アメリカンホームダイレクト ナイスバーディー（ゴルファー保険）/ ゴルフ保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

アメリカンホームダイレクト ナイスバーディー（ゴルファー保険）
オススメ度：
1
保険会社：
アメリカンホームダイレクト
名称：
ナイスバーディー（ゴルファー保険）
保険期間：
１年間
ﾎｰﾙｲﾝﾜﾝ：
14万円～
個人賠償：
5,000万円～
特徴：
のびのびとプレーを楽しむには、もしもの備えが不可欠です。

アメホ ナイスバーディー（ゴルファー保険）は特にオススメする理由もなく？

※アメリカンホーム保険は新規の保険の募集を停止しています
アメリカンホームダイレクトは米国に本社を置くAIGグループの一員で、日本で各損害保険を主にネット経由で販売している。以下、同社のナイスバーディー（ゴルフ保険）の概要を記載し、他社のゴルフ保険と補償内容・保険料などで比較する。

アメリカンホームダイレクト ナイスバーディー（ゴルファー保険）の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず保険期間だが、他社のゴルフ保険と同様に１年契約となり、数日・数週間単位での契約は不可となっている。

補償内容は他社と変わらず、第三者へケガ等を負わせた場合の賠償責任の補償、ホールインワン・アルバトロスを達成した際の諸費用の補償、ゴルフ用品がプレー中に破損した場合の補償などが付帯している。自分自身については死亡/後遺障害保険金に加え、入院日額・通院日額が付帯している。項目としては特に他社を上回るでも下回るでもない。保険料は保険金の上限が異なる３つのプランで分かれる。個人賠償の額からすれば、3,890円のプランが妥当だが他の保険金額が明らかに低く、5,390円も検討する必要が出てきそうだ。

下図では各社のゴルフ保険を保険期間を始め、死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償補償の上限額で比較し、さらにホールインワン・アルバトロス達成時とゴルフ用品の損害補償の保険金、個人賠償・死亡保険金・入院日額・通院日額の上限額を比較した。さらに個人賠償発生時に示談交渉を保険会社が代行してくれる示談サービスが付帯しているかも併せて記述した。

保険料面では、各社のプランで最もスタンダードなものを採用し、個人賠償責任補償は5,000万円とした。また、保険会社によって保険期間が異なるため、１日・１週間・１年で期間別に保険料を記載して比較した。

名称 あいおい
ニッセイ		 損保
ジャパン		 東京海上 日本興亜 au損保 三井住友 セゾン ドコモ アメホ
バーディー
保険期間 １年 １～３年 １年 １年 日帰り
1～3泊		 1週間
1年		 1ヶ月 1泊 １年間
死亡保険 260万 855万 500万 455万 100万 280万 200万 600万 90万～
入院日額 3,900円 12,825円 3,000円 6,825円 5,000円 4,200円 3,000円 9,000円 1,350円
通院日額 2,600円 8,550円 1,000円 4,550円 1,500円 2,800円 2,000円 6,000円 900円
ﾎｰﾙｲﾝﾜﾝ 20万 21万 20万 10万 30万 10万 10万 30万 14万
ｺﾞﾙﾌ用品 20万 30万 10万 20万 20万 10万 15万 15万 10万
個人賠償 5000万～ 3000万～ １億 １or２億 3000万～ 5000万～ 5000万～ 3000万～ 5000万～
示談 - - ○ - - - - - -
保険料
（１日）		 - - - - 302円～ - - 300円～ -
保険料
（１週）		 - - - - 750円～ 1,000円 300円※ - -
保険料
（１年）		 5,000円 7,000円 5,000円 4,000円 - 3,000円 3,600円 - 3,890円
ゴルフ保険の比較表（あいおいニッセイ同和・損保ジャパン・東京海上・日本興亜・au損保・三井住友海上・au損保・セゾン・ドコモ・アメリカンホーム ナイスバーディー）

上図で１番右のアメホだが、前述した3,890円プランの補償内容で他社と比較している。死亡保険金は他社の半額の90万円、入院日額・通院日額に至っては半額以下の額になっている。かろうじてホールインワン補償・ゴルフ用品損害補償は他社と同等で、個人賠償は5,000万円からで悪くないが、保険金額では特にケガに関する補償が物足りない感が否めない。

保険料は１年で3,890円で、他の１年契約のゴルフ保険と比較すれば額自体は低めではある。ただし、それでも三井住友海上やセゾンには及ばない額だ。さらに前述したように、受け取れる保険金の限度額を考えれば、保険料は割安ではなく割高ともとれる水準といえよう。

結論としては、特にオススメしないゴルフ保険といえる。補償内容で特に他社より秀でたものはなく、各保険金の上限でも他社に劣る。それを考慮して保険料を見ても、決して割安な保険料でもない。数日単位での契約ができるわけでもないため、他社を上回る内容を探す方が難しいぐらいだ。大人しく他社のゴルフ保険を検討した方が賢明だろう。