカードを、年会費・ETCカードの年会費と発行費・ポイント還元率などを比較した。さらに、年間50万円を利用した場合、50万円に加えて月1万円をSA/PAで利用した場合と、ガソリンを給油した場合のシミュレーション結果を比較した。いずれも年会費やETCカードの発行費と年会費を差し引いて計算した。

得するETCカードの比較表(ライフカード・JCBエイト・楽天カード・イオンE-NEXCO・イオン中日本・出光まいど・NEXCOプレミアム・リーダーズカード・オリコiD・JCBドライバー)

上図で"ライフカード"を比較したが、年間利用額が50万円以下の場合には、明らかに他社に劣るポイント還元率だ。上図にはないが、仮に50万円未満の利用の場合には、2,500円相当のポイントしか獲得できない。ポイントが5倍になる誕生月に、1年の半額近くの消費を集中させれば6,000円程度のポイントが獲得できる。50万円未満の利用の場合には、相応の工夫が必要になりそうだ。一方で、年間50万円以上の利用なら、ポイント還元率が0.75に上昇し、さらに300ポイント(1,500円相当)が獲得でき、一気にお得度が増す。ただ、ETCカードの年会費・発行費は無料だが、特にETC利用・給油での特典はない。

結論としては、年間50万円以上の利用をするなら、オススメできなくはない。ただし、純粋に数字だけ比較すればジャックスのリーダーズカードの方が有利だ。リーダーズカードも年間50万円以上の利用がなければ年会費が発生するため条件は同じだ。それなら、単純にリーダーズカードを選んだ方がお得といえる。

また、ガソリンの給油が月1万円以上で、NEXCO指定のガソリンスタンドを利用でき、SA/PAでも相応に買い物をするような、頻繁にドライブ旅行をするか業務で利用する人はNEXCOプレミアムも悪くない。悪くはないが、それでもリーダズカードには及ばない。。。それよりも、一ヶ月の5万円以上の利用(年間60万円)の全てが自動車関連(ガス代・ETC代・GSでパーツを購入など)であれば、ドライバーズプラスカードであれば、まるまる5%が還元されるため、自動車にかなりの予算の割いている人は、ドライバーズプラスカードを選ぶのも手だ。