イオンゴールドカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

イオンゴールドカード
オススメ度:
3
名称:
イオンゴールドカード
年会費:
無料
優待店:
イオン・マックスバリュー・メガマート各店
ポイント付与:
100円 → 0.5ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

イオンゴールドカードは保有するには条件があるがサービスは良い!

イオンゴールドカードは一般募集はされておらず、一定額を超える利用があれば招待or申し込める形式をとっている。ポイントや割引などはノーマルのイオンカードと変わらないが、各種保険が充実している。海外旅行傷害保険がカード決済の有無に関わらず付帯し、国内旅行は航空券などの決済があれば付帯される。

さらに、他社ゴールドカードと同様に羽田空港のラウンジサービスがある他、イオンの中に設置されているラウンジで、ドリンクや菓子が無料で楽しめる。以下、スーパーとコンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・イオンではWポイントデーなら通常の2倍のポイント獲得
  • ・イオン・マックスバリュー・メガマートで5%割引/65歳以上なら毎月15日も割引
  • ・各種旅行保険の付帯 /空港とイオンのラウンジ利用

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・5%割引は毎月20日・30日に限定
  • ・ポイントの有効期限は1年(ポイント加算期間除く)
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は優秀な部類に入る(後述)
イオンゴールドカードの各種ポイントサービス

まず、このカードはノーマルのイオンカードと異なり入会特典は存在していない。ただ、ノーマル同様にイオンでは毎月5日/15日/25日、毎月10日でポイント2倍になる。月4回は他社よりも機会が多く有利だ。毎月20日30日は「お客様感謝デー」で5%割引になるが、常に一律割引になるカードもあり、月2回という回数は他社より若干少ない印象だ。

さらに、ゴールドということで各種保険が付帯されている。海外旅行は自動付帯で国内旅行は利用付帯で、イオンで買った物が偶然の事故で損なった場合は、180日以内は年間300万まで補償するショッピングセーフティ保険もある。また、羽田空港のラウンジの他、イオンのラウンジも利用できる。イオンのラウンジでは無料のドリンク・菓子、新聞・雑誌の無料講読、HP閲覧が可能だ。

また、ポイントの有効期限が積み立て期間を除けば1年間という点に注意したい。他社のスーパー・コンビニ系と有効期限は同程度だが、マイルや永久不滅ポイントなどよりは短い。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
イオン
カード
イオン
カード
Suica
イオン
ゴールド
カード
ファミマ
Tカード
ローソン
ポンタ
VISA
Walmart
カード
セゾン
ミレニアム
オンカード
やまや
カード
ツルハ
ドラッグ
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) イオンカード イオンカード suica イオンゴールドカード ファミマTカード ローソンPonta visaカード ウォルマートカードセゾン ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン やまやカード ツルハドラッグカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 1,500P 1,500P - - - - \1,000 - -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 2.0% 0.5% 2.0% 1.0% 1.0%
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5-10% - 5% 5% 3% 5%
電子マネー nanaco - Suica - - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \4,500 \8,000 \6,000 \6,500 \7,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \6,500 \13,500 \9,500 \10,500 \12,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・イオンゴールドカード・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・ツルハドラッグカード)

上図の通り「イオンゴールドカード」は他社カードと比較すると、セブンカード・ファミマTカードには劣るが、なかなか優秀で実質はナンバー2といってもいいレベルだ。付帯されている保険やラウンジ利用を考慮すれば、付帯されているサービス面では2カードは上回っている。ただし、このカードでセブンカードやファミマTカードを超えるのが難しい。2カードにも5%割引やポイント倍増の特典があり、普通に使えば逆転はほぼ不可能だ。強いていえば、ワーナーマイカルシネマズで映画の料金が300円割引(同伴者1名まで可)になる点を活かして、年に数回でも同映画館で映画を視聴すれば、1,000円程度の差は詰められる。また、同型のイオンカードでSuicaが利用可能なカードであればSuicaを利用すれば逆転は可能だ。

結論としては、イオンで買い物をするならオススメする1枚だ。Suicaなどが付いたイオンカードの方が、イオン割引にプラスαされる割引でお得ではあるが、このゴールドカードには、各種保険やイオンラウンジなどがある。イオンラウンジは、イオンを頻繁に利用する人には買い物を待つ、買い物の休憩に利用できることを考えれば、単純な割引き以上の価値があるともいえる。

また、カードの枚数が増えても良いなら、割引き目当てで各スーパーのカードを持つのがベストだ。しかし、他社カードと迷っている、ないしはカードを減らしたい場合には、まずは買い物額が大きい店順に優先するのが妥当だ。イオンとセブン・ファミマでの買い物が同額程度でカード枚数を減らしたい場合は、ポイントが2倍になる提携店が圧倒的に多く割引でもお得なファミマTカード、次に商品を限定せずに割引を受けられポイントアップもあるセブンカード、次にSuicaの利用額次第で爆発力のあるイオンカードSuicaの順に、使い勝手とお得度でオススメする