龍馬の夢 ゴールドカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

龍馬のゴールド夢カード
オススメ度:
PriceLess
名称:
龍馬の夢 ゴールドカード
年会費:
10,500円
寄付対象:
社団法人 高知市観光協会
寄付率:
入会寄付:
-
ポイント率:
0.5%(1,000円 → 5円)

龍馬の夢 ゴールドカードは坂本龍馬を軸にして観光客の誘致に貢献!

龍馬の夢 ゴールドカードは、利用額の一部が高知市観光協会に寄付され、坂本龍馬施設や観光関連事業に充てられる。また、「龍馬の生まれたまち記念館」の入場料10%割引の特典がある。カード券面には龍馬の直筆サインと肖像画の顔のアップがデザインされている。また、このカードはJCBのゴールドカードでもあり、ゴールド・ベーシック・サービス(GOLD Basic Service)が付帯している。

龍馬の夢ゴールドカードのデザインと概要

さて、寄付する高知市観光協会だが、高知の観光地・宿泊地の紹介から、よさこい祭りなどの各種イベントの際に広く観光客を誘致できるよう広報宣伝活動を展開している。

また、前述した通りゴールドカードに属するため、JCBの各種サービスが付帯している。具体的には、空港ラウンジの利用・海外旅行の傷害保険の付帯から始まり、通話料無料のゴールド会員専用デスクも利用可能だ。さらに、人間ドックの優待料金、24時間無料で利用できる医師への医療相談、健康チェックサービスも付帯している。会社員であれば、会社主導で健康診断・人間ドック等があるが、自営業や自由業の人には役に立つサービスといえる。

その他には、JCB提携店舗での割引サービスや、ゴルフの優待プラン、電話一本での花のお届けサービスも存在するが、他社のゴールドカードにも類似サービスが存在し、花のお届けサービスも花キューピッドなどを利用すれば、これらの点でのメリットは微妙なところだ。

次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

名称 古代
オリエント
OSAKA
メセナ
しあわせ
名フィル
カード
JOC
一般
JOC
ゴールド
龍馬の夢
一般
龍馬の夢
ゴールド
はこだて
カード
JACCS
link
デザイン 古代オリエント博物館カード OSAKAメセナカード しあわせの輪カード 名フィルカード JOCスポーツマンvisaカード JOCスポーツマンvisaゴールドカード 龍馬の夢一般カード 龍馬の夢ゴールドカード はこだてカード JACCS CARD link
年会費 1,312円 1,050円 0円 1,812円 1,312円 10,500円 1,312円 10,500円 0円 1,312円
寄付率 0.5% 0.3% 0.3% 0.5% 0.1% 0.3%
入会寄付 - - - - - - - - - -
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
電子
マネー
- - - - - - - - - -
1年50万
寄付額
\2,500 \1,500 \1,500 \3,000 \500 \1,500
1年50万
ポイント
\1,188 \1,700 \2,750 \1,438 \1,188 -\8,000 \1,188 -\8,000 \3,250 \1,938
社会貢献・寄付できるカードの比較表(古代オリエント博物館カード・Osakaメセナカード・しあわせの輪・名フィルカード・JOC一般・JOCゴールドカード・龍馬の夢一般・龍馬の夢ゴールド・はこだてカード・JACCS link)

上図で"龍馬の夢ゴールドカード"を比較したが、さすがにゴールドカードというだけあって年会費は1万円超と高額だ。これは前述したゴールドサービスが付帯しているためで、寄付に関しての差異はない以上は、ゴールドカードのサービスが不要ならば、一般カードでも十分だ。ポイント還元率も通常は0.5%で、普通に利用する分には一般カードでも十分といえる。ただし、JCBトラベルを利用して国内海外旅行を申し込むとポイントが3~7倍(還元率は1.5~2.1%)となり、ディズニーホテル・ディズニーオフィシャルホテルに宿泊するパック旅行を申し込むとポイントが10倍(還元率は5%)となるため、これらを頻繁に利用するようならゴールドカードにする意味はある。

最後に追記しておくが、高知県への観光客数は2010年の大河ドラマ「龍馬伝」が放映された際がピークで、2011年は前年比で50万人減少と、無策なら確実に今後も観光客が減少していくことは間違いない。また、高知県の人口も微減傾向にあり、高齢化が進み社会福祉関連費が増加することが予想され、今後の県の財政状況にも不安がある。観光客の誘致が高知の経済情勢にプラスに働くため、観光客の誘致が地元貢献となる点に疑いはない。高知が地元の人、高知に転勤したことがある人など、高知に縁のある人で、高知市観光協会を通じて地元貢献したい人には、是非、このカードを保有することをオススメしたい。