S・Cカードインターナショナル(盲導犬育成サポートカード)/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

- オススメ度:
- 名称:
- S・Cカードインターナショナル(盲導犬育成サポートカード)
- 年会費:
- 1,050円 ※年間12万円利用で無料
- 寄付対象:
- 日本盲導犬協会
- 寄付率:
- ?
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 2.5%(1,000円 → 25円)
S・Cカードインターナショナルは寄付もさることながら経済メリットも大!
S・Cカードインターナショナル(盲導犬育成サポートカード)は、三菱UFJニコスと玉川高島屋S・Cが発行しているカードだ。パーセンテージは不明だが、カード利用額に応じて「日本盲導犬協会」に寄付される。玉川高島S・Cでの特典の他、ポイントは玉川高島屋とニコスのポイントが2重で獲得できる。カード券面には盲導犬がデザインされたタイプと、ピンクのジャングルがデザインされたタイプがある。

さて、このカードには東京都世田谷区玉川にある百貨店の玉川高島屋の特典が数多く付帯している。その1つがバーゲン期間と年末年始は対象外だが、平日の駐車場が2時間まで無料という点だ。通常は2時間で1,200円を支払うか、5,000円以上の買い物をする必要があり、万が一にも買い物せずに帰ることになっても安心だ。
それ以外にも、高島屋内にあるインフォローズで車を預けておけば買い物をしている間に洗車してくれるサービスの割引、世田谷美術館・五島美術館等の入場割引、フラワーデリバリーサービスと豊富だ。極め付きは掛け軸・屏風・楽器といった温度・湿度管理が困難な物の管理をしてくれるトランクルームサービスの割引サービスがある。また、ポイントでも前述したように玉川高島屋とニコスのポイントが2重に貯まり、2,000ポイントを獲得すれば玉川高島屋で使える2,000円分の商品券に交換可能だ。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

上図の通りS・Cカードインターナショナルは、年会費は年間12万円を利用すれば無料、さらにポイント還元率は他社の最大5倍と経済メリットで比較すると抜きん出た存在だ。ただし、寄付率は公開されておらず(おそらく0.3-0.5%程度だろうが)、その点では他社カードとの比較はできない。経済面と寄付を両立させたいという人には、是非にオススメできるカードだ。
ただし、貯めたポイントは玉川高島屋でしか利用できない点(ニコスカードは一般的な商品券にも交換できるが)で、玉川高島屋を利用している人でなければ、明確にメリットを得られない点に注意したい。また、全国の高島屋全店でも利用できるわけではない点にも注意しておきたい。