住友生命 ドクターGO(女性特約付加)/ 女性保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー
- オススメ度:
- 保険会社:
- 住友生命
- 名称:
- ドクターGO(女性特約付加)
- 保障内容:
- 入院(日帰りから)・手術
- 先進医療:
- 2,000万円
- オリコン:
- -位
- 特徴:
- 身近なケガや病気を一生涯保障する医療保険です!
住友生命 ドクターGO(女性特約付加)は他社と比較して保険料が!?
ドクターGO(ジーオー)は住友生命が募集・販売する医療保険だが、女性疾病特約を付加することで女性保険に近い役割を担える。以下、ドクターGO(女性特約付加)の概要を記載し他社の女性保険と保障・保険料等で比較する。
この保険の保障内容は入院・手術給付金(外来手術も保障)が含まれる他に、健康祝い金も主契約に入っているが、祝い金は付加しないことも可能だ。その他、障害状態保障・骨折と顔のケガ保障・放射線治療も一時金が基本保障に含まれてているが、抗がん剤治療は「がん薬物治療特約」を付加しなければカバーできない。この特約を付加すれば月額10万円の給付金が120ヶ月(10年間)受け取れる。この保険に通院給付金は存在しないが、がんの手術後に長期化する可能性がある通院治療を特約でカバーできなくもない。
他にも先進医療・生活習慣病・がんの特約・成人病特約なども存在する。その中に女性疾病特約もあるわけだが、その中身は入院給付金が2倍になるに留まる。この保険の場合は給付日数が180日だが、女性疾病にも180日という縛りが存在する。他社では60日という点を鑑みれば悪くないともいえる。
次に、下図では女性保険を加入できる年齢、入院日額と給付日数、女性疾病時の入院日額と給付日数、通院日額と限度日数、入院と外来時の手術給付金、通算給付日数、先進医療給付金で比較した。顧客満足度ではオリコンの総合ランキングの順位で比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)
保険料は女性で入院日額5,000円(終身払い)を選択した場合の30歳・40歳・50歳の月額で比較した。その際には、女性疾病特約は元より先進医療給付金・通院特約を付加した。
名称 | メディケア 女性専用 |
メットライフ フレキシィ |
アフラック レディース |
オリックス レディ |
東京海上 女性 |
楽天生命 女性 |
朝日生命 スマイル |
アメホ 女性3000 |
住友 ドクター |
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年齢 | ~75歳 | ~75歳 | ~85歳 | ~75歳 | ~75歳 | ?歳 | ~80歳 | ~80歳 | ~80歳 |
入院日額 限度 |
\5,000~ 60日※ |
\5,000 60日 |
\5,000~ 60/120日 |
\5,000~ 60日 |
\5,000 60日 |
- | 9~15万 30回 |
- | \5,000 180日 |
入院日額 限度 (女性疾病) |
+\5,000 60日※ |
+\5,000 60日 |
+\5,000 60日 |
+\5,000 60日 |
+\5,000 60日 |
1回10万 50回 |
+\5,000 60日 |
\10,000 60日 |
+\5,000 180日 |
通院日額 限度 |
抗がん剤 のみ |
\3,000 30日 |
\3,000 30日 |
\5,000 30日 |
- | - | - | - | - |
手術給付 入院/外来 |
5~20万 (2.5万) |
10万 (2.5万) |
5~20万 (2.5万) |
10万 (5万) |
5万 (2.5万) |
50万 (女性疾病) |
2.5~5万 (特約) |
20万 | 2.5~20万 |
通算日数 | 1,000日 | 1,095日 | 1,095日 | 1,000日 | 730日 | 2年に1回 | 1,095日 | 1,000日 | 1,000日 |
先進医療 | 2,000万 | 2,000万 | 2,000万 | 2,000万 | 1,000万 | - | 2,200万※ | - | 2,000万 |
特約 | 女性疾病 7大疾病 ガン |
通院 7大疾病 祝い金 |
通院 祝い金 三大疾病 |
ガン | 乳がん再建 がん特約 五大疾病 |
乳房再建 死亡 |
入院継続 放射線 |
祝い金 | 女性疾病 成人病 がん |
オリコン | - | 6位 | 5位 | 1位 | 10位 | - | - | 8位 | -位 |
保険料 30歳 |
\2,532 (\2,992) |
\2,612 (\2,834) |
\1,934 (\2,240) |
\1,967 (\2,802) |
\2,368 (\3,240) |
\1,510 | \2,925 | \3,000~ | \6,085 |
保険料 40歳 |
\3,184 (\3,864) |
\2,882 (\3,176) |
\2,284 (\2,635) |
\2,177 (\3,317) |
\2,703 (\4,405) |
\1,710 | \3,490 | \3,000~ | \7,675 |
保険料 50歳 |
\4,357 (\5,232) |
\3,572 (\3,971) |
\3,074 (\3,593) |
\2,842 (\4,287) |
\3,423 (\5,875) |
\2,130 | \4,655 | \3,000~ | \9,980 |
上図で1番右の住友生命 ドクターGO(女性疾病付加)だが、入院給付金は3,000~15,000円まで自由に選択でき、給付日数も180日ではなく360日まで延長させられる。給付日数からすれば中長期入院を懸念するなら検討する余地が出てくる。前述したように女性疾病で入院すると給付金は上乗せされ、給付日数が180日と他社より長い。しかし、入院よりも長期化する懸念が強い通院給付金は存在しないため物足りない。
保険料は女性疾病特約を付加した額で他社と比較したが、他社よりも圧倒的に高額だ。最安値クラスの保険料とは2~3倍の差がある。これだけの差額があると、給付日数が3倍というだけでは埋めきれるものではないだろう。
結論としては、給付日数が長く女性疾病も同様の扱いのため評価できる面もあるが、いかんせん保険料が高過ぎる。他に目立って有用な保障・特約も無い以上は、他社の保険を押しのけてまで検討する保険ではないともいえる。大人しく他社のバランスのとれたものか、保障が厚い女性保険を選択した方が賢明だろう。