P-one Wiz/ 公共料金・通信費の節約・ポイント獲得での割引の比較
- オススメ度:
- 名称:
- P-one Wiz
- 年会費:
- 無料
- 別途年会費:
- なし
- ポイント:
- 1,000円→1ポイント
- キャッシュバック:
- 1%キャッシュバック&1ポイントで5円
- ボーナス:
- 入会後6ヶ月間はポイント3倍
P-one WizはTポイントではなくキャッシュバックに充てても優秀!?
P-one Wizはポケットカードが発行するカードで、キャッシュバックはカード利用額の1%だが、キャッシュバックとは別にポイント獲得があるためトータルの還元率は1.5%となる。以下、携帯・公共料金を削減 or キャッシュバックできるカードで数字・サービスで比較した。
さて、このカードで注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・1%分のキャッシュバックと0.5%分のポケットポイント
- ・入会後6ヶ月間はポイントが3倍
- ・このカードに限りポケットポイントからTポイントへの移行は1P→5Pとなる
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・ポケットポイントから他ポイントへの移行は交換レートが悪いものがある
- ・ポイントは年度で区切られての有効期限が1年と非常に短い
- ・他社比較シミュレーションでは、キャッシュバック額は最高クラスの数字(後述)
まずキャッシュバックについてだが、他のP-oneカードと同じく電子マネーのチャージ・金券・生損保の保険料を除いてカード利用額から1%がキャッシュバックされる。正確にはカード利用明細から1%が差し引かれる仕組みで、カード引き落とし口座にカード利用額の1%分が振り込まれるということはない。
次にポイントについてだが、キャッシュバックとは別に1000円ごとにポケットポイントが1ポイント付与される。ポケットポイントは、Tポイントに限っては1P=5円で交換でき、他のポイントだと3円になるためTポイントがオススメだ。ちなみにTポイントが不要なら、1P=3円になるが、ポイント分をカードの引き落とし口座にキャッシュバックするという手もある。
注意点としてはポイントの交換レート以外に、ポイントの有効期限は1年と短い点がある。ポイントは年度ごと(毎年5月1日~翌年4月1日)に区切られるため、2020年度に獲得したポイントは2021年度に有効期限が切れる。そうなるとカードの還元率は一気に落ちるため忘れないようにしたい。
次に、他社カードと年会費・キャッシュバック率・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。計算にあたっては、各カードで携帯料金支払いでポイント2倍や、電気ガス代支払いのキャッシュバック率が上昇といったサービスがある。そのため一般的な平均値を採用し、下記の計算式で計算した。
1ヶ月の携帯料金=8,000円, 電気代=8,000円, ガス代=4,000円
キャッシュバック額=(携帯\8,000 × 50万時のキャッシュバック率)
上記に年会費を加味=(携帯\8,000 × 50万時のキャッシュバック率) - 年会費
上図の通り「P-one wizカード」を他社カードと比較すると、ポイントをカード引き落とし口座へのキャッシュバックだとしてもトップクラスの還元率だと分かる。ただ、ポイントなら他社との差が広がるということはなく、エクストリームカードもポイントなら還元率が1.5%まで上昇するため、ポイントなら状況は五分となる。とはいえ、エクストリームカードとの比較でいえば、そもそもキャッシュバックでP-one wizの方が還元率が高く、年会費もエクストリームカードは年間30万円以上のカード利用が必要と考えれば、P-one wizの方が優秀といえる。
結論としては、キャッシュバック狙いなら随一のカードといえそうだ。直接的なキャッシュバックではなく、ポケットポイントをTポイントへの交換でもいいなら、さらに得になるため検討してもいいだろう。ただ、キャッシュバックではなくポイントであれば「JACCSリーダーズカード」「Rexカード」「漢方スタイルカード」もあるため、それらと比較して使い勝手が良いかは改めて考える必要がある。