沖縄美ら島JCBカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

- オススメ度:
- 名称:
- 沖縄美ら島JCBカード
- 年会費:
- 1,312円
- 寄付対象:
- 沖縄エコツーリズム推進協議会
- 寄付率:
- ?
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
沖縄美ら島JCBカードは沖縄を持続可能な観光地域にするためのカード!
沖縄美ら島JCBカードは、カード利用額の一部が沖縄エコツーリズム推進協議会に寄付され、沖縄の自然・文化の保全活動に役立てられることになる。もちろん、寄付には自己負担はなく、JCBのポイントも貯まるため損をするということはない。

まずカード券面だが、幾つかのデザインから選択が可能となっている。沖縄ならではのシンボルであるシーサー・ビーチ・三線・ハイビスカス・熱帯魚などから選択できる。どのデザインにも右上に美ら島のロゴが入っている。
寄付に関しては、比率こそ不明だがカード利用額に応じて沖縄エコツーリズムに寄付される。沖縄エコツーリズムは、沖縄県を持続可能な観光地域にすることを起点としている。こと観光地域においては、観光客の増大と共に自然が破壊されたり、ゴミが増えたりするケースが多い。それを自然と共生した観光地域を目指す考え方がエコツーリズムだ。その活動のみならず、同じ方針を持つ類似の活動、例えば歴史的な景観や動植物の保全を行っている団体への助成も行っている。
次に、下図で他の社会貢献型のクレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等で比較した。あらかじめ記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるなら、如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用で得るポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

上図で"沖縄美ら島JCBカード"を比較したが、まず年会費は無料ではないが概ね他社と同額だ。しかし、年間12万円(税込み12万6千円)を超えると無料になる。その点では他社より有利といえる。しかし、地域貢献型のカードは寄付率が明らかではないカードが多い中で、このカードも寄付率は不明になっている。
重ねてになるが、多くの観光客が訪れる沖縄だが、その自然を守り続けることには大きな意義がある。全ての観光客が善意のある客だとは限らないためだ。また、沖縄には台風などによる自然災害も多い。そういった意味でも、あの綺麗な海を守る一助として、このカードには大いに保有する意義があるといえよう。