セディナカードAXU/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

セディナカードAXU
オススメ度:
PriceLess
名称:
セディナカードAXU
年会費:
10,500円
寄付対象:
NPO法人 ボルネオ保全トラストジャパン・バードライフアジアなど
寄付率:
0.1%(1,000円 → 1円)
入会寄付:
-
ポイント率:
0.5%(1,000円 → 5円)

セディナカードAXUは環境に関する特典・企画が満載だった!

セディナカードAXUはカード利用額の0.1%が各種環境保護団体に寄付される。具体的な寄付実績は、ボルネオ保全トラストジャパンやバードライフ・アジアが挙げられる。自己負担は無く、わくわくポイントも利用額に応じて貯まる。さらにポイントは誕生月に2倍、携帯料金の引き落としは1.5倍、海外ショッピングで2倍と、社会貢献型カードにしては珍しくポイント倍増チャンスが多いのも特徴だ。

セディナカードAXUのサービス概要と貢献活動

さて、このカードには環境団体への寄付以外にも特典があり、その1つがグリーンセレクションで、地域の特産物(江戸野菜等)を用いたランチ会、世界遺産の屋久島を巡るツアーを会員限定で企画している。さらにグリーンショッピングという環境配慮型の食材・商品も会員限定で販売している。ポイント倍増チャンスも誕生月、携帯料金支払い、年間請求額が一定を超えると倍増されるチャンスがあり、趣味趣向的・経済的な特典は豊富だ。

寄付に関しては前述の「ボルネオ保全トラスト・ジャパン」と「バードライフ・アジア」に寄付実績がある。前者は熱帯雨林が減少しているボルネオで、生息地の分断から個体数の減少が危惧される生物のために、保護区間を繋ぐ緑の回廊(つり橋)の設置等を実施している。後者は、世界で絶滅が危惧される鳥類の保護のために、生息地・自然環境の保全を目的とした組織として活動している。4年毎に鳥類に特化した地域別の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)を世界初で作成したことでも知られる。

次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

名称 地球に
やさしい
カード
セディナ
AXU
ILEC
カード
地球人間
環境
RHSJ
カード
UC
WWF
一般
UC
WWF
セレクト
UC
WWF
ゴールド
オリコ
LOVE
EARTH
MOTTAINAI
カード
デザイン 地球にやさしいカード セディナカードAXU ILECカード 地球・人間環境フォーラムカード RHSJカードセゾン UC WWF一般カード UC WWF セレクトカード UC WWFゴールドカード オリコLOVE THE EARTHカード MOTTAINAIカード
年会費 1,312円 10,500円 1,562円 1,812円 16,000円 1,312円 1,837円 10,500円 0円 1,312円
寄付率 0.5% 0.1% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
入会寄付 - - - - - - - - - -
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% - 0.5%
電子
マネー
- - - - - - - - iD -
1年50万
寄付額
\2,500 \500 \2,750 \3,000 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
ポイント
\1,188 -\8,000 \938 \688 -\13,800 \1,188 \683 -\8,000 \0 \1,188
社会貢献・寄付できるカードの比較表(地球にやさしいカード・セディナAXU・ILECカード・地球人間環境カード・RHSJカード・UC WWF一般カード・WWFセレクトカード・WWFゴールドカード・オリコLOVE EARTH・MOTTAINAIカード)

上図の通り"セディナカードAXU"は、環境系の社会貢献カードの中では群を抜いて会員費の高額なカードといえる。これは、他の社会貢献型と異なり各種特典が多いためだろう。さらに、寄付率も他社カードよりも群を抜いて低い率だ。これも、会費を寄付だけでなく、各種の企画・ツアーなどに予算を回しているのが原因と考えれる。

このカードは、寄付よりも環境活動全般に興味関心を持つキッカケとなるカードということだろう。その意味で考えると優秀といえる。寄付だけでなく様々な情報・会を通じて、環境問題にも寄与できるという意味で良いカードといえるのではないだろうか。。。逆に、社会貢献として集中して寄付を実施したい人には、実に物足りないカードといえる。