UC WWF一般カード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較
- オススメ度:
- 名称:
- UC WWF一般カード
- 年会費:
- 1,312円
- 寄付対象:
- WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)
- 寄付率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
UC WWF一般カードは最もベーシックなWWFに貢献できるカード!
UC WWF一般カードはUCカードのブランドで発行されており、カード利用額の0.5%が「WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)」に寄付される。寄付に関して自己負担はなく永久不滅ポイントも貯まる。また、この一般カード以外に、損害補償保険が付帯されたセレクトカード、保険だけでなくUCゴールドカードのサービスが付帯したゴールドカードが存在する。
寄付するWWFについてだが、1961年に設立された100カ国以上で活動する世界最大の自然保護を目的としたNGOだ。その日本支部であるWWFジャパンは、個人サポーターが4万人以上、法人サポーターも300社を超える大規模な組織だ。さらに、名誉総裁に秋篠宮文仁親王殿下を迎えている。名実共に揃った組織といえる。
その活動内容は多岐に渡るが、地球温暖化防止・環境汚染の抑止・野生動物の保護・森林海洋資源の保護に大別される。特に地球温暖化に対して強い懸念を示している。地球温暖化は、海水面の上昇による洪水・ハリケーン等の異常気象の他、気候変化に伴う生態系の異常・生物の絶滅も危惧される。もちろん人間も例外ではなく、自然災害による経済的な損失の増大は元より、農業・漁業といった第一次産業への悪影響は免れない。また、マラリア等の熱帯で起きる感染症が北上して猛威を振るう可能性が高い。その温暖化の原因はCO2削減だけではなく、温室効果ガス(HFC365mfcなど)の削減も必要で、2012年9月には昨今のクリーニング業界で利用促進されている同ガスの使用削減を求める声明も出している。問題は現在進行中という点に注意したい。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。
上図の通り"WWF一般カード"は年会費・寄付率・ポイント還元率が共に他社と同等で、数字面でのデメリットはない。同様にWWFに寄付できるカードで比較すると、他の2カードよりも安価な年会費で同等のカード利用で同等の寄付がなされるためお得といえそうだ。
WWFは、前述した地球温暖化以外にも、記述し切れなかった活動を多々実施している。WWFには会員制度も存在しているため、会員になって会費という形で寄付もでき、口座振込みでも寄付はできる。そういった手段で貢献する手もあるが、1人の資産・収入には限界がある。また、急な出費で寄付が滞ることもあるだろう。このカードであれば自己負担は無いため無理なく寄付が続けられる。一時的に多額の寄付をすることも十分に意義があることだが、定期的に寄付を続ければ総額では多額の寄付になる。そちらの方にも十分に社会的な意義があるといえよう。WWF(WWFジャパン)の活動方針・実績に共感できるなら、是非、このカードの保有はオススメしたい。