ツルハドラッグカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

ツルハドラッグカード
オススメ度:
2
名称:
ツルハドラッグカード
年会費:
無料
優待店:
ツルハドラッグ各店
ポイント付与:
100円 → 1ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

ツルハドラッグカードでなく通常のポイントカードで十分!

ツルハドラッグカードはイオンが発行しており、イオンカードにツルハドラッグ関連の特典を付加したカードだ。ブランドはVISA/JCB/マスターカードから選択ができる。月1回のWポイントデーにイオン等で買い物すれば100円で1ポイント、それ以外は100円で0.5ポイントとなる。ツルハドラッグで毎月1日・20日は買い物額が5%オフになる。残念ながらイオンでの買い物は5%割引きにならない。以下、スーパーとコンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記2点がある。
・ツルハドラッグの買い物が毎月20日は3%割引き
・イオンで毎月10日は2倍のポイントが貯まる

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
・イオンでの買い物は5%割引きがなく、ポイント倍増する日が他のイオンカードより少ない
・ポイントの有効期限は1年(ポイント加算期間除く)
・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は下の上(後述)

まず、他社と異なり入会特典は無く、ポイントは100円で1ポイントだが、イオンのWポイントデーであれば2ポイントになる。他のイオンカードであれば、毎月5日の付く日はポイント2倍、さらに毎月20日30日は5%割引きになるが、このカードには存在しないサービスだ。さらに、ツルハドラッグでの割引は毎月1日と20日となっている。ツルハドラッグでの買い物で、ポイント倍増になることもない。普通のツルハドラッグのポイントカードであれば、割引は据え置きで、100円で1ポイント(1円)が獲得でき、さらに年間10万円以上の買い物をすれば2ポイント、20万円以上なら3ポイントになる。通常のポイントカードの方がお得だ。。。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
イオン
カード
イオン
カード
Suica
benesse
イオン
カード
ファミマ
Tカード
ローソン
ポンタ
VISA
Walmart
カード
セゾン
ミレニアム
オンカード
ホーマック
カード
ツルハ
ドラッグ
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) イオンカード イオンカード suica ベネッセイオンカード ファミマTカード ローソンPonta visaカード ウォルマートカードセゾン ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン ホーマックカード ツルハドラッグカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 1,500P 1,500P 1,500P - - - - - -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 2.0% 0.5% 2.0% 1.0% 1.0%
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5-10% - 5% 5% - 5%
電子マネー nanaco - Suica - - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \4,500 \8,000 \6,000 \3,500 \7,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \6,500 \13,500 \9,500 \4,500 \12,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ホーマックカード・ツルハドラッグカード)

上図の通り「ツルハドラッグカード」は、ポイント・割引額を他社カードと比較すると、この中では下の上といった程度の数字だ。これは、ツルハドラッグで割引を受けても、イオンポイントが倍増はせず、100円で0.5円分しか貯まらないのが原因だ。イオンで買い物をしても割引があるわけではなく、割引とポイントを同時にお得に貯めるのが不可能。結果的に中途半端な数字になってしまう。

結論としては、ツルハドラッグ専用カードにするにしても、大きなメリットが存在しておらず、通常のポイントカードで十分と考えられる。イオンとツルハドラッグを頻繁に利用している人でも、ツルハは通常のポイントカードにしておいて、イオンはイオンカードやイオンSuicaなどにした方が、イオンの割引プラスαの特典が得られるため、結果的にはお得になるはずだ。

また、どのスーパー・コンビニ系カードも、基本的には年会費が無料のため、カードの枚数が増えても良いならば、割引き目当てで各ショッピングセンターのカードを持つのがベストではある。しかし、このカードを選ぶにはメリットが少なすぎる。。。仮にカードの枚数を減らしたい場合は、買い物額が大きい店を優先するのが妥当だが、ポイントが2倍になる提携店が圧倒的に多く割引でもお得なファミマTカード、次に商品を限定せずに割引を受けられポイントアップもあるセブンカード、次にSuicaの利用額次第で爆発力のあるイオンカードSuicaの順に、使い勝手とお得度でオススメする。