UC WWFゴールドカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較
- オススメ度:
- 名称:
- UC WWFゴールドカード
- 年会費:
- 10,500円
- 寄付対象:
- WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)
- 寄付率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
UC WWFゴールドカードは寄付だけでなくゴールドサービスのメリットも!
UC WWFゴールドカードはUCカード発行の1枚で、カード利用額の0.5%が「WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)」に寄付される。自己負担はなく永久不滅ポイントも貯まり、さらにUCゴールドカードのサービスも付帯されている。そのため、年会費はゴールドカード並の額だ。ゴールドカードからゴールドサービスを抜いたセレクトカード、さらに保険も抜いた一般カードも存在している。
寄付するWWFは世界最大の自然保護を目的としたNGOで、WWFジャパンは日本支部だ。日本支部は日本支部で独自の活動を実施しており、震災復興を始め、ロシア極東地域から中国を経由して輸入される違法伐採の木材の防止、韓国の干潟における環境保全、四国に生息する絶滅が危惧されるクマの保護、ユキヒョウの密猟対策など、国内外で多くの活動をしている。
また、このカードは前述の通りゴールドカードのサービスも付帯している。具体的には、海外旅行保険の自動付帯、空港ラウンジの利用、海外旅行先での電話サポート等といった旅行向けの特典の他、定刻ホテルやウェスティンといった提携レストラン・ホテルの優待割引、各種チケット申し込みの優待受付といったサービスも付帯している。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。
上図の通り"WWFゴールドカード"は、他社より年会費が高額だ。ただし、高額な分はゴールドカードのサービス利用分が上乗せされているためだ。仮に、前述のような保険や優待割引に利用価値を見出せないのであれば、寄付率が同等のWWF一般カードでも十分だろう。
最後にWWFジャパンについて追記するが、数年スパンで見れば寄付・募金は減少しており、予算は十分とはいえないのが現状だ。遺産寄付といった不確定要素にも左右され、資産も国債・投信等で増加させようと試みてはいるようだが、いかんせん資産運用にも限界がある(資産が増加しても増加した分を活動費に回せば、資産増大による大きな複利効果は見込めず、理論上はほぼ一定額の利益しか出ない)。もしも、WWFの活動方針に共感納得できるなら、是非、このカードをオススメしたい。もちろん、ゴールドカードのサービスや各種保険が不要なら一般カードでも十分だ。