JOCスポーツマンvisaゴールドカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

JOCスポーツマンvisaゴールドカード
オススメ度:
PriceLess
名称:
JOCスポーツマンvisaゴールドカード
年会費:
1,312円
寄付対象:
JOC加盟競技団体
寄付率:
入会寄付:
-
ポイント率:
0.5%(1,000円 → 5円)

JOCスポーツマンvisaゴールドカードは感動をくれた五輪選手に貢献できる!

JOCスポーツマンvisaゴールドカードは、数字は不明確だがカード利用額の一部が、公益財団法人 日本オリンピック委員会加盟各競技団体を通じて、JOC加盟競技団体に寄付され選手育成に役立てられる。このカードはゴールドカードのため、VISAのゴールドカードのサービスの海外国内旅行の障害保険、空港ラウンジの利用といったサービスが付帯されている。一般カードには、それらのサービスが付帯されておらず、その1点が差で寄付に差異はない。ゴールドカードのサービスが不要なら、一般カードでも十分だろう。

JOCスポーツマンvisaカードの概要とイメージ

さて、このカードで寄付するJOCだが、かなりの知名度を誇るため詳細な説明は不要だろうが、一応説明すると、日本のスポーツ選手の育成と共にオリンピック運動を推進することを目的としている。そういった大前提の目的はあるが、スポーツを通じた環境活動や被災地への来訪といった福祉に関連する事業も手がけている。

例えば、環境活動においては、古くは札幌五輪後に不要になった特設コースを元の状態に戻すべく植林活動を行ったり、長野五輪ではハブリッド車の導入や薬剤よりも環境負荷の少ない畳をコースに用いたりしてきた。近年では、特に各スポーツ協会との連携を図っており、各種環境系のポスターなどの提示は元より、サッカーでは試合時の清掃活動、テニスではボールのリユース、バスケではペットボトルシュートによる環境意識向上、卓球ではペットボトルを1人1本で水を補充するスタイルにするなど、実践的な取り組みが行われている。

次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

名称 古代
オリエント
OSAKA
メセナ
しあわせ
名フィル
カード
JOC
一般
JOC
ゴールド
龍馬の夢
一般
龍馬の夢
ゴールド
はこだて
カード
JACCS
link
デザイン 古代オリエント博物館カード OSAKAメセナカード しあわせの輪カード 名フィルカード JOCスポーツマンvisaカード JOCスポーツマンvisaゴールドカード 龍馬の夢一般カード 龍馬の夢ゴールドカード はこだてカード JACCS CARD link
年会費 1,312円 1,050円 0円 1,812円 1,312円 10,500円 1,312円 10,500円 0円 1,312円
寄付率 0.5% 0.3% 0.3% 0.5% 0.1% 0.3%
入会寄付 - - - - - - - - - -
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
電子
マネー
- - - - - - - - - -
1年50万
寄付額
\2,500 \1,500 \1,500 \3,000 \500 \1,500
1年50万
ポイント
\1,188 \1,700 \2,750 \1,438 \1,188 -\8,000 \1,188 -\8,000 \3,250 \1,938
社会貢献・寄付できるカードの比較表(古代オリエント博物館カード・Osakaメセナカード・しあわせの輪・名フィルカード・JOC一般・JOCゴールドカード・龍馬の夢一般・龍馬の夢ゴールド・はこだてカード・JACCS link)

上図で"JOCスポーツマンvisaゴールドカード"を比較したが、ゴールドカードであるため年会費は10,000円を超えて高額だ。前述した通り寄付率は明らかではないが、一般カードと寄付に関しては差異は無いため、もしもゴールドカードのサービス(主に空港ラウンジと海外国内旅行保険)が不要であれば、わざわざゴールドカードを選ぶ必要はない。

最後に追記しておくが、スポーツ選手を目指す子供・若者は多いが、プロになれる競技は少なく、競技によっては経済状況は非常に厳しい。賞金だけでは生活が厳しい選手も多いのが実情で、JOCでも選手と企業のマッチングサービスである「アスナビ」というサービスを実施しているほどだ。それは企業側が選手を雇用するための目的は、企業の知名度の向上のための広報宣伝活動、各種CSR活動への従事がメインである点が大きい。

そのため当然ながら企業の業績が悪化すれば、まず削減対象になるのが、この分野である事は歴史が証明している。名だたる企業でも過去を振り返れば、NECのバレー部の廃部、エスビー食品の陸上部廃部から、ヨネックスの男子バドミントン部撤退といったスポーツメーカーでさえ厳しい状況にある。2012年にはパナソニックの石川遼選手のスポンサー撤退も決まった。日常の練習・試合ができる環境が年々厳しくなる中で、オリンピックは企業への注目を集められる最大のチャンスだ。このカードで選手育成に貢献することは、選手の将来を支える行為に繋がると言っても過言ではあるまい。五輪で感動した人には、是非、このカードを保有することをオススメしたい。