みずほマイレージクラブカードセゾンSuica/ 電車代・電子マネーのチャージ節約・ポイント獲得の比較

みずほマイレージクラブカードセゾンSuica
オススメ度:
3
名称:
みずほマイレージクラブカードセゾンSuica
年会費:
無料
別途年会費:
無し
ポイント付与:
1,000円 → 1ポイント
変換率:
100円 → 0.5円キャッシュバック
ボーナス:
入会時500円分のキャッシュバック

みずほカードセゾンSuicaはATM出金無料を加味すれば他社より優秀?

みずほマイレージクラブカードセゾンSuicaは、みずほ銀行とセゾンとJR東日本で発行しているカードで、ブランドはVISAのみとなっている。みずほ銀行のキャッシュカードも兼ねているカードで、みずほ銀行を利用している人にはメリットがあり、さらにセゾンの永久不滅ポイント、Suicaとして電子マネーにもなる。このカードを交通費/電子マネー代を節約額で、他のSuica/PASMOのクレジットカードと比較した。

さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・みずほ銀行のATM、コンビニATMの手数料が終日無料になる
  • ・全国の西友・リビィンでの買い物が5%オフ
  • ・入会ボーナスで500円分のキャッシュバック

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・Suicaチャージでのポイント3倍サービスは無し
  • ・Edyのチャージはポイント対象外
  • ・他社比較のシミュレーションでは、電子マネーキャッシュバックの効率はほぼトップ(後述)
みずほカードスイカの各種サービス

このカードの最大の特徴は、みずほ銀行のATM手数料が時間外の出金でも無料になる点だ。さらにコンビニで出金しても無料だ。単純に月1回の給料日だけの利用でも105円がお得になるため、メリットとしては大きい。セブン銀行・E-Net・ローソンATMと大抵のコンビニで無料で利用可能だ。もちろん、コンビニでも特定の銀行のATMが設置している場合は例外だ。

また、セゾンカードの特典で、西友やリビィンでの買い物が無条件で5%オフになるため、割引きを受けつつポイントが貯められる。さらに入会するだけで得られるポイントはSuicaで500円分になる。

一方で、他のビューカードではSuicaのチャージでポイントが3倍になるが、このカードでは3倍にならない。Suicaを電車代以外に利用している人は注意したい。他社との比較は後述するが、一定額を越してチャージすると他社カードの方が有利になることに注意したい。また、他カードにある旅行保険が付いていない点も注意したい。しかし、死亡・傷害時のみに適用される保険のため、活躍の場は少ないだろうが。また、エディのチャージがポイント対象外になっていることも覚えておきたい。この点は、Suicaをメインの電子マネーとして使用すれば問題は無い。

次に、他社カードと年会費・移行費・Suicaへのキャッシュバックの効率・ボーナス等を比較した。さらに年間50万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額、年間100万分の利用をした場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
キャッシュバック=(\500,000 × ポイント還元率)+ ボーナス
上記に年会費を加味=(\500,000 × ポイント還元率)+ ボーナス - 年会費

名称 ANA
VISA
Suica
JAL
Suica
ビュー
スイカ
みずほ
セゾン
Suica
イオン
Suica
SMBC
カード
Suica
大人の
休日
カード
ビック
カメラ
Suica
ANA
To Me
PASMO
東急
JMB
PASMO
画像 ANA VISA Suicaカード JALカードSuica ビュースイカカード みずほマイレージクラブカードセゾンSuica イオンSuicaカード SMBC CARD Suica 大人の休日倶楽部ミドルカード ビックカメラSuica ANA TO ME Card PASMO JCB TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
年会費 \2,100
※\788
\2,100 \500 \0 \0 \1,312 \2,500 \0 \2,100
※\4,200
\1,050
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.3% 0.5% 0.4% 0.5% 0.5%
入会
ボーナス
- \500 \500 \500 \1,500 - - - \1,000 -
その他
ボーナス
- - \50 - - - \50 - \1,000 -
50万
ボーナス
\500 - - - - \150 - - - -
100万
ボーナス
\1,000 - - - - \300 - - - -
チャージ 100% 100% 100% 100% 50% 100% 100% 100% 100% 100%
1年50万
利用
\3,000 \2,500 \2,550 \2,500 \2,500 \1,650 \2,550 \2,166 \3,500 \2,500
1年50万
年会費
考慮
\900
※\2,212
\400 \2,050 \2,500 \2,500 \338
※\1,650
\50 \2,166 \1,400
※\800
\1,450
1年百万年会費
考慮
\3,900
※\5,212
\2,900 \4,550 \5,000 \5,000 \1,988
※\3,300
\2,550 \4,332 \3,900
※\5,800
\3,950
関東で電車代・電子マネーのチャージで節約・ポイント獲得できるカードの比較表(ana suica・jal suica・ビュースイカ・みずほセゾンsuica・イオンsuica・smbc suica・大人の休日カード・ビックカメラsuica・ana pasmo・東急pasmo)

上図の通り「みずほマイレージクラブカードセゾンSuica」は他社カードと比較すると、1年で50万円を決済しても100万円を決済してもトップだ。ただし、ビュー・スイカカードとは450円の差で、ビュー・スイカカードはSuicaチャージでポイント3倍になるため、年間10万円のSuicaチャージで1,500円バックになる。このカードやイオンSuicaは3倍にならないため、年間10万円のチャージで500円バックになる。年間5万~10万以上のチャージをすると、ビューカードの方がお得になる計算だ。

結論としては、普段からコンビニ等の出金で手数料を徴収されていて、Suicaの年間利用額が5万円以下の人であれば、間違いなくオススメできそうだ。現在はみずほ以外の銀行を利用している人でも、これを機にみずほ銀行に口座を開設する手もある。ただし、年間5万~10万円以上はSuicaをチャージして利用する人であれば、ビックカメラかビュー・スイカカードの方がお得になるため、自分のコンビニでのATM利用回数を考えて選んだ方が賢明だ。